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山下純司

ヨガやピラティスなどのプログラムを生かした健康運動実践指導のプロ

山下純司(やましたじゅんじ) / トレーナー

フクラメディカルフィットネス

コラム

血管の弾力性を保つには?

2024年5月10日 公開 / 2024年5月11日更新

テーマ:体の構造について

コラムカテゴリ:美容・健康

一酸化窒素をご存じでしょうか?
血液を運んでいる血管を柔軟性を持たせる
大切な役割をしています。
一酸化窒素は、元素記号でNOと表します。

この血管の構造は、
外膜、中幕、内膜の三層からなっていて、
中幕は平滑筋といって筋肉も含まれており、
血管が伸び縮みするのに重要な役割を果たしています。

内膜は、内皮下組織と内皮細胞から成り立っており、
内皮細胞が最も内側で、血流が早い時に、
内皮細胞かNOが産生されます。


この内皮細胞の働きが低下すると、
NOの生産量も減ってしまい、血管に柔軟性がなくなることで
血管に関する疾患に掛かる可能性がでてきます。

一酸化窒素の働き

・血圧の安定
・血管の修復
・動脈硬化の予防

一酸化窒素を増やすには?

・血流を増やす。
これは筋力トレーニングをすることで血流が増えます。
特に下半身には大きい筋肉が存在しますので、下半身の筋トレが有効です。



・たんぱく質や抗酸化物質を含む食材を摂取する。
NOを体内で作るには、「アルギニン」と「シトルリン」と呼ばれる
アミノ酸が必要とされています。アミノ酸はたんぱく質が分解されたできるもの
なので、たんぱく質を豊富に含む食材を摂取しましょう!



アルギニンを多く含む食材は、魚や赤身の肉、鶏肉、大豆、豆類やナッツ類です。
ただし肉の飽和脂肪酸は、血管内皮細胞を傷つけるので、摂り過ぎにはご注意を。

加えて作られたNOが酸化しないように、抗酸化物質が豊富に含まれている食材も
摂取するのをお勧めします。ビタミンA,C、Eやポリフェノールなどです。



日本人の死因の2位は心疾患、3位は脳血管疾患といわれています。
血管の弾力性を保ち、これらの病気の予防に努めましょう!

この記事を書いたプロ

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