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Mybestpro Interview

魅力を引き出し、見る人に伝わる動画・写真を撮影し、販促や集客、採用をサポート

クライアントの目標に伴走する映像制作のプロ

矢方滉将

矢方滉将 やかたひろのぶ
矢方滉将 やかたひろのぶ

#chapter1

仕事にかける思いが伝わる映像に仕上げ、納品後の発信方法も徹底サポート

 「お客さまの魅力を引き出し、見る人に伝わる映像をお届けします」と話すのは、大分市の「ヤヲキ」の代表で、映像クリエイターの矢方滉将さん。店舗や企業、自治体のPR動画をはじめ、ウエディングの前撮りや生い立ちムービー、お宮参り、七五三、入学・卒業といった家族フォトなどの撮影を手掛けています。

 「PR動画を制作する際は、事業内容や誰に何を伝えたいかを丁寧にヒアリングします。商品の売れ行きを伸ばしたり、来店を促したり、目的も踏まえてコンセプトを立案し、訴求力のあるストーリーを描き出します」

 ネットユーザーなどに影響力を持つインフルエンサーとも提携。独自性を打ち出すブランディングや情報発信についてアドバイスし、SNS用の動画も企画から請け負っています。

 「あるフラワーショップさまとは、どうすればお客さまにアプローチできるかを、発信方法も含め一緒に試行錯誤しながら制作を進めました。納品後、動画を見た別の事業者さまから『仕事にかける思いが伝わる素敵な作品でした』との言葉をいただき、うれしかったですね」

 人材採用のための素材作りも得意としている矢方さん。地元の建設会社から依頼を受け、広報・人事担当として活動した経験を持ちます。

 「約1年かけて就職フェアや各地の高校を訪問し、求職者や教職員、保護者が就職に当たって企業に求める条件を研究し、『ここで働きたい』と思える動画・資料作りに取り組みました。クライアントさまは、PR映像などを制作してもなかなか結果につながらないと悩んでいましたが、発信方法を工夫した結果、建設業に興味を持ち、職場見学希望者数が過去10年で圧倒的に多い数字となりました」

#chapter2

山登りの風景を撮影したことを機に、消防士から映像クリエイターへ転身

 1993年に別府市で生まれた矢方さん。高校時代はバスケット部のキャプテンおよび生徒会長としてリーダーシップを発揮し、卒業後は専門学校を経て消防士になりました。

 体を動かすことが好きで、何より人の役に立ちたい一心で選んだ進路。人の命を守ることに使命感を持つとともに充実感を抱き、日々の業務にいそしんでいた7年目の秋、転機を迎えます。

 「職場の同僚たちがよく趣味の話で盛り上がっていましたが、私にはこれといった趣味がなかったので、山登りを始めたんです。ある日、くじゅう連山に登った際、頂上からの景色があまりに素晴らしく、スマートフォンで撮って友人らに見せたものの反応が悪くて。感動を共有することができず悔しい思いをしました。もっと上達したいと撮影にのめり込むうちに、本業にしたいと考えるようになりました」

 公務員である消防士は副業禁止のため、矢方さんは無償でウエディングの前撮りを引き受けたり、SNSを通じてつながった動画クリエイターの現場に同行したりしながらノウハウを習得。2023年4月、約10年間務めた職務を辞し、映像クリエイターに転身しました。

 公職を離れ、映像制作会社として挑戦する矢方さんを誰よりも応援してくれたのが、妻である沙月さんです。「もし私が消防士を嫌で辞めるのなら妻は反対していたかもしれませんが、自分が本当にやりたいことにチャレンジしたいという気持ちを理解してくれ、納得してくれました。今はウェブデザイナー兼経理として会社を支えてくれています」

矢方滉将 やかたひろのぶ

#chapter3

中小企業の採用支援に注力。消防士を目指す人に向けたオンラインスクールも開校

 ビジネスシーンや地域のイベント、ブライダル、家族の記念日など、さまざまなシチューションで被写体の自然な表情を捉えてきた矢方さん。登場人物の息づかいが感じられる臨場感あふれる作風で、視聴者の心をつかみます。

 繊細な描写力をもとに、人手不足にあえぐ中小企業の採用動画を撮影するほか、人員確保に向けたコンサルティングに力を入れていきたいと言います。「見せ方を変えれば、関心を寄せてくれる方は現れます。自社の強みや仕事の内容、やりがいを働く人たちに語ってもらうことで、求職者にリアルな声としてメッセージが刺さります。職場の雰囲気や従業員の人柄が分かるコンテンツに仕上げ、業種業態を問わず企業さまの採用をお手伝いします」

 2024年2月からは元消防士としての経験を生かし、全国の消防士を目指す人に向けたオンラインスクールも開校。面接や論文について実践的な対策を教示し、火災などの災害時に救助にあたる人材を一人でも多く輩出したいと考えています。

 現在、営業から撮影、編集、さらには講師業まで一人で担っている矢方さん。クライアントのニーズに応えていくためにも、経営に集中できる体制を整えることも視野に入れます。

 「もし私が病気になったり、大けがを負ってしまったりしたら会社は成り立たなくなります。お客さまに迷惑をかけてしまうので、志を同じくする仲間を募っていくつもりです。事業を通じてお客さまの悩みや課題を解決し、大勢の人を幸せにすることが目標です」

(取材年月:2024年6月)

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矢方滉将

クライアントの目標に伴走する映像制作のプロ

矢方滉将プロ

映像クリエイター

株式会社ヤヲキ

『会社の認知度が上がらない』そのような悩みを持つ方方々が、有効に活用してもらえる映像を提供し、業態に応じた発信方法まで徹底してサポートしています。

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