PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

大切な資産を守るコツを、にっこり笑顔で分かりやすく伝える人

不動産登記・会社登記のプロ

名波直紀

不動産登記・会社登記のプロ 浜松市の司法書士 名波直紀さん
研修講師や講演の経験も豊富で「分かりやすい」と評判

#chapter1

お持ちの土地や建物、どなたの名義か証明できますか?

司法書士の名波直紀さんは資産の保全に関するエキスパートとして、お悩みの解決やトラブル回避の方法を分かりやすく教えてくれる頼もしい存在。その人なつっこい笑顔には、何よりも安心と親しみを覚えます。
そんな名波さんが身近な資産の中から伝えたいことの1つが「不動産の名義」です。「土地や建物をお持ちの方でこんな方はいらっしゃいませんか?」と名波さん。それには、(1)権利証が無い方(2)親族から受け継いだけれど、名義変更をしていない方 (3)誰の名義か分からない方 (4)自分のものと思いこんでいる方…などが挙げられ、「該当する方は、登記簿を確認してみましょう」と呼びかけています。
その理由は「将来、不動産の売買や、不動産を担保に銀行からの借り入れを考えたとき、登記が自分名義でないとご希望の手続きができないことが考えられます。『相続した際、遺産分離協議書に実印を押してもらったから大丈夫』という方でも、その書類を紛失してしまったら、再度実印をもらうのに時間も手間も膨大にかかることがあります。最悪はそれをきっかけに再び話し合いのやり直しが起きることがあります。書類での保管も重要ですが、一番確実なのは登記をしておくことなんです」とのこと。
何代も直系のご親族で住まわれてきた家や土地の場合も、現在の名義は誰なのか、一度は登記簿を確かめたほうがよさそうです。

#chapter2

ご自分のため、ご家族のために、ぜひ「資産の見える化・データ化」を

また、ご自分の資産には何がどのくらいあるのか?を把握されていない方が意外と多いのも事実です。
そこで名波さんは「手始めに、資産を1枚の紙に書き出してみるのがいいでしょう」とアドバイス。不動産、預貯金や現金、株などの有価証券、生命保険なども資産です。反対にマイナスの資産として、借り入れやクレジット、保証人となっているものも書き出します。「ご自分が把握できる上、万一の際にご家族が困ることも防げます。マイナスの資産が大きい場合、相続か放棄かの判断もしやすくなります」。
そして次の段階では、確実な方法としてデータ化を薦めています。パソコンでデータにしたものをUSBなどに保管しておく。さらに、グーグル、エバーノートのようなネットワークサービス(クラウド)を利用する方法です。「ファイル自体にもパスワードをかけてアップロードするなど、リスク管理をすれば、もし紙状の資産一覧や権利証、通帳、証券などが紛失しても自分の資産が確認でき、免許証等で本人確認さえできれば速やかに手続きできるのです。そして、最近私が気づいたのは『不動産名義のデータ化=登記、現金のデータ化=銀行預金』というシンプルなことなのです」。
名波さんがデータ化やネットワークの利用を推奨されるのには訳があります。
東日本大震災で被災地となった場所に、名波さんは司法書士会の有志達と共にボランティアとして訪れました。その現地で権利証、通帳、証券が流されてお困りだった被災者の方やそのご家族の方から沢山のご相談を受け、名波さん自身も胸を痛めたからです。「少しでも手がかりとなるデータが残っていれば…という悔しい想いがありましたので『資産の見える化』『資産のデータ化』をすることにより、万一に備えることを多くの方にお伝えしていきたいのです」。

優しく穏やかな雰囲のため、何でも気軽に尋ねることができそう

#chapter3

笑顔の名波さんに、無料相談でなんでも聞いてみるのが解決の近道

ところで、司法書士と聞くだけで、敷居が高いと思う方は少なくないでしょう。それに法律のことって、どの資格の人に聞けばいいのかも分からない…税理士さんに?それとも弁護士さん?そう思いながらも、ちょっと相談してみたい方に名波さんはこうおっしゃいます「借金、相続、裁判など、お悩みやトラブルで心の中にもやもやした感じをお持ちでしたら、とりあえずそのままお話ししてくださっていいんですよ。お話ししながら私どもが整理をして、ある程度方向が見えたところでご一緒に対策を考えます。また、どんな専門家がいいのかもお教えしますし、信頼できる専門家のご紹介もしています。心の中に抱え込まないでいただきたいですね」。
気軽にご相談ができるようにと、無料相談にも対応。お電話ならフリーダイヤルで、メールならホームページに問い合わせフォームが設けられています。また同事務所での無料相談も電話予約にて受け付けています。もちろん秘密厳守ですので、その点も安心です。
講演の依頼も多く、信頼厚い法律家であると共に人間味あふれる温かな人柄で「先生なんて呼ばないでくださいね」と、にっこり。ご自身を、皆さんの人生のサポーターと言い切ります。「お悩みの方を本来の自分に戻して差し上げる。失ったものを取り戻して差し上げる。そして思いどおりの人生が送れるように、『人生の最適化』をして差し上げる。私もスタッフも全員が同じ気持ちで、いい人生のお役に立ちたいと思っています」。その言葉とまっすぐな眼差しにも、ご相談者の幸せを願う熱い想いが込められていました。
(取材:H23.7)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

名波直紀

不動産登記・会社登記のプロ

名波直紀プロ

司法書士

名波司法書士事務所

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ静岡に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または静岡新聞社が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO