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プロのドラマーが音楽、映像、ホームページ、ドローンの“掛け算”で価値を創造

音楽と映像&ホームページ制作のプロ

長谷川祐亮

長谷川祐亮 はせがわゆうすけ
長谷川祐亮 はせがわゆうすけ

#chapter1

ドローン撮影と映像制作、ドラム・ピアノを学ぶ教室、ホームページ制作事業を展開

 「弊社は、ドローン・映像制作事業、音楽教室事業、ホームページ制作事業、デジタルマーケティング事業技術など、幅広い事業を展開しております」

 そう話すのは、熊本市にある「ファンラボ」の代表で、プロのドラマーでもある長谷川祐亮さん。それぞれの事業は連携し「音楽×映像」「ホームページ×ドローン撮影」といった“掛け算”が可能。自身はコピーライティングも得意とし、音とビジュアル、言葉を駆使して訴求力を高めます。

 「お客さまならではの価値や、商品・サービスの魅力を発見し、社名の通り、私たちと共に楽しんでもらえたらうれしいですね」

 スクールや教室には未就学児から80代まで幅広い世代が参加。ドローンスクール・映像制作スクールでは「ドローンで空撮に挑戦したい」「YouTubeやVlog(ビデオブログ)用の動画を作りたい」といった生徒が通っています。

 「定年退職後の趣味でドローンや動画を始める方や、仕事で建物を点検するためにドローン操縦を学ぶ方もいます。卒業生の一人である小学校のPTA会長さんは、小学校行事のクリスマスイベントや『どんどや(どんど焼き)』をドローン空撮されていましたね」

 音楽教室「FUN MUSIC ROOMS」のドラムコースでは長谷川さんが自ら担当。楽しさを重視し、好きな曲を演奏しながらレッスンに取り組めるのが特長です。体験レッスンでは、ドラム未経験者でもわずか20分で、曲の半分程度まで演奏できるように導きます。

 「よく『ドラム初めてなのに体験レッスンでここまで演奏できるなんて!』と驚かれます。他にも、複数台のカメラで撮影して編集するという本格的な「ミュージックビデオ撮影会」はとても好評です。頑張って練習してきた軌跡を本格的なミュージックビデオに収めることは一生の記念にもなりますね」

#chapter2

ドラムを習い音楽漬けの青春時代を糧に、プロミュージシャン兼指導者に

 長谷川さんとドラムの出会いは小学生の頃。当時から音楽が好きな少年で、母親の勧めもあり夏休みに通った体験教室で初めてスティックを手にします。

 「中学と高校は吹奏楽部、大学ではジャズのビッグバンドに所属してリズムを刻み、“音楽漬け”の青春時代を送りました」

 大学では社会福祉の分野に進むも、自身に合わないことが分かり、将来について悩むように。進路を思案する中、ふとドラムの指導者になることを思いつきます。

 「商学部から社会福祉部に編入までして勉強してきたのに、いざその分野で就職しようにも自分には合わないことが分かり落ち込んでいました。しかし、ドラムの指導者という道を見いだしてからは、目の前がぱっと明るくなりましたね。

 『人に教えるからにはプロの演奏家としてステータスも確立させなければ』と考えるようになり、修業の日々を過ごします。

 実力が高まるにつれ、著名なアーティストのバックバンドも務めるように。熊本で活動するユニットをプロデュースしてライブ活動・制作活動を行う中、ワンマンコンサートのバックサポートや、ヒット曲の作曲者の九州ツアーメンバーとしての参加も果たします。

 「今もパーティーなどで演奏を続けている他、ミュージシャンを派遣する事業も手掛けています。できることは何でもビジネスにするのが好きで、知人から好評だったホームページ作成を事業化。ドローンや映像制作事業も、従業員がそれにまつわる専門性の高いスキルを持っていたので、最大限に生かそうと事業化しました」

#chapter3

見る人に心が伝わるサイトや動画をかなえ、各種補助金や助成金もアドバイス

 仕事の醍醐味は生徒や顧客に喜んでもらうこと。
 長谷川さんは「自身の音楽センスと映像を掛け合わせ、質の高いクリエイティブを追求したい」と語ります。

 「私たちが感動を受け取ることも多々あります。先日は亡くなられたご主人の思い出を形にして一周忌の場で親族に配布したいと、奥さまから映像とフォトアルバムの制作を依頼されました。生前の写真や、演出を加えて新たに撮影した親族の映像を組み合わせて作品にしたところ、泣いて喜ばれました」

 今後も各事業を通じて「想像以上の仕上がり」「さすがプロの仕事」など、期待値を超え、満足度の高い評価を得ることが目標。コスト面にも配慮し、ドローンスクール、ホームページ作成、動画制作に関しては、補助金や助成金の申請もアドバイスしています。

 「IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金をはじめ、お客さまの負担を軽減する制度を紹介します。クオリティーの高い映像やメッセージ性の強いキャッチコピーを組み合わせた自社サイトを作れば、今まで以上にブランド力を高められるのではないでしょうか」

 躍動感にあふれる空撮や、シーンに応じた叙情的な音響など、“掛け算”による表現力を強みにニーズに対応。「熊本を中心に全国規模でオファーを受け、見る人に心が伝わるサイト・動画制作を実現させます」と熱意を見せます。

(取材年月:2024年5月)

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専門家プロフィール

長谷川祐亮

音楽と映像&ホームページ制作のプロ

長谷川祐亮プロ

音楽教室運営、映像制作業

株式会社ファンラボ

代表はプロのドラマー。ピアノを含む音楽教室を主宰し、ドローン操縦も教える映像制作スクールも開く。さらに補助金を利用したホームページ制作も引き受けるなど、音楽×映像×ホームページの多角的な事業を展開。

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