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東広島市を中心に三原市や広島市で草刈り・伐採・外構工事を手掛け、庭の困りごとに対応

お庭の「困った」の解消を目指す草刈り・伐採・外構のプロ

波多野公平

波多野公平 はたのこうへい
波多野公平 はたのこうへい

#chapter1

防草シートや砕石の敷設など、長期的な視点で手間のかからない施工を提案

 「空き家になった実家の敷地に草が生い茂っているが遠方で管理できない」「植木が伸びて手に負えない」「大きな庭石を撤去して整地してほしい」「駐車場を広げたい」など。

 「お庭の困りごとがあれば当方にお声がけください」と明るい声で話すのは、「PIVOT(ピボット)」代表の波多野公平さん。草刈りや伐採、外構工事を手掛け、東広島市を中心に、三原市や広島市から寄せられる要望に応えています。

 「ご家庭だけでなく、ソーラー発電所のような事業所の草刈りなども請け負っています。必要に応じて協力会社と連携しますが、基本的には自社で一貫して業務を行っています」

 土木や製造業に長年にわたり従事してきた波多野さん。基礎を整え、細部まで目を行き渡らせて仕上げる丁寧な作業力に加え、長期的な視座に立った提案力が自慢です。

 「例えば雑草は次から次へと生えてきます。何度も草むしりをするのは大変ですから、1度刈った後に防草シートを敷く、砕石を敷設するなど、お客さまの負担を軽減できる施工をご案内しています」

 「もうけよりもお客さまの笑顔を大切にしたい」と語る波多野さん。価格や納期、技術面で難しい内容でも、何とかしたいという強い意志で解決方法を模索します。

 「あるお客さまからは、庭の手入れを任されたのをきっかけに、相続や土地活用に関する相談までお受けすることになりました。各方面に掛け合う中で、最終的には『あなたのような人に土地を譲りたい』と言ってくださり、その思いを受け、購入することにしたのです。私を信用していただき、うれしかったですね」

#chapter2

製造業に従事する傍ら、手先の器用さを生かし副業で便利屋をスタート

 波多野さんは1988年に廿日市市で生まれました。小学6年生のときに父親が他界。県立高校に進学するも「母を助けたい」との思いから1年で中退し、働き始めます。

 「ガソリンスタンドのアルバイトから始め、土木建築、鉄筋工、とび職などに就き、18歳のときに製造業へ転職しました。以来、金属加工や溶接など、ものづくりの現場で技術を磨いてきました」

 さらに手先の器用さを生かして、21歳の頃から副業で便利屋を開始。知人や友人を通じて広がった顧客の輪が新たな依頼を呼び込み、着実に経験と実績を積み重ねます。

 2022年、30代半ばに入り副業の収入も安定してきたことから独立を決意。「便利屋トラスト」を立ち上げました。専業に際し支えとなったのが、現在も社外取締役を務める佐々木勇さんの知見です。マーケティングやブランディング支援に取り組む佐々木さんの協力を得て、事業の方向性を固めます。

 「マーケティングなんて全く知らない状態からのスタートでしたが、佐々木に助けてもらいながら何とかやってくることができました。毎日のように言い合いをしましたが、彼のおかげで今があります」

 独立当初、波多野さんは「頼まれたことは何でもやる」という気概で、ハウスクリーニングやエアコンクリーニング、害虫・害獣駆除など、多岐にわたる案件に対応していたそう。同業者と差別化するためにも「強みを打ち出していこう」と佐々木さんと話し合いを重ね、外構に特化したサービスを展開するようになりました。

#chapter3

地域に必要とされる存在になり、みんなで助け合えるコミュニティーづくりへ

 「2025年1月、心機一転するべく社名を『トラスト』から『PIVOT』に変更しました。『PIVOT』とは回転軸という意味で、草刈り・伐採・外構工事という軸を持ちつつ、新しい挑戦をしながら会社を成長させたいという願いを込めています」

 法人化を視野に入れ、事業エリアの拡充と、協力業者のネットワークづくりに力を入れる波多野さん。志を同じくする業者とタッグを組むことで多方面のニーズに応え、業績の拡大を図りたいと言います。

日々忙しく仕事に向き合う波多野さんのもう一つの顔は「車好き」。 特にドリフトが大好きで、生涯走りたいと目を輝かして話します。休日には走行会を開き、ビジネスパートナーの佐々木さんと一緒に、自動車界隈を盛り上げるイベントも企画中です。

 「僕らは大切なことは車から学んだんです。だから、異なるスタイルの愛好者が一堂に会し、交流を深める場としてサーキットを借りた催しを構想しています。若い子たちにも魅力を感じてもらえる車文化を中国地方で育てられたらいいですね」

 活動の拠点を据える東広島は、波多野さんの妻の地元であり、自身にとっても腰を下ろした第二の故郷。 外構工事のスペシャリストとして各家庭に赴く中で地域の暖かさを感じたと言います。

 人と人を繋ぐことや、新しいライフスタイルを提案するのが大好きな波多野さん。住まいの外回りを整備するとともに、より良い街づくりもサポートしていきたいと展望を描きます。 「私が目指しているのは皆さんに必要とされる存在であり、地域の困りごとを拾い上げ、相互に助け合うコミュニティーを作ることです」

(取材年月:2025年3月)

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波多野公平

お庭の「困った」の解消を目指す草刈り・伐採・外構のプロ

波多野公平プロ

伐採業

PIVOT

草刈り・伐採・外構のプロとして、困ったときにいつでも頼りにしてもらえるよう、長期的な視野で顧客のニーズに合わせた提案を実施。長年製造業で培った経験を生かし、細部にまでこだわった丁寧な作業を提供します。

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