加齢毛の真実
美容室 ONE hair代表の舩澤です。
20年以上の美容師経験をもとに、「美しい髪を取り戻し、若々しく健康な印象を叶える」そんな美容室を運営しています。
美髪や髪質改善に関する専門的な知識を活かし、お一人おひとりの髪の悩みを解決に導くコラムを連載しています。
今回は、忙しい朝を快適に迎えるための「夜のヘアケア」についてご紹介します。朝のスタイリングを楽にする鍵は、実は夜にありました！
夜のヘアケアの正しい順番
夜のヘアケアを少し工夫するだけで、朝の髪がぐっと扱いやすくなります。以下のステップを参考に、正しいケアを始めてみましょう。
1. シャンプーで頭皮ケアから始める
予洗いを徹底
ぬるま湯でしっかり予洗いすることで、髪の汚れの約70％を落とすことができます。
指の腹でマッサージ
頭皮を洗うイメージで、優しく血行を促しましょう。
泡立てて使う
シャンプーは手のひらで泡立ててから髪につけ、摩擦を軽減してダメージを防ぎます。
2. トリートメントで髪を守る
髪の悩みに合わせた選択
乾燥が気になる方には保湿タイプ、ダメージ補修を目指すなら補修タイプが最適です。
毛先に重点的に塗布
毛先を中心に塗り、根元を避けることでベタつきを防ぎます。
乳化でなじませる
少量の水を加えて揉み込むと、髪全体にムラなく行き渡ります。
3. アウトバストリートメントで仕上げる
ドライヤーの熱や摩擦から髪を守るため、ヘアオイルやミルクタイプのアウトバストリートメントを使いましょう。特に毛先を中心に適量を塗布することがポイントです。
4. ドライヤーで寝癖を防ぐ
タオルドライで余分な水分を取る
髪をこすらず、押さえるように水分を取りましょう。
根元からしっかり乾かす
根元を立ち上げるように乾かし、毛先まで完全に乾かします。
冷風で仕上げ
冷風で髪を冷ますと形が安定し、翌朝の寝癖を防ぐことができます。
朝のスタイリングを楽にするコツ
夜のケアをきちんと行えば、朝のスタイリングも楽になります。さらに、アイテムを活用すれば仕上がりが格段に良くなります。
広がりが気になるとき
バームやスタイリングオイルで自然なツヤをプラス。
ミルクタイプでしっとりした仕上がりに。
ボリュームを出したいとき
根元を軽く立ち上げ、軽めのスプレーで立体感をキープ。
朝のスタイリングも、夜の準備が整っていれば短時間で理想の仕上がりが実現します。
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