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誰しもが胸を張って、ハレの日を迎えられるように

女性が主役になれる瞬間をつくりだす、衣装のプロ

阪本寿美

阪本寿美 さかもとひさみ
阪本寿美 さかもとひさみ

#chapter1

衣装のプロとして、たくさんのゲストが主役になれるお手伝いを

 結婚式のお呼ばれやパーティー、同窓会や謝恩会、入学式や卒業式など、非日常であるハレの日は、多くの方に訪れるもの。何を身に着けて行くか、どんなコーディネートで参加すれば良いのか、頭を悩ませる方も多いでしょう。そんな時に頼りにしたいのが、衣装に関するプロである阪本寿美さん。ゲスト用のセレクトレンタルドレスショップ『D&K』の店長として活躍しています。
 阪本さんは、大手ドレスショップやホテルでの婚礼衣装業務、自身がプロデュースする専門店において、20年以上のキャリアを積んできた、衣装のプロ。婚礼衣装のコーディネートはもちろん、ドレスの買い付けやファッションショーの企画演出、専門学校での講師業など、豊富な知識と経験、感性を活かして幅広い分野で活躍してきました。
 それに加え、最近取得したカラーコーディネーターの資格を活かし、お客様の雰囲気や骨格、似合う色などの総合的な判断から、似合うカラーと形の衣装をセレクト。また印象を左右する小物や靴、バッグ、ヘアやメイクなど、トータルで相談にのってくれます。
 そのため、お店での衣装合わせは、基本的には予約制。「お客様にお会いしてお話してから選ぶのが私らしさ。自分で服を買う場合は無難な色を買ってしまうけど、レンタルならきれいな色にチャレンジできるのも楽しみですよ。アクセサリーの位置ひとつでも印象が変わるので、そういったご提案もいたします」そう微笑む阪本さん。
「久しぶりの集まりごとで、何を着て行っていいかわからない」「1回の機会のためだけに服を買うのも大変」「同じ友達と会う結婚式が続く時は、衣装を変えたい」「年齢が上がって体型や好みが変わったので、似合う服が変わってきた」。ハレの日にまつわる悩みはさまざまですが、そんな不安をすべて払拭してくれるのが、彼女なのです。

#chapter2

衣装のあらゆる悩みに応える、豊富な引き出しと経験

 小さな頃から衣装全般が好きだったという阪本さん。テレビや雑誌の最新ファッションをチェックし、感性を磨いてきました。「いつも女優さんの衣装を細かく観察していました。衣装デザイナーにも憧れて、スケッチをしたり、人形の服を縫ったりしていましたね」。
 バトントワリングに打ち込んだ経験ももち、短大卒業後は、平松学園で、幼稚園児〜高校生を対象に、バトントワリングの講師も。衣装にこだわって子ども用は自分でデザインするなど、センスと才能を発揮してきました。
 もともとの夢であったドレスコーディネーターを目指すため、就職先は衣装会社「レイジーシンデレラ」へ。バイヤーやドレスショーのプロデュース、会社のブランディングやプロモデルの育成など幅広く経験。その後、スキルアップのため「杉乃井ホテル」のドレスショップに店長として勤務し、スタッフのマネージメントや運営業務を学びました。
 その後も個人としてドレスコーディネーターの仕事を始めるなど、衣装の世界で活躍してきましたが、昔から抱いていた思いを形にすることを決心しました。「昔から、婚礼の際にゲストや親族から衣装相談を受けることが多かったんです。ずっとその声に応えたいと思っていました」。非日常の空間でキラキラ輝きたいという思いは、花嫁だけではなく女性であれば誰しも思うこと。一人でも多くの女性を主役にして、胸を張って立って欲しいという気持ちもあり、『D&K』をオープンさせたのです。

阪本寿美 さかもとひさみ

#chapter3

訪問着や振袖の敷居を下げて、日本の文化を紡ぐ

 最新のお呼ばれドレスやマザードレスのほか、阪本さんが胸を張っておすすめしてくれるのが、着物の品揃えです。「気軽に身に付けて頂き、素晴らしい文化をもっと広めたいんです」その思いから訪問着は1着、着付けも込みで1万円〜、振袖は1着、着付けも込みで2万円〜という金額に設定。雅な柄や、帯との合わせ方など着物ならではの魅力こそ、阪本さんが伝えたい、日本人が紡いできた粋な文化です。「着物もドレスと同じで、意外と好きなものと似合うものが違ったりします。お客様の意外性を引き出すのが好きで、喜ばれることも多いですね。今後はさらに種類や数を充実させていきたいです」。もちろんベースには婚礼で培った礼儀作法や知識があるので、初心者で何も分からないという人も、安心して委ねることができます。
 ある時「明日衣装が必要なんです」と女性が駆け込んできたため、事情を尋ねたところ、「インターネットで頼んでいた洋服が、いざ届いたらサイズが合わなかった」ということも。「サイズもできるだけ幅広く揃えています。お客様に『私が着れるドレスありますか?』とは言わせたくなくて」。磨かれた感性に加えて真摯な姿勢やプロとしての意識の高さに、阪本さんのファンになる人も多いそう。「女性が主役として輝く瞬間を応援します。衣装で悩んだり迷ったりした時は、何でもお任せください」。どんなハレの日も、一生に一回きり。人生の思い出となる大切な日を、自分自身が満足できるように、衣装のプロへ託してみませんか?
(取材:2020年3月更新)

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阪本寿美プロ

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Dress & Kimono(D&K)セレクトレンタルショップ

日常からハレの日まで、すべてのシーンで、お客様にぴったりの服を見つけられます。対象は、新郎新婦からゲストまでさまざまですが、“貴方のためのスタイリスト”として、全力でコーディネートいたします。

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