きれい・ていねいで信頼されている塗装のプロ立山修介

きれい・ていねいで信頼されている塗装のプロ

立山修介

火山灰、経年劣化…どんな問題も原因を見つけ、最善の仕上がりに！

「塗装業者選びの決め手がわからない」と迷っていませんか？
有限会社立山塗装は、3代目の立山修介さんが率いる塗装会社です。立山さんのお祖父さんが昭和25年に起業しました。
また、平成2年に有限会社へ法人化して以来、鹿児島県全域の建物を塗装の力で守っています。
鹿児島の暮らしにおいて桜島の火山灰の影響と切っても切り離せないため、長年この地域で営んでいる業者が頼りになるでしょう。
「火山灰は、見た目を悪くしますし、サッシ廻りの壁を変色させたり、樋に詰まり水をあふれさせたりもします。現場を点検するときには、ご依頼の塗装箇所を確認するだけでなく、建物の不具合を見逃さず必要な工事のご提案もし、塗装を通してより快適な暮らしができるように努めています」と穏やかに話します。
もちろん、劣化の原因は火山灰だけではありません。経年劣化、立地条件……と一軒一軒異なります。「原因をしっかり判断し、お客さまにわかりやすくお伝えした上で、安心していただける施工を目指しています」と立山さん。さらに、現場の清掃や近隣への配慮も欠かしません。そのため、工事終了後にはお客さまに笑顔があふれます。

「仕事が多くの人の目に入るものであること、『きれいになった』といった言葉をいただけることは今も変わらず励みになります」と少し恥ずかしそうに話します。

自社職人とともに、下請けや官公庁の仕事にも精力的に取り組む

同社は地域の工務店やゼネコンからの仕事も請負い、新築から大型物件の改修まで幅広い実績を持ちます。
「長く取り引きしていただいています。現場監督が離れるときがあっても、『立山さんのところは任せても安心だ』といった言葉をいただけるのは嬉しいですね。また、新しい工法や管理方法などで勉強ができ、それを社内で活かせるのは下請け仕事ならではのよさだと感じています」

また、元請として一般の方から直接受注するとともに官公庁の仕事も受注をしており、市営住宅や公民館などの公共物の塗装も行っています。民間工事と違い官公庁の仕事は工法が絞られています。「難しさもありますが、限られた中で最善の仕事が求められるため、やりがいにもなっています」と立山さんは言います。

地域から信頼を置かれている同社を立山さんとともに支えているは自社職人です。
「職人の中には2人の同級生がいます。私が家業に入ったときに『じゃあ俺も雇ってよ』と冗談半分に仕事をはじめた2人ですが……それから15年以上が経ちました。今では有り難い存在です」と笑います。
「似た感覚を持ち、業務を一定化できているので、細かいところまでていねいな仕事ができる」「言い忘れたことを伝えようとしたときには施工が済んでいる」「遠慮なく意見を出してくれることで改善できることが増えた」といったことは同級生ならではの良さだと感じているそうです。
立山さんは職人全員のスキルの底上げにも取り組んでいます。
「全員が施工管理の資格取得することが目標です。技能資格に加え、施工管理資格もあれば、お客さまは幅広く安心して相談をできるので、より信頼していただけるようになると考えています」

塗装業界の未来を見据え、課題解決にも尽力

時代の流れに新型コロナが重なり、塗装業界にも変化の波が訪れています。「昔ながらのやり方が変わる時が来ていると感じています。さまざまな情報を逐一チェックして業務改革もしていきたいです」と立山さん。現在、異業種の交流会などにも参加し社会奉仕活動もしています。
最近は「SDGs」について従業員とともに理解を深めています。
「塗装は、建物はきれいになりますが、周囲が汚れたり、残骸が出たりします。処分方法しっかり考え環境に配慮したいという考えが強まりました。また、女性の感性が活きた配色などに驚かされることがあります。女性も働きやすい環境を整え雇用につなげたいです。このような環境問題、男女の雇用、福利厚生などSDGsの考え方に触れ、17のゴールは一見難しそうだけれど、1つずつ紐解いていくと、業務改善が自ずとゴールの達成につながることに気付きました。SDGsは、私たちが『自分たちの仕事はただ壁を塗っているわけじゃない』と思え、モチベーションにつながったり、誇りに気付かせてくれるとも思っています」
　　
立山さんは塗装業界が抱える課題は「若い人材の不足」だと言います。
「3Kな外仕事というイメージがあるため、若い人の雇用には苦労します。長く続けることで仕事の面白さがわかるため、面白さを追求していきたいです。それが業界の発展につながったら嬉しいです」

「『安心して任せてください』とお客さまに胸を張って言えるように、今後もていねいな仕事に常に取り組んでいきます」と立山さんは笑顔を見せてくれました。

（取材年月：2020年8月）

塗装も付随する工事も、『ていねい』を第一に！個人宅から公共物まで安心しておまかせください

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