相続・不動産のお悩みをワンストップで対応する相続アドバイザー米山和成

相続・不動産のお悩みをワンストップで対応する相続アドバイザー

米山和成

税理士、弁護士、司法書士などがチームを組み、相続や不動産に関する悩みにワンストップで対応

　「残された家族が遺産を巡ってもめないようにしたい」「自分に相続税がかかるのかを知りたい」「先祖代々の土地を受け継いだけれど、どうすればいいか分からない」

　これら家族にとって大切な財産の承継や疑問に応えているのは、神奈川県横浜市に拠点を構える「あんしん相続・不動産相談センター」代表の米山和成さん。宅地建物取引士やファイナンシャル・プランナーといった資格を有し、不動産コンサルタント兼相続アドバイザーとして活動しています。

　「当方では、初回の90分は無料でお話をお伺いしております。いま考える必要があることや前もって準備すべきことは何か、どんな方法があって、具体的に進めるにはどうすればいいかなどを明らかにしていきます。1回の面談で疑問点が整理され、見通しが立つ方はおよそ7割に及びます」

　その後は、個々の状況や希望に応じて各分野の専門家をコーディネート。遺言書作成や贈与といった生前対策から、各種届け出や登記など相続開始後の手続き、不動産の活用・処分まで「ワンストップでお手伝いできることが強み」と強調します。

　「法律や税務など幅広い知識が求められますので、弊社では司法書士、弁護士、税理士、不動産鑑定士らがチームを組み、相続に関するさまざまな案件を請け負っています。また、女性の士業者も在籍しておりますので、『男性には言いにくい』といった女性の方のご要望にもお応えすることができます」と米山さん。

　「相談してよかった」「お願いしてよかった」というクライアントの言葉が、何よりうれしいと笑顔を見せます。

相談の約4割が「住まい」に関すること。包括的な視点で捉え、相談者にとって有用な対策を提案

　20年以上、不動産会社に勤めていた米山さん。相続に悩むたくさんの人を目の当たりにし、相談会を始めたことが起業につながったと言います。

　「問題は多岐にわたり、複雑なのですが、初めから税理士さんや弁護士さんのところに行くのはハードルが高いとおっしゃる方も多くて。『困ったことがあれば何とかしてもらえる』とみなさんに頼りにしてもらえる存在になりたいと考え、弊社を設立しました」

　数々の声が寄せられる中で4割を占めるのが、親が亡くなったり、老人ホームに移ったり、誰も住む予定がない「住まい」に関すること。「維持管理の手間もありますが、早急に答えを出さず、多方面から包括的に捉えることが重要」と、米山さんは力を込めます。

　「弊社は、ご実家などを売却するべきかどうか判断できずにいる場合、その『どうしよう』からご相談いただける場所です。売る、貸すなど、その土地・建物だけを考えれば有効な手段でも、家族や親族それぞれの意向や他の財産を踏まえると、『今は何もしない方がいい』という選択肢が出てくる場合もあります」

　クライアントの立場に立った真に有用な施策を導き出すため、専門家らと協力して取り組む米山さん。2年前に一度アドバイスした人がいよいよその時期を迎え、依頼に訪れるケースもあるのだとか。
　「『あの時の助言がお役に立ったのかな』と感じてほっとしますね。お父さまの時にご対応させていただいた方が、『今度は母の件で』とお越しいただくこともあります」

相続の基本を学ぶ講座も開催。介護施設やケアマネジャーと連携し、財産管理などをサポート

　「口に出して誰かに話すだけでも、お悩みを整理する糸口になります。実際に、『不安に思っていたことを初めて聞いてもらえ、気持ちが楽になった』『これまで身内にも言えず一人で抱え込んでいた』とおっしゃる方も多いんです」

　米山さんのもとでは、相続の基本と対策にまつわる全3回の講座を定期的に開催しています。
　「第1回は相続の全体像と遺産分割について、第2回は遺言状の書き方や認知症対策について、第3回は財産の把握方法について、司法書士や税理士などがお話をします。地区単位で地元の方を対象にする場合もあれば、不動産会社さまやハウスメーカーさまからのオファーで、大家さまなどに向けて行うこともあります」

　今後は介護事業者や地域のケアマネジャーとの連携を強化し、成年後見制度を活用した財産管理や、老人ホームに入居するにあたって自宅の対処に苦慮している人たちのサポートにも、力を入れていきたいと話します。
　「認知症を患うと、ご自身で遺言状を書くことが難しくなります。お元気なうちに万が一に備えることが、ご家族の安心につながります」

　「【丁寧に生きる】きっちりと　終わりまで　手を抜かず　心を変えず」と書いたメモを、常に神棚の横に貼っているという米山さん。「お客さまに対してこうありたい、という理想なんですが」とほほ笑みます。

　「相続のプロとして、目の前のことだけでなく視野広く先々のことまで考え、対応策をご提案させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください」

（取材年月：2023年1月）

相続のプロが現状を整理し、専門家と連携して解決に向け尽力

税理士、弁護士、司法書士などがチームを組み、相続や不動産に関する悩みにワンストップで対応

相談の約4割が「住まい」に関すること。包括的な視点で捉え、相談者にとって有用な対策を提案

相続の基本を学ぶ講座も開催。介護施設やケアマネジャーと連携し、財産管理などをサポート

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