マイホーム購入を夢と希望あふれる買い物に（2/3）

現状を見直しライフプランを考える

　「私の個別相談では、はじめから住宅ローンの話には入りません」と藤原さん。いわて住宅FPオフィスでは、まずは家庭の収入、支出、毎月どのくらいの費用が必要なのかなど、現状を洗い出し、把握することから始めます。そのうえで、お子さんの教育費や、夫婦の老後の生活など、ライフプランを考え、最後に住宅建築の業者選び、ローン選びをするという流れ。
　「私がこれまでの経験から編み出した方式で、現状の収入や支出など必要な数字をエクセルシートに埋めていき、必要な支出を見極めていきます。そして、無理のないローンを組んでいただくことが最終的なゴールです。」専業建築業者でもなく、専業金融業者でもない、広い視野で、お客様に損のないよう的確なアドバイスをできるのが、ファイナンシャルプランナーの強みと言えるでしょう。

　また、こうした相談の場が「お客様自身の人生を見直す時間になる」と藤原さんは話します。「日々の生活に追われていると、家庭の状況や、今後の人生プランなどについて落ち着いて考えたり、話し合ったりする機会はなかなかないと思います。いまを見えるようにすることで、将来も見えるようになります。そうすると漠然とした不安が取り除かれ、計画的に楽しいライフプランを描けるようになるのです。」

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