青森という地域に密着し一緒に歩む、法律のプロ
葛西洋輔
Mybestpro Interview
青森という地域に密着し一緒に歩む、法律のプロ
葛西洋輔
#chapter1
「弁護士になったきっかけは?」の問いに「キムタク(木村拓哉さん)が検事の役で出演していたドラマがありましたよね。中学生の時にあのドラマを観て、『弁護士や検事ってカッコいいな』と思って。実は、それがきっかけなんですよ」と笑う、青森パーク法律事務所の葛西洋輔さん。2014年に弁護士登録し八戸市内の法律事務所に勤務したのち、2017年に地元の青森市で「青森パーク法律事務所」を開設しました。若手弁護士として、個人の相続関係、借金・離婚問題、交通事故、刑事事件、そして企業からのさまざま相談を受けています。
「債務整理」「遺言書作成」「相続放棄」「成年後見人」など、最近、よく耳にする法律問題に関する言葉ですが、細かな内容まで理解できていない方も多いのではないでしょうか?インターネットを始め、さまざまな媒体からの情報であふれている今の社会ですが、正しい知識やノウハウのないままに悩み続け、やみくもに行動しても決してよい結果は生まれません。「だからこそ、自分一人で問題を抱え込まずに、早く相談して欲しい。一緒に問題を解決して、人生の新しいスタートにしてもらいたいんです」と、葛西さんは話します。弁護士という職業に持っていた硬いイメージとは違い、若々しく穏やかで話しやすい印象の葛西さんです。
#chapter2
地方の法律事務所には珍しく、青森パーク法律事務所にはシンボルマークとロゴマークがあります。「青森という地域に密着し、一緒に考え歩んでいく、地元出身の若い弁護士による、親しみやすい法律事務所」というコンセプトのもとに作成されました。30歳という若さで独立した葛西さんの思いが込められています。
「八戸市の法律事務所で勉強していたので、青森市で開業した時は一からのスタートでしたが、これからは経営も含めすべて自分自身でやる、地元で地盤を築いていく、という面白さを感じましたね」常に前向きな気持ちで行動してきたことがうかがえる言葉です。
「早く地元に帰って来て、地元に根付きたいという気持ちもありました」それがシンボルマークに込められた「お客さまや地域の方々に親しみを持ってもらい、二人三脚で一緒に考え、社会正義を実現していきたい」という願いです。
「法律相談というと固いイメージがあるかもしれませんが、悩みごとの背景には法律問題があることが多いんです。何らかの解決方法を見つけるための人生相談だと思って、気軽に来てもらえればと思います」
地域貢献の一環として、行政での法律相談会や相談事例の研修会の講師、小学校での職業講話や青年会議所での活動なども行っています。「それらを通してもっと法律や弁護士を身近に感じてもらえれば、とも考えています」と話します。
#chapter3
弁護士として、さまざまなジャンルの相談を幅広く受けている葛西さん。「当然のことですが、何かあってから相談に来る人がほとんどです。ただ、何かあってからでは手遅れのことが多くて。もっと早く来てくれたらいろいろな解決方法があったのに、ということが多々あるんです」例えば、相続問題の場合は亡くなってしまってから、離婚問題の場合は夫婦の関係性が完全に壊れてしまい修復困難な状態になってから、借金問題の場合は自転車操業を何年も続けて借金が雪だるま式に膨れ上がってからのご相談など。「もっと早い段階で、気軽に相談してもらえるような法律事務所を目指しています」と葛西さんは話します。
「現実はドラマのようにうまく解決できるケースばかりではありませんが、法律問題には選択肢がいろいろあります。その選択を相談者にゆだねるのではなく、一緒に選んでいく、探っていく、良い方向に導けるような弁護士でありたいと思っています」また「これからは、SNSがらみやサイバー犯罪関係の相談も増えてくると思うので、そこは若さを強みとして取り組んでいきたいと考えています」
何か具体的な困りごとに直面しないとなかなか頭に浮かばない、敷居が高いイメージの法律事務所でしたが、葛西さんの若さと穏やかな口調が「法律」を身近に感じさせてくれました。
(取材年月:2019年9月)
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