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住関係の「困りごと」ならお任せください

「住」の困りごと解決とDIYアドバイスのプロ

尾形健司

ホームセンターヤマケン店長でDIYアドバイザーの尾形健司さん
「DIYの拠点」として親しまれるホームセンターヤマケン

#chapter1

快適生活とDIYの頼れるアドバイザー

 「網戸が破れて直したいけど、どこにお願いしたらいいかわからない」「ちょっとしたすき間を生かす棚を作りたいけど、ちょうどいい品物が見つからない」「自分の手で何か作ってみたい」…。暮らしている中で生まれてくる、このような「困りごと」や「やってみたいこと」をサポートしてくれる、頼れる味方が、山形市にある「ホームセンターヤマケン」です。

 「衣食住の『住』の分野でお困りのことや、やってみたいことがありましたら、どんな小さなことでも私たちにご相談ください。良い解決策を提案させていただきます」と力強く語るのは、店長を務める尾形健司さん。 ホームセンターに勤務して36年の間に直したり、作ったりしたものはこれまでに4000個を超えるということで、豊富な知識と経験を生かした的確なアドバイスは、プロのお客にも信頼されています。

 ホームセンターヤマケンは1976年にオープンした、山形県内における地元資本ホームセンターの草分け的存在。自分の力で小物や家具を作ったり、住まいの不具合を直したりする「DIY」の頼れる味方として親しまれています。さらに、建築やリフォームなど比較的大きな工事に対しても「ヤマケングループ」のグループ各社や取引先企業とのネットワークを生かして柔軟かつ的確な対応が可能です。

 「住まいでも職場でも、『住』のことなら幅広く対応が可能ですので、ぜひ一声お掛けください。私たちがきっとお役に立てるはずです」

#chapter2

初心者からプロまで満足、品ぞろえとアドバイス力

 「DIY」とは英語の「Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)」を略した言葉。家具や小屋などを手作りしたり、家の内外の不具合を自分で補修したり、床や壁紙の張り替えといった小規模なリフォームや、園芸なども含まれます。第2次世界大戦後、イギリスで戦災復興を「自分たちでやろう」という動きが起こり、それがヨーロッパ全域、そしてアメリカに拡大。日本では1970年代から盛んになりました。

 日本のDIY草創期にできたホームセンターヤマケンは、プロの要望にも応えられる豊富な品ぞろえと、一般の人が分からないことを気軽に尋ねることができる優しさが身上です。そんなお店でずっと働いてきた尾形さん。「知識も何もないところから始めましたが、自分が分からないことは先輩やお客さまに教えてもらったりしながら、一つ一つ覚えていきました。さらに自分でもさまざまなものを吸収し、DIYアドバイザーとして的確なアドバイスができるよう日々研さんを積んでいます」。店長として運営のかじ取りをする今も、店先で客と気さくに話すのが日課です。

 福祉施設の利用者と一緒に畑の看板を作ったり、使わなくなった座卓に脚を継ぎ足してテーブルに生まれ変わらせたり、ちょっとしたすき間を生かした棚を作ったり。時には「正月料理に使う硬い魚の干物を、電動のこぎりで切ってあげたこともあります」。さまざまなエピソードを語る姿はとても生き生きとしています。

 お店の一角には「工作室」があります。板を正確に切り出すことができる「パネルソー」など本格的な電動工具を備え、自由に使うことができます。ここを利用し、本格的な木工を行う常連客も。「先日は小さな子どもさんのいるお客さまが、室内で遊べる遊具を手作りしていきました」。DIYアドバイザーは尾形さんともう一人いて、「慣れていない方には、工具の使い方や作業の手順を教えたりしています」とのこと。初心者から経験豊富なベテラン、プロでも満足できる「DIYの拠点」といえそうです。

モザイクタイルの魅力を発信していきます

#chapter3

「強み」を生かし、さらなる魅力アップをめざす

 客の要望が多様化し、店舗間の競争が厳しくなる中、ホームセンターヤマケンはこれまで育んできた「強み」を生かした魅力アップに取り組んでいます。

 日用品やカー用品など、一部の商品の取り扱いを中止。その分、DIY用品や建築資材中心に、住宅や事務所、ビル、工場などのメンテナンス用品、プロ向け商品などの品ぞろえの充実を図っています。加えて新たに、家庭や職場の「壊れたものお直しサービス」を始めます。草刈り機や、雪国の生活に欠かせない除雪用品など、季節に合わせた商品を多数取りそろえたフェアを行うほか、もみ殻を原料に県内で生産された燃料など、優れた商品やサービスを積極的に扱って消費者に提案していきます。さらに、色とりどりの小さなタイルを並べてアート作品を作ることができる「モザイクタイル」の楽しさを発信していく予定です。

 目指す姿は「地域の皆様のお役立ちショップ」。

 身近で、何でも気軽に相談でき、質問には的確な答えが返ってくるような店づくりを通し、地域の中で存在感を高めようとしています。

 「商品知識とアドバイス力を生かして、皆さんの困りごとを一つ一つ解決していきながら、お役に立てる店をつくっていきたい」。店のスタッフ、そしてヤマケングループのバックアップを受けながら、尾形さんの挑戦は続きます。

(取材年月:2023年10月)

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尾形健司

「住」の困りごと解決とDIYアドバイスのプロ

尾形健司プロ

ホームセンターヤマケン

「住」に関する困りごとなら、小さなことから大きなことまで何でもお任せください。豊富な知識と品ぞろえ、ヤマケングループのネットワークを生かして、良い解決策を提示させていただきます。

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