PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

さまざまな角度から、元気にするお手伝いをしたい

健康促進を支える事業で地域と社会に貢献するプロ

石川翔太

石川翔太 いしかわしょうた
石川翔太 いしかわしょうた

#chapter1

24時間フィットネスクラブをフランチャイズ展開

 健康のため、ジムに通いたい。でも仕事や家事で忙しくて、なかなか時間が取れない、とあきらめる人は少なくないはず。自宅の近くに24時間いつでも自由に利用できて、リーズナブルなジムがあったら・・・。そんな夢のようなジム、実は今、増えつつあります。
 整骨院の経営やスポーツトレーナー派遣などの事業を手がける『株式会社 ライフタイムズ』が、フランチャイズ展開をしている、24時間フィットネスジム「アシスト24」は、大分県を中心に福岡や長崎、広島と急速に店舗数が増えており、利用者はもちろん、オーナーになってみたいとフランチャイズ加盟希望者も殺到する注目のジム。

 この革新的な事業を生み出し、育てているのは、『株式会社 ライフタイムズ』をはじめ、子育て支援事業などをおこなう『株式会社 アイクリエーション』、オーダーメイド部品製造・販売業『株式会社 サンキューアライズ』を傘下にもつ、『アイジャパングループ』代表・石川翔太さん。

#chapter2

プロ野球選手を目指して・・・酸いも甘いも味わった10代

 石川さんは平成元年生まれ、大分市森町育ち。サッカー少年でしたが、小学生の時、ダイエーホークス(当時)の試合を見たのがきっかけで、野球を始めたいと思うようになりました。しかし、諸事情で父親に野球を反対され、しばらくは野球チームに入れず、一人で練習を続けていたある時、「そんなに野球がしたいなら、自分の努力で周りを認めさせろ」と、父から条件付きで野球チームに入る許可をもらいました。その条件とは、野球に関することは、母親の手を借りずに、お弁当の準備からユニフォームの洗濯まですべて自分ですること。どうしても野球がしたかった石川さんは、その約束を守り続け、中学に行っても、もちろん野球部に入りました。
 しかし中学の部活では、小学校にはなかった上下関係に嫌気がさし、野球から離れそうになった石川さんですが、ある先生のおかげで、心を入れ替えることができ、野球でも勉強でも、めきめきと頭角を表します。中学3年生時には、県外を含む複数の高校から熱いラブコールを受けるまでになり、そのなかで、監督が熱心に誘ってくれた県内で指折りの野球の伝統校・大分商業高校に進学を決めました。
 高校では、1年生からレギュラーで活躍し、3年生になるとキャプテンも務め、野球三昧の高校生活を送りました。有望な選手として名を馳せていた石川さんを、大学も放ってはおかず、複数の大学から野球の推薦がきましたが、その中で、日本体育大学に、大分で初めての特待生として入学。プロへの道に、意気揚々と足を踏み入れました。ところが、そこは全国から集まってきた才能あふれる選手の集まり。自分がいかに井の中の蛙だったかを思い知らされました。
 さらに追い打ちをかけたのが、持病のヘルニアの悪化。一時は車いすが必要な状態になり、野球を続けられなくなりました。かくして野球部は退部。そうなると、大学からの学費優遇は打ち切られます。親にお金の迷惑はかけたくないことと、野球を辞めたら帰ってくるというのが親との約束だったことから、後ろ髪を引かれつつ退学を決めました。せっかく東京にいる間は、せめて見聞を広めてから故郷へ帰ろうと、派遣に登録し、ジムのインストラクターや引っ越し、パチンコ店、イベントコンサルタントなど、さまざまな業種を経験しました。
 20歳で帰郷して、地元で就職活動に励みましたが、30社ほどに断られ、やっと採用となった整骨院で、整体師と院長を2年勤めたのち、独立しました。

石川翔太 いしかわしょうた

#chapter3

まるで二死満塁からの逆転劇・独立と発展の20代

 石川さんは、22歳でコンサルティング会社を立ち上げ、その翌年、これまでの経験と人脈を活かして、整骨院経営にも乗り出しました。さらに2つの会社の設立や整骨院の2号店開院、そして24時間利用可能なフィットネスジム「アシスト24」の展開、最近では、スピード脱毛サロンなど、石川さんの事業拡充は、起業以後とどまることを知りません。

 幼い頃の夢だったプロ野球選手にはなれず、挫折も味わいましたが、「両親や恩師、一緒に働いてくれている弟や優秀なスタッフ。人に恵まれて、ここまで来られました」と振り返ります。
 今後はフィットネスジムの海外進出や、スキンケア、サプリメントなどの商品の自社開発と販売、フィットネス関連の中古用具の寄付などの活動にも力を注いでいきたいといいます。それは、単に自社の発展だけではなく、地域や社会に喜ばれることをしたいという思いから。
 「会社を大きくするために頑張るのではなくて、気づいたら大きくなっていた、というのが理想です。45歳までは企業のトップとして、がむしゃらに使命を果たすことに専念していらっしゃいます。『アイジャパングループ』はこれからもますます羽ばたいていくことでしょう。
(取材年月:2019年1月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

石川翔太

健康促進を支える事業で地域と社会に貢献するプロ

石川翔太プロ

コンサルティング

アイジャパングループ

「健康寿命」への挑戦・大切なココの創造を目指し目標に向かって猛進していくのが強みです。総合健康産業として、整骨院フィットネスを通して「いつでも気軽に誰でもトレーニングを身近に」を皆様にご提供します

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ大分に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または大分朝日放送が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO