生命保険を通してさまざまな問題に備えるプロ岡本崇宏

生命保険を通してさまざまな問題に備えるプロ

岡本崇宏

エリアは全国。契約者が県外に転出しても、変わらず全力サポート

　暮らしの中にはさまざまなリスクが存在し、いつ起きるのかは誰にも予測できません。しかし、病気やけがなど万一に備えることは可能で、解決策の一つに生命保険があります。

　「生命保険は愛する人に贈るラブレターのようなもの。契約者の想いを保険という形に変え、その想いが残された人に届けられるよう、オーダーメイドの保険をご案内しています。当社には担当エリアがありません。県外に引っ越しをされても、担当者が引き続きサポートできるのが強みです。お客さまからたくさんのご縁をつないでいただき、北は福島から南は鹿児島までを担当しています」と、岡本崇宏さん。「プルデンシャル生命保険株式会社」のライフプランナーです。

　ある夫婦から保険加入の相談を受けたときのこと。介護が必要な重度障がいの子どもがいました。その子は小学生。もし一家の大黒柱である父親が倒れたら、残された家族に経済的な支援を用意しなければなりませんでした。

　岡本さんが提案したのは、掛け捨ての保険でした。子どもの教育費などが落ち着いたタイミングで、次は夫婦の将来に向けて終身保険に移行するというものでした。子どもの進学や介護のための費用を捻出していくには、保険料の高いもので保障を準備するより、掛け捨ての保障で保険料を抑え、その分現金を蓄えることが先決だと判断したのです。
　
　「保険は先々を補ってくれるものですが、保険料が日々の負担になるようでは本末転倒です。お客さまの現在と未来について十分に考え、より良いプランを選び出すよう心掛けています」　

保険金を100％必ず届けるという信念

　「人生にはたびたび転機が訪れます。そのとき、何か困り事が起きても、すぐ対処できるようにあらかじめ準備をするのが私たちの仕事。生命保険にはいろいろな使い方があることも知ってほしい」と岡本さん。

　保険料の支払いが困難なときは、解約せずに済む方法がいくつかあること、病気などが原因で契約者や受取人に判断能力が失われ、各種請求や契約に関する問い合わせができなくなっても、代理人請求を可能にする方法があることなどを契約時に必ず伝えています。これらの説明も、契約者の想いが込められた保険金を100％届けるという強い信念があるから。

　九州に住む契約者の妻から「夫が入院した」と連絡を受けたときも、すぐ現地に駆け付けました。死亡保険金や入院・手術給付金はいくら出せるのか、余命宣告されたらどんな対応ができるのか、当座の家族の生活資金が必要なときはどうするのかなど、あらゆる状況に備えました。「電話をいただいたたとき、奥さまは涙ぐんでいるようでした。会って話をするうちに、表情が和らいでいき、ほっとしました。それと同時に責任も感じました。ご主人から家族のことを任されているのだと」

　岡本さんが大切にしている行動指針の一つに、「顧客に焦点を合わせる」という同社のコアバリューがあります。「お客さまに『別に急がないから』と言われたことほど迅速に対応するようにしています」と話します。

困ったときに頼れるコンシェルジュ。この仕事への喜びを胸に

　岡本さんの前職は、会員制リゾートホテルのフロント係でした。ライフプランナーに転身したのは2015年。同社にスカウトされたのがきっかけでした。

　「ホテルの仕事はやりがいがありました。ただどんなに一流のサービスを目指しても、お客さまがホテルに滞在されたときしか提供できません。ライフプランナーなら、お客様の人生のコンシェルジュとして、生命保険を通じてお手伝いできると思いました」

　常に身だしなみや言葉遣いにも気を配る岡本さん。顧客からの信頼も厚く、「就職を控えた子どもの話を聞いてほしい」といった相談にも、一つ一つ真剣に向き合い、誠実に応えることが自身の役割であり、仕事のやりがいと語ります。

　超高齢化社会を迎え、親世代の認知症も増加傾向にあります。今後は、介護や認知症、相続対策としての保険加入も増えていくことでしょう。

　「生命保険の『正しい受け取り方』ができるようサポートしたいと考えています。例えば、生命保険金も『みなし相続財産』とされ、課税対象になります。とはいえ、非課税枠を活用することもできますし、相続を放棄した受取人も保険金は受け取れます。生命保険に詳しくない方にも知識を持ってもらえるよう、きちんと情報をお伝えしていきたいですね」と熱く語ります。

・相続税の対象となる死亡保険金を相続人が受け取った場合、「500万円×法定相続人数」まで非課税となります。
・このご案内に記載の情報は法律上又は税務上の助言ではありません。このご案内をもって専門家の助言に代えることはできません。
・このご案内は、2021年8月現在の税制に基づいています。今後、制度内容が変更される場合があります。
個別の税務取扱いについては、所轄の税務署もしくは税理士等にご確認ください。

（取材日：2021年7月）

生命保険は将来起きるリスクを未然に防ぐ予防線です

エリアは全国。契約者が県外に転出しても、変わらず全力サポート

保険金を100％必ず届けるという信念

困ったときに頼れるコンシェルジュ。この仕事への喜びを胸に

専門家プロフィール

Other Interview