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大阪から世界へ!海外進出サポートも、木製品のOEM生産、デザインプロデュースもお任せあれ

木のおもちゃで世界を笑顔にするクリエイティブディレクター

Kaz Shiomi

Kaz Shiomi かずしおみ
Kaz Shiomi かずしおみ

#chapter1

受託生産、コラボ商品のプロデュース、キッズモデルを起用したカタログも作成

 「オリジナルの木製品を、開発からお願いしたい」「玩具や雑貨のデザインプロデュースをお願いしたい」「国外に商圏を拡大したいのでサポートしてほしい」

 雑貨・玩具メーカーをはじめ各種企業の声に応えるのは、「Kukkia(クキア)」の代表で、クリエイティブディレクターのKaz Shiomiさん。2007年に木製おもちゃブランド「gg*(ジジ)」を立ち上げて以来、商品の企画・プロモーション、受託生産のOEM、海外進出に向けたマーケティング支援に力を入れています。

 「『とびきりおしゃれで、大人もこどもも喜ぶ木のおもちゃを世界中の親子に届けよう!』とスタートした私たちのブランドは、当初から海外の展示会に出展し、今では欧米、アジア、オセアニアなどに販売エリアを広げています。実践から得たノウハウを生かして、お客さまのものづくりやビジネスの伸展をお手伝いします」

 「認知度アップのため」「売り上げを伸ばすため」など、クライアントが掲げる目的に応じた予算やスキーム(計画)を組み、コンサルティング。達成まで伴走します。

 欧州最大級のインテリア・デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」には、コロナ禍を除き2011年から年2回欠かさず参加し、新作おもちゃを発表し続けています。培ったグローバルなネットワークを活用し、木製品や布製品、陶器類のOEM生産も国内外問わず対応しています。

 「近年はコラボレーションのご要望も増え、航空会社や老舗ランドセル工房など幅広い企業さまの商品をプロデュースしています。新作を展開する際などは、イメージに沿ったキッズモデルを起用し、カタログも作成いたします」と呼び掛けます。

#chapter2

子ども大人も喜ぶ、優しい手触りとこだわりの配色の木製おもちゃメーカーとして独立

 幼い頃からファッションに興味があり、洋服が好きだったというKaz Shiomiさん。高校卒業後に渡米し、ボストンの大学でファッションマーケティングを専攻。デザインを深く学ぶためパリにも短期留学しました。

 「大学を修了するとアメリカで1年間就労できるビザがもらえたため、ニューヨークのアパレルショップで働きました。帰国後はウエディング会社や木製玩具メーカーでの勤務を経て、2007年に独立。翌年、会社を設立しました」

 2011年には「gg*」に続き、二つ目のブランド「kiko+(キコ)」を設立。木のおもちゃを通して世界中の子どもたちに笑顔を届けています。

 「天然木の持つ優しい手触りや温かみを子どもたちに感じてもらえたらうれしい」とKaz Shiomiさん。自然素材ならではの風合いとこだわりの配色がインテリアにもなじみやすく、保護者からも人気を集めているそう。

 デザインの細部にまでこだわり、ブランディングにも徹底して取り組む姿勢は、いずれのプロジェクトでも変わりません。
 「JR東海さまとコラボした木製新幹線は、形状をどこまでリアルに再現できるかの挑戦でした。提携工場とも何度も話し合い、最終的に全員が納得のいくものができた時は、大きな達成感がありました」

 リリースにあたりビジュアルプロモーションも担うことに。他の現場と同様、小物類やキッズモデルのスタイリングから演出まで、全てKaz Shiomiさんがプロデュース。
 「撮影に立ち会われたJR東海さまが、商品が完成した時以上に感動されている様子を見て、私どもも胸が熱くなりました」

Kaz Shiomi かずしおみ

#chapter3

「子どものための空間」デザインも手掛け、キッズスペースをプロデュース

 子ども向けの空間デザインも手掛け、飲食店や住宅メーカーのキッズスペースなど、数多くの実績を持ちます。
 「お客さまのコンセプトを踏まえ、子どもたちが楽しく過ごせる空間をおつくりします」

 幼い頃「kiko+&gg*」のおもちゃで遊んでいた子どもたちは、高校生に。いくつになっても親しみを感じてもらえるよう、今後はストラップやアクセサリーといった日常使いできるラインアップも検討しているそうです。

 「kiko+の『+』には、二つの意味を込めています。一つは、製造に携わってくださっている方々への感謝の気持ち。二つ目は、私どものおもちゃで遊んでいた子どもたちが親になり、『わが子のために』と手に取ってもらえるような、世代を超えて愛され、引き継がれるブランドでありたいという願いです」

 今後は、市場規模が大きいアジアでの販売をさらに強化することを展望し、「昨日の自分より少しでも成長していたい」と、趣味のキックボクシングと料理にも情熱を注ぎます。クリエイティブディレクターとして日々アイデアを生み出しているKaz Shiomiさんにとって、両者は頭をクリアにし、新たな学びを得る大切な時間だと言います。

 「流行にとらわれず、私たちが流行をつくっていくとの思いは、設立当初から変わっていません。当方ならではの視点で、モノ、空間を創造し、世界へと発信しますので、ぜひ一度ご相談ください」

(取材年月:2023年4月)

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専門家プロフィール

Kaz Shiomi

木のおもちゃで世界を笑顔にするクリエイティブディレクター

Kaz Shiomiプロ

クリエイティブディレクター

株式会社Kukkia

「オシャレな木のおもちゃを」と2006年にブランド設立、ドイツにて発表。2011年以降欧州最大級のインテリア見本市に毎年出展。グローバルビジネスの知見を生かし海外進出サポートやデザインプロデュースも。

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