お墓・樹木葬・永代供養・墓じまい・終活のプロ
本多修
Mybestpro Interview
お墓・樹木葬・永代供養・墓じまい・終活のプロ
本多修
#chapter1
「お客さまに満足し、感謝していただけるような仕事を心掛けています」。穏やかに語るのは島根県安来市伯太町、有限会社本多石材店代表取締役の本多修さん。お墓を建てるのは、多くの人にとって一生に一度あるかないかの大仕事。しかし、なじみの薄い分野だけに価格、石の材質などについての十分な知識や判断基準を持たない場合がほとんどです。業界側も積極的な情報発信をしない面があり、「お任せ」で事が運ぶ例が多いといいます。本多さんは、こうした実態に疑問を持ち、従来型の石材店の問題点を洗い出し改善することによって、未来型の石材店を目指しています。この業界では異例の価格を明示した新聞折り込み広告を配布し、イメージチェンジ作戦を開始。また、2011年からは墓石のインターネット販売を始め、地元山陰はもとより日本全国からの注文に対応しました。
本多石材店の展示場には基礎から完成まで工事の手順が展示してあるので安心できます。地震発生装置も設置し地震に強い墓石を造り、懇切丁寧な説明にも努めるのは、すべて顧客の不安を取り除き、安心感を持ってもらうためです。山陰中央新報社主催のセミナーで講師を務めた事もあり、「お墓を建てて良かった」と言われるお墓づくりをする安心と信頼の墓石店です。
近年では、樹木葬や終活も注目されています。後継ぎがいない・子供に迷惑をかけたくない・墓じまいをしたい方の為に、永代供養付の樹木葬墓苑グレイヴパークをいち早く安来市・松江市・米子市に開園し、宗教や宗旨宗派を問わない綺麗な墓苑で多くの方に喜ばれています。例えば、松江プレミアムは駐車場直結でバリアフリー、宍道湖や大山も見られ、ペットとも一緒に入れるとても人気が高い樹木葬墓苑です。
「安来終活支援センターを設置し、無料で相談を受け付けています。お墓・樹木葬・永代供養・墓じまい・終活のことなど、お困りのことがあれば一人で悩まずにお気軽にご相談ください」と本多さんは語ります。
#chapter2
本多さんは、大学卒業時に、祖父の代からの家業である石材店を継ぐ決意をしました。工場に入り、石を切ったり磨いたりつらい日々が続き、後悔したこともありました。しかし、お墓を建てた際、遺族から心のこもった感謝の言葉をもらい「この仕事に誇りを持ち、一生やり抜く」気持ちが固まったといいます。工場から営業に移り、石材店の仕事を一通り経験。2004年に「日本石材産業協会」が設けた「お墓ディレクター」の資格試験に挑戦し、合格を果たしました。試験は宗教や石材、お墓に付いての専門的な知識が問われます。本多さんは従業員にも受験を奨励。本多石材店には、ほかに4人のディレクターがいて、顧客の「最適なお墓選び」をサポートしています。
本多石材店は、最大で50年の保証を付けています。材質、工事への自信と「耐久性の長い商品に5年程度の保証期間を設けるのはおかしい」という考え方があります。「お墓を建ててからが、お客さまとのつながりの始まり」と考えています。アフターサポートにも力を入れ、最新のメンテナンス技術を導入しています。石材は国内、国外とも直接仕入れ、コストダウンにつなげています。中国・福建省に提携工場を持ち、本多さん自身が2カ月に1度は現地に赴き、石材、加工現場を目で確かめます。
#chapter3
本多さんは、青年会議所活動を通して「井の中の蛙(かわず)だった」ことを知りました。各地の会合や大会に参加して、同年代の人たちが大きな仕事に取り組んでいるのを見聞したからです。定期的に参加するセミナーも、仲間たちの真剣さや前向きな姿勢、将来を見据えた考え方に触れ、刺激になります。「もっとできることを精一杯やらなくてはいけない」という思いを強くしています。「失敗してもいいから納得できることをやりたいですね」と、お客さまのためになる新事業に積極的に取り組もうとしています。
(2010年8月取材/2021年6月改定)
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Profile
お墓・樹木葬・永代供養・墓じまい・終活のプロ
本多修プロ
葬儀
有限会社 本多石材店
2千坪の敷地に開放的な展示場があります。CAD設計も山陰随一、墓石のネット通販で、全国どこでもお墓が適正価格で建てられます。永代供養付の樹木葬墓苑グレイヴパークを安来と松江で販売・運営しています。
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