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自分の魅力が最大限に輝く色を見つけて、より多くの人に幸せな人生を届けたい

人生を輝かすパーソナルカラーを探して活かしてくれるプロ

久保晴桜(はるよ)

久保晴桜(はるよ) くぼはるよ
久保晴桜(はるよ) くぼはるよ

#chapter1

パーソナルカラー探しは、究極の自己肯定になる

 たとえば買い物へ行って、どんな洋服を買おうかと迷うとき、決め手となるのは、自分の好みやその時の気分。
つまり「自分が好きな服」を買うわけですが、それが本当に自分に似合っている服と、果たして言い切れるでしょうか?そんな疑問に手を差し伸べてくれる救世主が、イルドクルール出身で、パーソナルカラー診断を行う、クルール・フルールの久保晴代さんです。
 久保さんが行うパーソナルカラー診断とは、一人一人に、似合う色を見つけること。肌色や目の色調、髪の毛の色や質感を見ながら、まずは、寒色系か暖色系かを見分け、さらにその中から四季に分けていきます。「紅葉や新緑、春の菜の花など、自然界の配色をイメージしていきます」。たとえばピンクが好きでも、似合うトーンと似合わないトーンがあり、最高に合う色のトーンが見つけてくれます。
「最終的に、『好きな服』と『似合う服』は、違うことが多いので、皆さん驚かれます」と微笑みます。
 
 久保さんは、カラースクール「イルドクルール」の卒業生で、カラーのプロとして個人で活動して約10年。これまでに、3000人近くのカラー診断を行ってきたほか、トータルコーディネートやショッピング同行なども行い、新しい自分を発見した人をたくさん見てきました。
 「似合う色を身につけると肌艶も良く見えるため、見た目も健康的で、5歳〜10歳は若返り、自然と表情も豊かになります。整形したの?と聞かれた人や、40代後半の女性で結婚が決まった人もいます。似合うスーツを見つけた男性は、就活に合格したケースもありました。男性は目力が出て表情も変わるので、合コンでも急にモテ始めた話も聞きます」。

 「自分が選ぶ色は主観ですが、似合う色とは客観なので、自分に似合う色はなかなか自分では分かりません。でもそれを知ることで、新しい発見もあるし、自分の本来の良さが輝くことになる。つまり究極の自己肯定ですね」と教えてくれます。

#chapter2

自分自身を好きになった瞬間から、この道へ

 カラーのプロとして活躍する久保さんは、自身もカラー診断で救われた1人でした。
高校卒業後、地元の雑貨屋で就職、やがてアパレル部門も任され、仕入れやディスプレイにも力を注ぐようになりました。
「お店はフランチャイズでしたが、私が担当してから、100店舗以上の中で、売り上げが1位になったんです」。その順風満帆な成績ゆえに、心に芽生えてきたのは「ずっとトップでいなければ」や「褒められたい」という思い。責任感の強さから、一度でも順位が下がると落ち込み、そのうち自分の好みや求められるものも分からなくなり、品物を選べなくなりました。自信もなくし、出勤時の洋服も毎日黒尽くめに。そして久保さんは心の病にかかり、1年間仕事を休むことに。
 「1年が経ち、症状も良くなり、復職することになった時、もっと変わりたくて、また仕事にも役立つことから、カルチャースクールでパーソナルカラーの講座を受けたんです」。そこで出会ったのが、イルドクルールの先生。
 その後、似合う色の服を身にまとって働く久保さんには、「元気そう」、「爽やか」と褒められる機会が増えました。「自信が出て、他人と比較しなくなりました」。まさに人生観が180度変わったのです。
 
 そして「自分と同じように、カラーで周りの人を幸せにしたい」と一念発起。雑貨店を辞め、1年間福岡のスクールに通って技術を磨き、一人で仕事を始めました。「最初は行きつけの雑貨店で仕事を紹介してもらったり、同窓会でアピールしたりしました。『本当に仕事になるの?』と言われましたが、『絶対1年後には、そんなこと言わせないようにする』って思いましたね」と男勝りな一面も。しかしそれは、カラーの力で人生が変わるという確信があったから。その宣言通り、カラー診断によって変化した人により、評判が評判を呼んでいきました。

久保晴桜(はるよ) くぼはるよ

#chapter3

活動のすそ野はミス・ユニバース大会や企業研修でも

 久保さんのカラー診断が定評を博している理由は、内容の質の高さにあります。
診断にあたり、室内の明るさや気象状況により、結果が変化しては、何の意味もありません。
イルドクルールでは、専用標準光アシストライトを使い、色を判断するのに最高の条件とされる「午前中の北向きで10時〜14時の雲一つない晴天」、それと同じ光のもとで、メイクを落として診断します。
 パーソナルカラー診断は1人でも受けられますが、可能ならば2〜3人で受けるとなお、互いの印象が客観的に見られて効果的といいます。

 「自分の人生が180度変わったように、カラーで周りの人を幸せにしたい」久保さんですが、趣味がそのまま仕事になっているほど診断が大好きといいます。
ここ3年はミス・ユニバース・ジャパン大分大会でのカラー診断や、企業の福利厚生に講師としてレクチャーするなど、活躍の場を広げています。これからも色の力で、さらにたくさんの人を幸せにしていきたいと話してくれました。
(取材:2016年12月)

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クルール・フルール

その人が本来持っている個性が、最高に輝き、自分らしくいきいきと自信をもって、豊かに生きることが出来るようになります。県外からの要望にも応え、群馬、愛知、福岡、宮崎などにも出張している。

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