不動産を通じてお客様を幸せにする不動産コンサルタント後藤一仁

不動産を通じてお客様を幸せにする不動産コンサルタント

後藤一仁

お客様の視点でわかりやすい言葉で説明し、不動産への不安を解消

　不動産物件を探す場合はインターネットの検索サイトや情報誌などさまざまな手段がありますが、初めての不動産取引には不安がつきものです。そんな不安を解消してくれるのが、東京を中心に不動産の「買う・売る・借りる・貸す」を一般個人の方むけにわかりやすくサポートしているフェスタコーポレーション、後藤一仁社長です。

　「不動産業界にはいまだにお客様には不透明に移る取引慣行等があり、信用されにくいのではないかと思える部分があるのも事実です。関連法の改正も多く、知らないと損をしがちなこともあります。しかし、私は、お客様の視点で、難しい専門用語はなるべく使わず、公正・透明にわかりやすい言葉でご説明させていただいております」

　物件を探すお客様にとっては、不動産取引とは物件の売買や賃貸だけで完結するものではありません。例えば周辺の教育施設や商業施設、医療施設情報なども考えなければなりません。さらに地震・浸水危険度などの防災情報や、地形、犯罪発生率なども事前に分かれば安心。また、購入する際には、街の将来性や、購入しようとしている物件が将来貸せる物件か？貸す場合はいくらで貸せるのか？売る場合はいくらで売れるのか？などを事前に押さえておくことも大切。「物件選びでは、こうした街自体がもっている力、“街力”を知ってから購入することが重要。決して立地を軽視し、最新設備など建物的な豪華さのみで購入判断をしてはいけない」と後藤社長。

　不動産物件は唯一無二のもの。それだけに立地がとても重要。そのことを考えれば、雑誌などの記事でよく取り上げられる「購入と賃貸ではどちらが得か」といった切り口も、対象となる不動産が存在する立地を考慮せずに比較するのはある意味危険であると後藤社長は話します。　「不動産価格が高い街イコール賃料設定が高い街にならない為、住みたい場所によって購入が有利か、賃貸が得かは変わりますので、立地を考慮に入れず、ひとくちに「購入VS賃貸」のように比較するのはあまりおすすめできません」

周辺地域の“街力”を知りぬいた上でアドバイス

　後藤社長は「例えば、文京区内に物件を探すお客様は、比較的教育熱心な方が多いですから、地元での人気度や世帯平均年収が高い小学校の情報等の他に、周辺地域の犯罪発生率や事件の内容など治安情報もお伝えする場合もあります。お客様には『そこまで詳しく説明してもらうのは初めて』と驚いていただいています」と話します。

　後藤社長のモットーは「顧客満足より一歩進んだ顧客感動」です。「満足してもらうのは当たり前。感動してもらえるような接客を心掛けています。多くの人が数年に1回は、不動産業者を利用します。多くは、初めての一人暮らしのための部屋探しから始まり、結婚が決まって次の部屋を探し、子どもが生まれて、マイホームの購入、お子様の独立、投資用物件の購入、賃貸募集の依頼、などです。また、人生のプラス面だけではなくマイナス面でも不動産にかかわることは気兼ねなくご相談いただける存在でありたいと思っています。人生の途中で不動産に関する悩みが現れたら、その時点でいつでも気軽に聞ける『一生涯の不動産を通じてのパートナー』になれればと思っています」

　後藤社長が不動産業界に入って24年、既に親子3代に渡ってのお付き合いになるお客様もいるそうです。『顧客感動』そして『お客様を一生のお客様にする』という方針で業績も順調に伸び、2002年の開業以来、東日本大震災年を除き、9年連続純利益黒字を達成しています。

「不動産が大好き」という後藤社長の姿勢がお客様の感動を呼ぶ

　後藤社長は、1989年、宅地建物取引主任者試験に合格して不動産業界に入って以来、一般の個人エンドユーザーを軽視しがちな古い商慣習に不満を感じることはあっても、不動産に関わる仕事を辞めたいと考えたことは一度もないそうです。

　「例えば見慣れた東京の街でも、ふとした瞬間に富士山が見えたり、ビルの間からスカイツリーが見えたりすると新鮮な感動があります。そうした感動を生かした物件を企画して、お客様にも感動してもらいたい」

　不動産の仕事に惚れこんでいるのは「社会の仕組みが見える仕事だから」だといいます。「不動産の仕事を始めて、お客様の人生というドラマを一緒に演出することができる素晴らしさを感じることができました。不動産を通じてお客様を幸せにするお手伝いをしたいのです。不動産取引を成功することで一人一人のお客様が幸せになってもらえたら、社会全体の幸福につながるのではないかと思うのです」同社では、CSR（企業の社会的責任）活動にも力を入れ、財団法人日本ユニセフ協会のマンスリーサポートプログラムに参加、毎月売上金の一部を子どもたちの命と健康を守るための支援を行っています。
　
（取材年月：2013年3月）

「顧客満足」を超えた「顧客感動」でファンを増やす

お客様の視点でわかりやすい言葉で説明し、不動産への不安を解消

周辺地域の“街力”を知りぬいた上でアドバイス

「不動産が大好き」という後藤社長の姿勢がお客様の感動を呼ぶ

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