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谷村ジョシュアプロのご紹介
瓦をメジャーに！瓦葺き屋根の新時代を目指す若き職人（1/3）
人生の岐路で選んだ職人の厳しい世界
鹿児島の住環境は夏の暑さや台風など厳しい条件下にあり、家づくりにとっては課題の多い地域です。そんな鹿児島で、瓦葺き屋根の良さを伝えることに情熱を注ぐ若い職人さんがいます。『瓦屋たにむら』の谷村ジョシュアさんは、18歳で瓦葺きの道に入り28歳の若さで独立した若き瓦葺き師です。
鹿児島出身の父とアメリカ人の母を持つ谷村さんは、幼少期をアメリカで過ごし7歳から鹿児島で育ちました。青春時代はテニスに没頭し高校は強豪校へと進んだ谷村さんには、卒業後、県外の大学進学という選択肢もありましたが、進学の道ではなく大好きな鹿児島に残り働くことを決意したそうです。そして縁あって瓦職人を営む師匠の元にアルバイトとして弟子入りしました。
昔気質の頑固な職人だった師匠は、若い谷村さんに対して仕事のイロハを時には優しく時には厳しく指導してくれました。修行中には辛いと思うこともあったそうですが、先輩たちの励ましやサポートなどにも支えられ懸命に励むうち10年の月日が流れました。そして2019年、「職人は自分で仕事をしていかなければいけない」という師匠の言葉に背中を押され、28歳にして独立を決意します。修行する中でいつしか意識していた『独立』の二文字。とうとう夢を実現する時がやってきたのでした。
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