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人生100年時代のパートナーとして、ライフプランに応じた資産形成を継続的にサポート

人生100年時代のパートナー、暮らしをデザインするFP

竹下佳孝

竹下佳孝 たけしたよしたか
竹下佳孝 たけしたよしたか

#chapter1

金融商品を販売しない独立系FPが、適切なライフプラン作成とその実現をお手伝い

 「金融機関や保険会社に所属しているファイナンシャル・プランナー(FP)の場合、自社の利益のための営業スタイルになりがちです。当社は金融商品を販売せず、お客さまのことを第一に考え、中立の立場で資産運用や保険についてアドバイスいたします」

 こう話すのは「イデココンサルティング」の代表、竹下佳孝さん。金融商品を販売しない独立系FPとして、資産運用・不動産活用・相続等に関するコンサルティングを行っています。

 「懇意にしている不動産業者が勧める物件を退職金で買って、賃貸経営を考えていた方がご相談にいらっしゃいました。調べてみると、建物の築年数が古く、約10年毎数百万円もの修繕費用が必要になることが判明しました。結局その方は購入をキャンセルし、当社の勧める資産運用に切り替えました」

 また身近な例では、自動車保険を見直し、ほぼ同じ補償内容を担保しながら年間保険料を半額程度に削減できた方は多いとか。
 「自動車保険などは長年にわたり支払いが続きますから、自動更新していると10年、20年では100万円以上の差になります」と竹下さん。
 継続的にフォローするため、年間サポートコースを基本としています。
 「お客さまの要望や悩みをお伺いしてライフプランを作成し、12カ月サイクルで計画を実行していただくお手伝いをしています。最初のプランを実行していく過程で、問題点などがあれば改善を加えていきます」

 竹下さんのビジネスモデルは、2022年2月に東京都が開催した「第2回東京シニアビジネスグランプリ」で、最終審査に残った10名による決勝プレゼンテーションで、オンライン視聴者から最高得票を獲得し、オーディエンス賞を受賞しました。金融機関の役員を務める審査員からも評価されたそうです。

#chapter2

自分の老後のために学ぶうち、ライフプランにもマーケティング手法が重要だと気が付き起業を決意

 慶應義塾大学経済学部を卒業し、スイスに本社を置く世界最大級のグローバル食品企業の「ネスレ」に入社した竹下さん。20年間所属したネスカフェゴールドブレンド等のマーケティング部門をはじめ、赤字事業の黒字化、新規事業の立ち上げなど、幅広い業務に携わりました。スイスやオーストラリアで勤務した経験もあり、国際的な舞台でキャリアを積んできました。
 定年を迎え、2020年に開業しましたが、50代になるまでセカンドライフについて全く考えていなかったとか。
 「先輩たちからは企業年金が充実していて、退職後は何の心配もないと聞いていたんです。しかし、定年間近になってきてから企業年金が改悪されていて、私たちの世代は安泰ではないと気づいたのです」

 危機感を抱いた竹下さんは、会社に勤めながら資産運用について勉強を始めます。
 「大学では金融経済学を専攻していましたが、マクロ経済が中心で。個人の家計や資産形成等を学ぶ機会は全くありませんでした」

 実家が賃貸経営をしていたことから不動産投資に興味を持ち、土地・建物の取引に関するプロである宅地建物取引士を取得します。さらにお金に関する専門性を養うためにファイナンシャル・プランナーの勉強も始め、国家資格であるFP1級に加えてFPの国際ライセンスであるCFP®も取得しました。

 「きっかけは自分のためでしたが、ライフプランニングにもマーケティング手法が必要だと気が付きました。つまり、より少ない費用で目標達成をする企画力が重要だということです。日本ではお金の勉強が義務付けられてこなかったために、営業の勧めるままに資産運用している人がほとんどです。こうした皆さんにより適切な商品選択をできるようにお手伝いするために起業しました」

竹下佳孝 たけしたよしたか

#chapter3

「2000万円持っていれば大丈夫」ではなく「いくらあれば生活できるか」

 竹下さんは「何が分からないのかも分からない」という人でも、理解できるように分かりやすく論理立てて説明をします。相手に適切に伝えるスキルは、長年マーケティングに携わり、文化背景の違う外国人と仕事をした経験が生きていると言います。

 「2019年に金融庁が出したレポートで、『老後資金2000万円』という数字が一人歩きしましたが、大事なのはご自分が生活していくのに必要な費用はどれくらいかをきちんと算出すること。『いくら持っていたら大丈夫』ではありません。資産を増やすことばかりにとらわれず、まずは支出の状況を把握してほしいのです」

 金融機関に勧められるままに手数料が高い金融商品を購入していたり、高額料率の保険に加入したりしているケースは驚くほど多いと指摘。顧客の現状を丁寧に分析し、最低でも85歳までの長期的なライフプランを提案することで資産づくりを後押しします。

 「お金の心配から解放されれば、精神的にもゆとりのある生活を送ることができます。私が目指すのは、『人生100年時代のパートナー』。まずは、初回無料カウンセリングで、気軽にご相談ください」と呼びかけます。

(取材年月:2022年11月)

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人生100年時代のパートナー、暮らしをデザインするFP

竹下佳孝プロ

ファイナンシャルプランナー

株式会社イデココンサルティング

マーケティングでライフプランニング。マーケティングとはより少ないコストで目標達成する企画力のことです。当社のマーケティング力でお客様の目指す目標達成のお手伝いを致します。

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