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建物を守り長持ちさせる『補修と塗装』に特化するプロ

建物を守り長持ちさせる『補修と注入と塗装』のプロ

長嶺直樹

長嶺直樹 ながみねなおき
長嶺直樹 ながみねなおき

#chapter1

建物を保護するための補修と塗装に特化する『沖縄塗装工業』

 「『建物を保護し、長持ちさせる』ための補修と塗装に特化し、さらに補修と塗装が専門の職人が作業を担当します」と話すのは、那覇市仲井真で『沖縄塗装工業』を営む長嶺直樹さんです。

 1979年生まれ、那覇市出身の長嶺さんは、10代半ばに塗装の世界に入り、現場一筋の職人です。「知り合いから誘われてこの仕事に入りましたが、先輩から教わるうちに塗装の奥深さに気付き、この仕事に引き込まれていきました」

 24歳の頃から一人親方として、色々な塗装屋さんで技術を学びつつ、応援でも大型建築や公共施設などの現場で多くの経験を蓄積します。そんな中、長嶺さんの中にこんな思いが。
 「応援をこなすうち、納得いかない現場が増えてきたんです。この作業はお客様の為になっているのか、まだ作業に工夫ができるはずではなど、葛藤するようになってきたのです」

 ちょうどその頃、応援に加えて直接依頼の仕事が入り始めたため、2012年に本格的に独立、『長嶺塗装』を設立、平成30年、建設業許可を取得と同時に、沖縄のトップになる為『沖縄塗装工業』と改名を致しました。独立当初は、組織を維持するのに懸命でしたが、小さな仕事も地道いこなすうち、次第にリピーターさんが増え始め、大きな案件が入るようになります。
 「今はおかげさまで、個人住宅から大きな建物まで幅広くやらせて頂いています。
お見積りをさせて頂いているお客様、建築・リフォーム関係の業者様、一緒に現場で活躍している職人・営業の人々に感謝してもしきれない思いです」

#chapter2

塗るよりも大切な『下地処理』。手法と沖縄独特の環境を知り尽くした職人が行う

 長嶺さん率いる沖縄塗装工業、最大の特徴は『建物を守るための補修と塗装』の専門業者であること。「塗装は塗って終わりではないんです。一番の目的は『建物の保護』。建物を長持ちさせることなのです」

 塗装はあくまでも工程の一つであり、実際の作業は多岐に渡ります。「まずは建物の診断です。人で例えると健康診断そのもの。どこがどの程度傷んでいるか、どのような補修をどんな材料で行うかなど、幅広くチェックし、お見積書を仕上げます」

 工程の中で最も重要な作業なのが『下地処理』です。ここに長嶺さんが積み上げてきた知識と経験が最大限活用されています。「ヒビやサビ、苔などを落としていくと同時に、破損部位の補修を行います。場合によっては塗装よりも、下地処理にコストや時間がかかることがあります。しかし、建物を保護するためには最も大切な工程であるとともに、沖縄塗装工業の技術をお見せ出来る作業です」

 これらの工程を専門の職人が行うことも、重要なポイントなんだとか。「沖縄は内地と違い、RC構造(鉄筋コンクリート)が多く、気候も高温多湿で紫外線が強いなど、独特な住環境です。これらを知り尽くした職人が作業に当たらせて頂きます」

長嶺直樹 ながみねなおき

#chapter3

『雨漏りしていないから大丈夫』は危険!自分の体だと思って建物への意識を持ってほしい

 多くの建物の補修に携わってきたからこそ、長嶺さんは沖縄のこんな課題を指摘します。「『雨漏りしていないから大丈夫』と考えてしまっている方が多いことです。目に見えていなくても、内部が侵食されていることがあります。実際、天井の中を開けると、コンクリートが剥がれ落ちていたということもあります」

 これは、人に例えると『自覚症状がなくても症状が進行している』状態なのだそうです。「これを防ぐには、定期的に専門業者に診てもらうことが一番。でも、経済的な理由などもあるでしょうから、日頃から意識を持つだけでもいいので、建物を自分の体として考えて頂きたいです。築年数が経っていても、メンテナンスをしていればいい状態を保てますよ」

 また、『塗ったら終わり』ではなく、その後のケアも大切にしていると言います。中でも沖縄の業者としては数少ない、任意で加入する『リフォーム瑕疵(かし)保険』に対応していることも特徴です。

 「例えば、外壁リフォームや外壁塗装、屋上防水などで『契約と異なる工事をされた』『工事完了後、雨漏りがする』などが瑕疵に当たります。これらを保証してくれるのがリフォーム瑕疵保険です。第三者による検査と保証を受けられ、万が一、瑕疵による補修が発生した場合は、費用の8割相当額が保証されます。詳しくは弊社HPをご覧くださいね」

 これまで積み上げた経験だけでなく、新たなノウハウも柔軟に吸収し、還元していきたいと話す長嶺さん。「私たちの仕事はずっと未来まで残るものなので、ご安心頂くまで丁寧にご説明いたします。お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね」

 (取材年月:2019年12月)

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補修・塗装職人

沖縄塗装工業

塗装と補修で最も大切なのは『下地処理』です。沖縄は高温多湿、台風、塩害、紫外線など、特有の環境が建物に影響しています。これらを踏まえ、補修・塗装に特化した専門の職人が、適切な計画と施工を行います。

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