大中弘治プロのご紹介
利用者の生活の質を高め、笑顔があふれる介護を目指す(1/3)
デイサービスと訪問(居宅)介護サービスを運営
介護事業者の「ケアネット」代表の大中弘治さんは、広島県安芸郡で、「デイサービス かむながら」と「すみれ介護ステーション」を運営しています。地域に根ざした介護で、2020年には創業十周年を迎えました。
デイサービス かむながらは、「自然に、趣くままに~」をキャッチフレーズに、折り紙や塗り絵などの作業的なレクリエーションは行わず、利用者が自宅にいるように、思い思いに過ごせることをコンセプトにしています。施設は、古民家を改装。テレビ鑑賞やカラオケも楽しめるリビング、食堂、静養室、浴室、トイレなどを備え、認知症など要介護状態の高齢者の方が8人ほど通所されています。
「レクをあまり行わないのは、男性の利用者さんが多く、そうした作業は好まないというのも理由ですが、職員にとっては、レクをやり遂げる責任が先行してしまいがちだからです。かむながらでは、利用者さん一人一人に寄り添ったケアを目指しています。みなさん、新聞を読んだり、テレビを見たり、それぞれ好きに過ごしておられます。ご家族からは、心身の状態が良くなったという声をいただくことも多いです」
一方、すみれ介護ステーションでは、介護認定を受けた高齢者、障害者福祉サービス受給者証、障害者移動支援事業受給者証の交付を受けた人が対象。ケアプランに基づき、入浴介助、食事介助、通院介助などの身体介護、家事支援、重度訪問介護、行動援護といったサービスを提供しています。
同ステーションの利用者は、障害のある30~40代男性が多いそうです。両親の高齢化も進んでいることから、入所型の施設につないでいくなど、「“親なきあと”のケアについても考えていきたい」と話します。
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