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生きづらさを感じる「心についた癖や行動」を取り除き、自然体の自分を手に入れよう

心についた癖や行動を取り除き生きやすくするカウンセラー

飯塚和美

心についた癖や行動を取り除き生きやすくするカウンセラー 飯塚和美さん
飯塚和美さん カウンセリング風景

#chapter1

育った環境による枠に気づき自分を受け入れられると、生きやすくなる

 「人は幼い頃から日常的に使われてきた言葉や、育った環境などから大きな影響を受けています。そして大人になっても、考えや行動にその影響が現れます。それがさまざまなところで生きづらさを感じる原因になっています。その枠を取り除くと、心が軽くなります」と話すのは「カウンセリングルーム大空」の飯塚和美さん。

 「今まで信じていたマイナスの思い込みや行動、考え方を変えていくのは、一人ではなかなか難しいものです。そしてどこが問題なのかも、ご自分だけでは気づきにくいものです。そこをカウンセリングで変えるお手伝いをしています」という飯塚さんのもとには、夫婦や恋人の相談、仕事や対人関係のことなど、さまざまな相談に訪れるクライアントが多いそうです。

 「『何かあったらここに来て話を聞いてもらおう』と思ってくださり、日常の中で壁にぶつかったと感じると話に来られる方も多く、リピーターの方が大半です」と飯塚さんはいいます。カウンセリングの後に「また来ます」と晴れやかな顔で帰るクライアントを送る時や、後日お礼の電話があったり、何もなくても近状報告を受けたりする時、「クライアントの方との距離の近さを感じ、とても嬉しく思います。やりがいを感じます」と、常に柔らかな表情がさらに優しくなりました。

#chapter2

「自分」と「相手」の気持ちを大切にする会話方法で、人間関係を良好にできる

 コミュニケーションにおいても、この幼い頃からの環境や枠が影響していることが多いそうです。その一つとして「想像力の欠如」「相手への思い込み」などがあると飯塚さんはいいます。「相手を自分の常識でしか計れなくなってしまうのですね。『自分の中での普通が人によって違う』ということを理解しにくく、相手の態度を見て、『こうに違いない』「絶対嫌われてる』とか思い込んでしまうのですね。それは相手の状況が想像できないからです。相手の立場や物の見方が変わると人間関係は改善されます」

 そのためにお互いに誤解しない会話、「自分の気持ちを素直に伝え、相手の気持ちも自分と同様に大切にする話し方が重要になります」と話す飯塚さんの提唱するコミュニケーション方法は、カウンセリングで培ったノウハウと他の会話方法を融合させた独自のもので、ステップを踏みながら無理なく身につけらます。

 「同じ内容を伝える場合でも、伝え方によって相手の受け取り方は変わります。相手と違う意見を言うことがトラブルになるのではなく、相手を尊重しながら自分の気持ちや考えを伝えられる言い方ができれば、押し付けでも攻撃でもない会話が成り立ちます」

 以前、1日中誰とも会話ができない男性が相談にきたそうです。「どう会話を続けていいかわからない。でも仕事と家との往復だけでは味気ない、どうにかしたい、というご相談でした。なぜ会話が苦手なのか、その根本的な原因もはっきりし、そこをカウンセリングしながら、会話の受け答えをステップを踏んでお教えし、練習もしました」。そして今では、退社時に引き止められて困るほど、周囲と楽しくコミュニケーションが取れ、人付き合いが激変したそうです。「表情が明るくなり生き生きした顔でご報告してくださり、嬉しかったですね」とにこやかに話してくれました。

飯塚和美さん著書「考え方で明日は変わる」

#chapter3

心の重荷から体の病気になる前に 気軽に話しにきてほしい

 飯塚さんはかつて、家族のことで壁にぶつかり、深く悩み苦しんだ経験があります。「娘が突然不登校になりました。明るくて正義感の強い娘がどうして、と最初は思いました。私自身、対人関係トラブルやいじめにあったこともありましたが、すべて自分で解決してきました。だからそこで立ち止まってしまった娘を理解するのに苦しみました」。そして、苦しみの出口が欲しい、娘の気持ちを理解したい、とカウンセリングを学んだそうです。「家庭の問題がきっかけでしたが、自分が救われた分、人のお役に立ちたいと思うようになり、カウンセリングルームを始めました」

 「いま、言いたいことや悩みを打ち明けられず、自分の中に抱えてしまい、それが病気につながるケースも増えているように思います。溜め込んで病気になる前に、気軽にカウンセリングルームにお越しいただき、話しをしていただけたらと願っています」。カウンセリングは、たどり着く所は一緒の場合でも相手によって道はさまざまある、と飯塚さんは話します。「クライアントさんに合わせたアプローチで、寄り添い、ご自身で歩けるサポートを続けていきたいです」と瞳を輝かせながら今後の抱負を語ってくれました。100%、受け入れる姿勢で傾聴し、根本的なものを気づかせてくれる「カウンセリングルーム大空」、ぜひ訪れてみてください。

(取材年月:2015年8月)

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飯塚和美

心についた癖や行動を取り除き生きやすくするカウンセラー

飯塚和美プロ

心理カウンセラー

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

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