家族を幸せにする相続のプロ光廣昌史

家族を幸せにする相続のプロ

光廣昌史

相続はだれにでも関わりがある問題です

　だれにでも一生に一度は訪れる「相続」。みなさんは相続についてどのようにお考えですか。経験豊富な「税務と会計の専門家」である、株式会社オフィスミツヒロの社長、税理士・光廣昌史さんは、相続は誰にでも関わる問題だと言います。
　株式会社オフィスミツヒロは、平成23年3月で創業50周年を迎える税務会計事務所です。主な事業内容は企業の税務会計、コンサルティング、相続、事業承継、ファイナンシャルで、従業員数29名（パートを含む）を擁する広島でも歴史のある事務所です。　　

　光廣さんが、近年特に注力しているのが資産税に関わる業務です。資産税とは相続税や贈与税などの総称で、中でも相続に係る相談や手続き業務がここ数年で急増し、同社では年間約50件の案件を取り扱っています。
　多くの方が、よほどの資産家でもないかぎり相続税とは無縁だと思われていますが、平成22年12月16日に発表された「平成23年度税制改正大綱」で相続税に関する法律が大幅に改正され、無関心ではすまされない状況になってきました。
　例えば、相続税法では相続資産に課税されない基礎控除が引き下げられました。さらに、生命保険の死亡保険金の非課税枠が適用される法定相続人が未成年者、障害者などに限定されました。ということは、ある程度の資産があれば相続税の対象になりうる可能性があり、生命保険を活用した、相続のための節税対策にもかなりの影響が及ぶということです。

幸せな相続を実現するための良きパートナーでありたい

　では、どのような相続対策を立てればよいのでしょうか。
光廣さんは「まず、信頼できる相談者を持つことです。昨今は、被相続人やその配偶者が認知症で意思の疎通が難しいケースも増えており、安心して任せられる相談者は不可欠と言えるでしょう。また、資産状況や遺言の内容によっては弁護士、不動産鑑定士、司法書士、ライフプランナーなど各専門家とのネットワークも必要です。そのため、税務会計に習熟し経験豊かな税理士を選び、そこを基点として、資産整理や節税などの綿密な対策を立てることです」と言います。
こうした観点から、外部の専門スタッフとも連携し、1案件ごとにチームを立ち上げて、相続の相談や手続きの業務に当たっています。
　その上で、「相続発生時に行う相続分割や節税だけが相続対策ではありません。相続を『争族』にしないためにも、被相続人自身を含めた家族が幸せに生きていけるよう、被相続人の存命中から相続について考えておくことが何よりも大切です。また、その時々の税法の改正や生活環境などの変化に応じて、考え方が変わることもあるでしょう。そういう時にも、税理士を良きパートナーとして幸せな相続を実現していただきたいと思います」と、熱意を持って話します。

　そのため、だれでも参加できる「家族を幸せにする相続セミナー」を年6回開催。光廣さんを講師に、「相続」とは何かという基本的なことから具体的な相続事例までを学んでいきます。今年度は“基本を学ぶ「相続税の仕組み」と「H23年度税制改正の概要」”や“地主さんのための相続対策”など、興味深いセミナーが予定されています。

心のゆとりを味わってもらいたいとクラシックコンサートを主催

　また、いつもはセミナーを実施している、同社と同じビルの12Fでは、収容人員50人のサロンのような空間で、ヴァイオリニストの白井朝香さんのナビゲートによる室内楽の演奏会が年数回、開かれています。
「私が特にクラシックについて造詣が深いという訳ではありません。大きなコンサート会場ではなく、すぐ目の前で演奏会を楽しめる、そうした心地よい贅沢な時間を皆様に味わっていただきたいと思ったのです」と、その動機を語る光廣さん。
「空檜（くうかい）」と名付けたコンサートは、「空との会話を楽しもう」「自然との対話を通して、心のゆとり、そして癒しを得よう」という思いが込められています。

「お金は後に遺すのではなく、自分自身の人生を楽しむために使いましょう。そして、当社のセミナーにもご参加いただき、皆様の夢に向かって共に歩んでいきましょう」。明るく活力に満ちた地域社会と家族の幸せを強く願う光廣さんは、税務・会計の専門家として、力強いパートナーになってくれることでしょう。

（取材年月:2011年1月）

お客様の夢の実現に向かって共に歩む、税務・会計の専門家

相続はだれにでも関わりがある問題です

幸せな相続を実現するための良きパートナーでありたい

心のゆとりを味わってもらいたいとクラシックコンサートを主催

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