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相続・土地売買に必須。「近隣関係を大切にする境界線測量」と「不動産のバリューアップ提案」

相続地の価値を活かし隣と円満に境界線を決める土地家屋調査士

関太郎

相続地の価値を活かし隣と円満に境界線を決める土地家屋調査士  関太郎さん
「土地家屋調査士 関太郎 登記測量事務所」の事務所風景

#chapter1

相続・土地売買を土地家屋調査士に相談してみませんか?中立の立場で親身に問題解決してくれます

 相続時の土地の扱いや土地売買時に相談する相手として、真っ先に税理士や弁護士、または不動産業者を思い浮かべる人も多いかと思います。実は、「土地家屋調査士」に相談するという選択肢があります。一般の私たちにとって土地家屋調査士は、不動産業者を介して測量をしてくれる人、という認識にとどまっているかもしれません。しかし、そんなイメージを一新させてくれる土地家屋調査士が、横浜で活躍されています。

 横浜市を中心に神奈川県の土地に関する知識や、地域性を熟知した土地家屋調査士の関太郎さんは、この世界に入って21年以上、規模の大小に関わらずさまざまな法人の土地を扱ってきました。そして珍しいことに、土地家屋調査士として仕事を請け負いながら同時並行で、住宅デベロッパーで不動産の企画等の仕事にも携わってきました。同じ不動産業界の中で、二種類の職業を兼務してきた関さんには、他にはない強みがあります。
それは、土地を不動産として見極める視点および提案力と、「境界、私道、排水等の諸問題・法規制」など、実際に用地を取得する際にクリアすべき課題解決力です。

 関さんは、相続や土地売買時の測量から、土地活用の提案、クライアントとマッチングする不動産会社の紹介、相続時に必要な税理士・弁護士などの連携をワンストップサービスとして提供しています。また関さん自身は、土地売買業務を自社で扱っていませんので、常に中立の立場でクライアントにアドバイスや提案を行うことができるのも、関さんの強みでもあります。

#chapter2

デリケートな隣接地との境界。人間関係を良好に紡ぎながら測量する人柄と技量

 法人の土地の測量など、規模の大きい土地を多数扱ってきた関さんは、「土地はお客さまにとって特に大きな資産です。土地の測量は法人個人のお客さまに関わらず、大きな資産の価値を左右する大事な仕事です。ですから、言葉にできない重責を毎回感じます。それだけに、仕事がうまくいき、お客さまや近隣の方々に承認の印鑑をいただく瞬間は、達成感と喜びでいっぱいになります」と話します。

 相続や土地売買時で必ずと言っていいほど、問題になるのが隣接地との境界です。実は、境界が戦後曖昧なままであったり、先祖代々の土地だからと言って測量がなされていなかったりと、きちんと測量されていない土地が神奈川でも多いとのこと。この境界をはっきり確定しなければ、土地に手をつけることができないそうです。そこでトラブルになりやすいのが、隣接地の所有者との人間関係です。

 「境界が確定されているかどうかよって土地の価値が変わりますので、お客さま、隣地所有者さまにとって境界はデリケートな問題です。正確な測量をしたからと言って、すべて円満になるとは限らず、測量スタッフの態度や接し方などによっては、良好なご近所関係を壊してしまう可能性もあります。その逆に、長年のわだかまりがある場合でも、こちらが誠意をもって礼節を尽くすことで、円満な関係になることもあります。境界を承認していただくには、双方がなかなか言い出せない事を汲み取りながら、耳を傾け、そして受けとめながら進めていくことが何より大切です」と関さんは語り、実感を込めて言葉を続けました。

 「人ってやっぱり温かいなぁ、と思いますね。本当にさまざまな方々と接してきましたが、一見怖そうに思う方でも真心込めて接していると、最後は理解していただけます。お互いの想いが通じる瞬間は感動的です」。深い息をしながら、関さんは大切に言葉を紡いでいるようでした。

土地家屋調査士の仕事イメージ

#chapter3

目標そして理念は、従業員の物心両面の幸福と、人類・社会の進歩発展に貢献すること

 2017年に独立し、従業員を6名抱えて邁進する関さん(人数は取材時現在)。創業からほとんど休みなしの激務をこなしていますが、「毎日が楽しくて仕方がない」と目をキラキラさせながら話します。もともと「働くことが好き」「自分のスキルと経験値で誰かを幸せにすることに喜びを感じる」という関さんは、心に掲げていることがあります。

 「当事務所の経営理念は、『全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること』です。この言葉は、京セラの創業者である稲盛和夫氏の経営理念です。私はこの言葉が本当に大好きで、心から賛同しています。他に言葉を考えたのですが、これ以上に私の想いを表現する言葉がなかったので、そのまま掲げています。今、一番大変な創業時に私と一緒に仕事をしてくれているみんなが本当にありがたくて。みんな、一生懸命頑張ってくれて…。だから、私ももっと頑張ろう!という気持ちになります。これからさらに、相続や土地売買で困っている方たちのお役に立つことで、人類・社会に貢献していきたいですね」
相続・土地売買の相談役に、土地家屋調査士という新しい選択。関さんたちの今後の活躍が楽しみです。

(取材年月:2018年1月)

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関太郎

相続地の価値を活かし隣と円満に境界線を決める土地家屋調査士

関太郎プロ

土地家屋調査士

関 太郎 土地家屋調査士事務所

土地家屋調査士業とデベロッパーでの企画を兼業してきた実績があり、広い人脈と土地の資産価値を見極めた測量提案が強み。繊細な境界に関わる測量では、隣接者との関係を重視し、"双方の納得"を大切にしています。

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