地域のため、お客様の笑顔のために働く保険のプロ新名良盛

地域のため、お客様の笑顔のために働く保険のプロ

新名良盛

大手保険会社とベンチャーで学んだノウハウを地元へ

　大手保険会社とベンチャー企業で着実にキャリアを積んでいた新名良盛さんが、宮崎に帰ってきたのは2013年の秋のことでした。「父が一般的な定年の年齢である65歳になるまでに、家業を継ぐ。それを視野に入れて仕事を選んできました」と迷いなく語ります。家業とはご両親が経営する宮崎日日新聞月見ヶ丘販売センターのことです。超一流保険会社で活躍し、世界が注目するベンチャー企業2位にも選ばれたという会社でキャリアを積んでいたのも、すべては家業のため。“新聞”という業界をどうよくしていくか、それと同時に会社内で立ち上げたご自身主導の保険事業部の拡大、これが新名さんのお仕事です。

　野球を小学校から始め、全国大会優勝を経験した大学時代、そして今は地域の仲間とーー。人生をずっとともにしている野球で鍛えられたガッツと集中力を、仕事面でも存分に生かしている新名さん。2014年に立ち上げた保険事業部では、保険代理店業とファイナンシャルプランナー(以後、FP)として活動しています。そのために取得した保険とFPに関わる資格の数はなんと15弱！　一流の会社という後ろ盾がなくなった今、お客様から少しでも信頼していただけるように取った資格だそうです。

　こう書くと、バリバリのビジネスマンを想像されるかもしれません。ところが実際の新名さんは笑顔が似合う気さくなスポーツマン。「人生はたった一度だけですから、楽しんだもん勝ちです！」と大きな笑顔で話し、それを実行している方です。さて、新名さんが事業を立ち上げるときにこだわったことがあるそうです。それは「複数社の保険商品を取り扱う」ということ。「これまで1社専属だったからわかるんです、お客様に最適な保険提案を目指すためには、ご提案など分野別に複数の保険会社の商品を取り扱った方がいいのではないのかと思っていましたね」

「心ある保険業」はこうして培われた――

　実際に立ち上げの際はひたすら同業他社をリサーチ。「お客さんのフリをして説明を聞きに行ったりもしました。世の中にはどんな保険商品があるのか勉強したかったんです」。すべては、お客さまにとって「絶対にいい保険の組み合わせでご提案する」「ためにならない商品は絶対に売らない」ため。新名さんのポリシーです。「嘘をつきたくないんですよね。たとえば商品によっては、この商品を売れば手数料が多くもらえるものもあるんですよ。でも目先の利益に目が眩んで、信用を失うようなことはしたくありません」と新名さんは語ります。

　他社の特性保険料、商品ラインアップを徹底的に洗い出し、現在は厳選した生保・損保6社の商品を取り扱っているそうです。この6社があれば、お客様にとってベストな商品を選ぶことができる！と新名さんが納得したラインナップです。「6社の中から、お客さまの悩みや将来のビジョンにベストな組み合わせをお選びします。本当にオススメの組み合わせなんですが、でもメリットだけじゃなくてデメリットもあるとお伝えしています。契約の書類が5種類になってしまうこととか……笑」

　「最近は法人のお客様がぐっと増えてきました。会社、社長、社員のみなさまの保証・保険、福利厚生などを担当させていただいています。節税のご提案、団体定期保険の設置など、とにかく社長様、社員のみなさまが安心して仕事をできる環境をつくりたい！と思っています」

「大好きな地元・宮崎に貢献すること」の実現へ向けて

　新聞事業部ではつい先日「まごころサポート」という事業をスタートさせました。「購読いただいている方を考えたら、圧倒的にシニア世代が多かったんですよ。この地区のシニアの方々の御守り代わりにできることはないかと考えて始めたものです」。“60歳以上の読者の方限定、30分500円で我々でも出来ることであればなんでもお手伝いします。ちょっと助かる、ちょっと嬉しいを形にしていきます”がまごころサポートの事業内容。なんと始めて1ヶ月で10件以上もの申し込みがあったでそうです。

　もし新名さんの会社では対応できないような高度なリクエストの場合は、地域の別の業者の方をご紹介しているそうです。「そうすると地域も喜びますよね。そういうとき用の地域の方のリストも作ってあるんです」

　「新聞も保険も、周囲の方々が喜び、楽しい毎日を送ってもらえるためのものだと思っています。新聞は特に地域の方とのつながりがあります。保険も口コミで広まっていって、広い地域にネットワークができていっています」と微笑む新名さん。会社が潤うことで、税金をたくさん納めることができ、市や宮崎県へ貢献していける。保険や新聞を通して地域貢献をしていくこと、それが新名さんの夢であり目標だそうです。「人生は一度きりしかありません。だから不安や悩みは保険で解消して差し上げたい。楽しい人生のためのお手伝いができたら幸せです」

（取材年月：2015年8月）

「お客さまの楽しい毎日」をサポートするための存在に！

大手保険会社とベンチャーで学んだノウハウを地元へ

「心ある保険業」はこうして培われた――

「大好きな地元・宮崎に貢献すること」の実現へ向けて

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