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風雪や紫外線にさらされる家屋。塗装により耐久性を高め、寿命を延ばすお手伝いを

外壁、屋根、カーポートなどを鮮やかによみがえらせる塗装のプロ

築舘太基

築舘太基 つきだてたいき
築舘太基 つきだてたいき

#chapter1

外壁・屋根を中心に、カーポートや物置、ウッドデッキなども塗装対応

 「住まいは、ご家族が暮らしを営むかけがえのない場所です。大切なお住まいのお手入れは、私たちにお任せください。青森県内であれば、どこへでも伺います」と語るのは、「築舘塗装」代表の築舘太基さん。外壁や屋根の塗装・改修工事をはじめ、住宅まわりの塗装全般を手がけています。

 「豪雪地帯である青森では、外装の劣化が他地域よりも早く進行します。建物の寿命を延ばすためにも、定期的なメンテナンスをおすすめしています」

 厳しい冬の風雪、夏の強い紫外線にさらされる家屋を守るため、築舘さんは現地調査を入念に実施。外壁の亀裂や汚れの状況を詳細に確認します。

 「外壁が雪に埋もれると、コーキングの割れや外壁のクラックから水分が侵入することがあります。侵入した水分が内部で凍結すると膨張し、内側から壁を破損させてしまう恐れもあります。さらに、雪解けの水分による湿気で塗膜が剥がれ、防水機能が低下すると構造材が腐食する危険もあります。そのため、下地調整と塗装によって防水性を高めることが重要です」

 屋根もまた、雪国特有の課題を抱えています。塗料の撥水性が落ちると雪が滑りにくくなり、屋根に留まった雪が氷になって拡張し、重みで軒折れが発生するリスクが増します。
 「塗り替えることで雪の滑りが良くなり、雪下ろしの手間も減ります。屋根が雪の重みで破損するのを防ぐことにもつながり、長期的に見れば建物全体へのダメージ軽減になります。私たちは、皆さまが安心して冬を越せるよう、全力でサポートしています」

 また、同社ではカーポートや物置、ウッドデッキ、ベランダ、ホームタンクなどの塗装にも対応。凍害や雪害から住宅周辺設備を守ります。

#chapter2

家が新築のように生まれ変わる──その職人技に憧れて、塗装の道へ

 10代の頃、さまざまな仕事に挑戦していた築舘さん。そんな中で現場作業に携わるうち、「塗装」という仕事に心を奪われたといいます。

 「色を塗るだけで、建物がまるで新築のように蘇る。その変化に驚き、『なんて楽しそうな仕事なんだろう』と魅力を感じて、18歳で塗装会社に転職しました。修行は厳しく、数年間は本当に必死でしたね」

 ハケの動かし方、ローラーの転がし方、塗料の含ませ方一つで仕上がりが大きく変わるこの仕事。見た目は均一に塗れているように見えても、光の当たり方や経年劣化で細かな凹凸が現れることもあります。

 「汚れを高圧洗浄で落とし、傷んだ箇所を補修し、下塗り・中塗り・上塗りと工程を丁寧に重ねる。こうして仕上げることで、見た目の美しさはもちろん、家を守る力にも大きな差が出るんです」

 当時は「職人技は見て学ぶ」が当たり前。ハケひとつ満足に使いこなせず、ペンキで作業着ばかりが汚れていく日々。しかし職人たちの手元を見つめ、動きを真似し続けるうちに、気づけば10年の月日が流れていたといいます。

 そして2011年、経験と技術を積んだ築舘さんは「築舘塗装」を設立。現在は、キャリア20年以上のベテランや女性職人を含む4名が在籍しています(2025年時点)。

 「冬は屋外作業ができない上、寒さで塗料が凍ってしまうこともあるため、塗装に適しているのは春から秋にかけての季節です。冬が来る前に、外壁に浮きやひび割れがないか、ぜひチェックしてみてください」

築舘太基 つきだてたいき

#chapter3

LINEでの進捗報告と品質保証で「見えない不安」を解消

 「特に屋根の塗装は、ご自身では確認しにくいため、『どんな作業が行われているのか分からない』と不安に感じる方が多いんです。そこで当社では、LINEで毎日の進捗状況をお知らせしています」

 築舘さんのもとでは、工事の様子や使用材料を毎日撮影し、LINEで共有。写真や動画を通して現場の様子を伝えることで、顧客からは「安心できる」「あとどのくらいで工事が終わるか分かりやすい」と好評です。

 また、塗料にはメーカーが定める耐用年数があります。その性能をきちんと発揮させるため、同社では希釈率や乾燥時間など仕様書を厳守し、独自の品質保証書も発行。保証期間内に施工不良による不具合が生じた場合は、無償で補修を行っています。

 「進捗報告や保証書の発行は、仕事に対する誇りがあってこそ。うちは職人直営の会社ですが、職人というと『堅い』『怖そう』という印象を持たれがち。でも、うちの職人たちは人懐っこくて明るく、工事前には必ずご近所への挨拶も行います。そのご縁から、新たなご依頼につながることもあるんです」

 こうした姿勢は社内にも浸透しており、築舘さんは「日々頑張ってくれている職人たちに、できるだけ利益を還元したい」と話します。作業効率の改善を図りつつ、冬場の新たな収益源として、積雪のない地域での事業展開も構想中だそうです。

 「人手不足のこの業界で、真面目に働いてくれる仲間には本当に感謝しています。職人が気持ちよく働ける環境を整えることが、お客さまの満足につながると信じています」

(取材年月:2025年8月)

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塗装工事業・建築工事業

築舘塗装 合同会社シェイド

青森県弘前市を拠点に県内全域をカバーする建築塗装会社。家屋の外壁や屋根、シャッター、カーポートなどの塗装や、公共工事やリフォーム、オフィスなどの大規模改修も手掛け、建物の美観を守ります。

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