
布田あすかプロのご紹介
家財整理で出会った顧客の人生を立て直し、最期まで支えたい(1/3)

ゴミ屋敷に至った経緯をヒアリングし、細やかにサポート
「世の中にこんなにあるのかと驚くほど、毎月ゴミ屋敷の片付けをしています。一人住まいの高齢者のお宅もありますが、仕事や子育てに追われて手が回らなくなったなど、健康に働いている人の家でも発生しているんです」
そう語るのは、廃棄物収集運搬や、不用品・家電製品の回収、生前・遺品整理を手掛ける「クリーン・アート」の布田あすかさん。ゴミ屋敷が増加している現状を、「社会問題として捉える必要があるのではないか」と訴えます。
「洗濯物をしまわずに放置する程度のことがきっかけだと思います。次第に洋服が積み重なったり、ゴミ出しのタイミングが合わなかったりと、ものが蓄積して天井まで達する量になってしまうんです。そこまで至るには、何らかの原因があるんです」
依頼先を訪れて、ゴミがたまってしまった過程を丁寧にヒアリングし、状況によっては無料で相談できる弁護士や、行政の担当窓口、社会福祉協議会などを紹介します。「自分ではどうしようもないので手を貸してほしい。でも費用がない」という場合には、予算を聞いて作業を分割にしたり、生活スペースの確保を優先するなどできることを提案。「何とかしたい」という気持ちに応えるために知恵を絞ります。
「生きているうちに出会えたら、何かしらの支援ができます。しかし、ゴミ屋敷の中で亡くなっているケースもあります。本人もこんな状態の最期は望んでいないはず。誰にも相談できず、どうしてよいかわからず、ゴミに埋もれて息を引き取る。胸が締め付けられる思いがします」
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