茶橋昭夫プロのご紹介
安全を守る専門家として建築物の防災への備えをワンストップで(3/3)
いつ訪れるかわからない災害に備える総合的な視点が不可欠
現在のように防火設備の定期報告の実施が厳格化されたのは、2013年に福岡市内の診療所で発生した悲劇的な火災事故がきっかけです。火災発生時に自動閉鎖するはずの防火扉が正常に作動しなかったがために多くの犠牲者が出ました。
いつ訪れるかわからないのが地震や台風、火災といった災害です。そういった非常時にさまざまな設備が正常に機能するよう設備のメンテナンスを万全にすることは必要不可欠。多くの人々が利用する建物は必然的に多くの人々の安全に責任を持つことになるのですから。
「消防点検や建築の定期報告は安全を確実に担保するため重複する部分も多いんですね。だから、私達は建築物の安全を総合的にコンサルティングすることを重視しています。実は2013年の福岡の火災事故でも消防点検は実施されていたんです。でも、総合的に建物の安全を守るという視点が欠けていたために悲劇的な事件になってしまったのだと思います」と語る茶橋さん。
「総合的に建築物の安全を守る」という視点を持って消防点検や定期報告を担う茶橋さん。その言葉の端々に人間らしさとあたたかみを感じる「守りたい」という気持ちが感じられた取材でした。
(取材年月:2019年10月)
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