予算管理と求人・採用支援で中小企業の成長を支えるプロ
眞榮城幸之助
Mybestpro Interview
予算管理と求人・採用支援で中小企業の成長を支えるプロ
眞榮城幸之助
#chapter1
「利益を伸ばすために、自社の現状を正しく把握したい」そんな悩みに応えるのが、浦添市に拠点を置く「maeshiro」代表の眞榮城幸之助さんです。予算管理と採用支援の二本柱で、中小企業をサポートしています。
眞榮城さんは、財務部門を持たない中小企業に向け、社外の財務担当者として予算管理を支援します。
「経理は過去のお金を記録し、財務は未来のお金を考える部門です。毎月の試算表から今の課題を読み解くことが大切です。それをモニタリングと呼んでいます。継続的なモニタリングを行うため、まずは決算書の読み方からレクチャーします」
最初の2か月は、会計講座「会計塾」を実施します。自社の実際の数字を教材に、財務状況を把握するポイントや、株主・銀行が重視する点などを解説します。
約10年にわたり予算管理を支援してきた眞榮城さん。後継者や管理職の育成に活用する企業も多いそうです。
「会社の数字を分析できると、経営者との対話の質が変わります。『代表はこういう思いで事業を進めていたのか』という声もいただきます」
あわせて、毎月の「モニタリング報告書」を提供。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー表を連動させた予実管理を行います。事業計画の策定では、シミュレーションを繰り返して経営者の意思決定を後押しします。
「例えば、投資額や昇給・賞与について複数のパターンを比較することで、経営者が納得できるバランスが見えてきます。感覚ではなく数字で判断できるため、実現可能な未来の着地点をイメージできます」
#chapter2
眞榮城さんは、採用支援にも力を入れています。きっかけは、予算管理を支援する中で「求人コストが高い」と感じたことでした。
「せっかくの利益が、多額の求人広告費で失われるのはもったいないと思いました。経営支援の専門家としての視点から求人原稿を作成し、費用を抑えた採用方法を提案したところ、採用につながる事例が増え、紹介による依頼も増えていきました」
企業専用の「採用ページ」を作成し、複数の求人サイトにまとめて掲載できる仕組みを提供。眞榮城さんが大切にしているのは、「現在活躍しているスタッフに近い人材を採用すること」。上司の人柄や従業員が働き続けている理由、通勤時の混雑状況、お昼休みの過ごし方まで、求職者が気になる情報を原稿へ反映しています。
「モットーは、給与などの条件面を変えないこと。今働いている従業員に失礼だと思うからです。長く働き続けるには、生活リズムに合うことが大切だと考えています。実際に働く方々に、シフトや出勤・退社時間、休みの取り方など、『自分の暮らしに合っていると感じることは何ですか』と尋ねて、『自分に合う会社かも』と思えるエピソードを求人原稿に盛り込んでいます」
年間20職種以上の採用ページを制作。紹介を通じて継続的に依頼が寄せられていることを、ありがたく感じているといいます。
#chapter3
眞榮城さんが予算管理に本格的に携わるようになったきっかけは、税理士法人グループでの経営支援でした。税理士法人が経営支援に特化した会社を立ち上げ、執行役員として予算管理や事業計画の策定などに従事しました。
「もともと数字の分析は得意だったので、数字から企業の強みや弱みを読み解き、経営者に喜んでもらえることにやりがいを感じました」
そこで培った経験を生かして独立。予算管理に加え、採用支援も本格化させるため、2026年に会社を設立しました。
これまでのキャリアも多彩です。大学在学中には、当時の下地町(現・宮古島市)から委託を受け、ふれあいの前浜海浜公園(前浜ビーチ)の指定管理者として6年間にわたり運営を担当。スポーツ大会の誘致などを通じて、年間来場者数を8,000人から20万人へと増やしました。その後はクレジットカード会社で、利用承認を判断する業務に従事。さらに、小売業や人材紹介会社など多様な業界での経験も現在の経営支援に生かされています。
また、自身の経験を次世代に伝えたいという思いから、那覇市内の2つの専門学校で講師を務めています。外国人留学生に、観光やキャリア形成に関する授業を担当しています。
「予算管理は、経営の意思決定を支える重要な業務です。採用も企業の成長には欠かせません。数字を読み解く力を身に付けてもらい、人材の採用・育成も支援しながら、次の世代へ経営をつないでいく。そのお手伝いをしたいと考えています」
(取材年月:2026年7月)
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予算管理と求人・採用支援で中小企業の成長を支えるプロ
眞榮城幸之助プロ
経営コンサルタント
株式会社maeshiro
毎月、業績・財務状況・現金の動きを確認し、迅速な経営判断を支援します。自社の数字で学ぶ会計講座は、後継者育成に活用されています。採用支援では、職場の居心地の良さが伝わる採用ページで応募を促進します。
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