白髪が目立たない!大人の魅力を引き出すおすすめヘアカラー5選

こんにちは。美容室 ONE hair 代表の舩澤陽介です。
20年以上の美容師経験をもとに、「美しい髪を取り戻し、若々しく健康な印象を叶える」そんな美容室を青森で運営しています。
このコラムでは、日々お客様から寄せられる髪の悩みに対し、専門的な知識と経験をもとに、分かりやすく・実践的にお応えしていきます。
はじめに|手軽な泡カラー、気になる「本当のところ」
「家でサッと白髪を染められたら楽なのに」
そんな思いで泡カラーを選ばれた方、少なくないのではないでしょうか?
でも同時に、
「本当にちゃんと染まるの?」「髪が傷むって聞いたけど…」
そんな声も多く聞かれます。
今回は、美容師の視点から、泡カラーの“良いところ”と“気をつけたい点”を、わかりやすくお伝えします。
泡カラーは本当に染まるの?|仕組みと実力をチェックします。
泡カラーは、界面活性剤の力で泡が髪全体に広がりやすく、セルフでもムラになりにくいのが特徴です。
薬剤も強めに設計されており、白髪を含めしっかり染まる力はあります。
ただし現場では、次のような声もあります。
根元や見えにくい場所がうまく染まらない
髪質やダメージ状態によって、発色が弱かったり濃くなりすぎることも
つまり、「誰でも必ずきれいに染まる」わけではないということです。
髪が傷むって本当?|見落としがちな泡カラーのリスク
泡カラーには「ダメージにつながりやすい要素」がいくつかあります。
薬剤が強い
誰でも染まるように設計されているため、毛先や細い髪には負担が大きくなりがち。
塗り分けができない
サロンでは根元と毛先で薬剤を調整しますが、泡カラーは一気に全体へ。
ダメージのある部分にさらに負担が重なります。
界面活性剤の影響
界面活性剤の影響薬剤が髪や頭皮に深く浸透しやすく、パサつきやすくなる傾向があります。
アレルギーリスク
ジアミンなどの成分が頭皮に付きやすく、アレルギーやかぶれの原因になることも。
実はコスパ重視でも注意が必要|長期的な“髪のコスト”を考える
泡カラーは1箱700〜900円程度で購入でき、サロンに比べて大幅に安く見えます。
でも継続使用により、次のような“見えないコスト”が増えることも。
髪が傷むことで、補修ケアやトリートメント費用が増える
ダメージにより、色落ちやパサつきが進行しやすくなる
若々しさを保ちたいのに、髪がチリついて逆に老けて見える
つまり、「最初は安くても、長い目で見ると高くつくこともある」というわけです。
解決策|“便利さ”と“美しさ”を両立するために
泡カラーと上手に付き合うには、以下のような工夫が大切です。
・“いざという時の選択肢“として使用する(急ぎや時間がないときに)
・2〜3か月に1度以上染める場合は、サロン技術との併用で髪の健康を守る
・セルフで染めるときは、根元中心に塗り、毛先はトリートメントで保護
・アフターケア(残留薬剤の除去・保湿)を徹底する
・放置時間は必ず厳守長く置いても色は濃くならず、逆にダメージが進むため説明書の時間を守り ましょう。
おわりに|“染まればOK”から“もっとキレイに”へ
白髪を隠すだけでなく、髪にツヤが戻ると気分まで明るくなります。
泡カラーは便利な選択肢ですが、「髪をきれいに保ちたい」「若々しく見せたい」なら、サロンでのケアや染め方の工夫が未来の髪に差をつけます。
「染まればいい」から「もっとキレイに」へ。
あなたらしい美しさを応援するために、ONE hairでは髪の状態に合わせたアドバイスもしています。
お気軽にご相談くださいね。



