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地域限定クーポン券からAI検索対策まで、紙の制作物とITで地域の店舗や中小企業の集客を支援

紙の制作物からデジタルまで、地域の集客を支える広告のプロ

小田桐潤

小田桐潤 おだぎりじゅん
小田桐潤 おだぎりじゅん

#chapter1

「エリアタイアップサービス券」やLLMO対策など、アナログとデジタルで地域の集客を支援

 前橋市を拠点に、広告制作やIT導入で店舗や中小企業を支える「レヴクリエイト」の代表・小田桐潤さん。顧客と直接顔を合わせ、紙の制作物とデジタルの両面から店舗・企業の集客を支援します。

 「主力サービスの一つが、地域を絞った各地域の店舗を、数店舗一緒に掲載したクーポン券『エリアタイアップサービス券』です。現在は前橋、高崎、伊勢崎、渋川で展開し、掲載店が『商品のサービス』や『会計時に割引』といった特典や、従業員募集などの情報を発信しています。来店者への手渡し配布が中心なので目に留まりやすく『こんな店もあるのか』『次はあのサービスを受けてみよう』と、認知拡大や新規顧客の獲得につながっています。紙媒体に加えてWEB版も用意しています」

 デジタル分野では、顧客のホームページや予約サイトを制作・運用。その他に、テンプレートを活用し、コストを抑えたホームページと予約サイトの制作プランも用意しており、顧客に合った制作をしているのが特長です。

 「近年はAI(人工知能)に情報を提案してもらうなど、インターネット検索の方法も変わりつつあります。そこでAIによる検索を意識し、ブランドの言語化とMEO(マップ検索エンジン最適化)・SEO(検索エンジン最適化)を掛け合わせて、お客さまのサイト内の情報を整理し、AIに選ばれるようなサイト設計を行っております」

 こうした取り組みの背景にあるのは、街の景観が変わっていくことへの危機感です。小田桐さんは、群馬でも故郷の青森でも個人店が姿を消し寂しさが漂うようになったと感じ、地域に活気を取り戻すため、店舗や企業の支援に力を注いでいます。社名の「レヴ」は、regional、economy、vitalizationをもとにした造語で、「地域経済の活性化」を意味します。

#chapter2

自動車営業や店舗運営、販促の経験を重ね、夢だった広告事業で独立

 小田桐さんは高校を卒業すると青森を離れ、都内の大学の政治経済学部に進学。地方の大学から推薦も受けましたが「日本の中心を見ておきたい」と上京を選びます。

 「しかし、在学中に父を亡くし、母を一人にできないと思い、卒業後は実家に戻りました。そして、大手自動車会社の青森県総代理店に就職し、営業担当としてキャリアをスタートさせました。在籍中は、個人の販売台数や売り上げが評価され、社長賞を2度受賞しています。この頃から『経営者になりたい』と考えるようになりました」

 その後、全国展開のカラオケチェーンに転職し、人材管理や店舗運営を学びます。前橋や伊勢崎、高崎の店舗では店長を務めます。

 「中には赤字の店もありました。人員配置の見直しや経費管理の徹底、売り上げを伸ばすための施策を同時に進め、どうにか黒字化を実現しました。また、当時のカラオケ店としては珍しかった学生向けのメニューの発案など、新たな企画にも携わりました。さらに、地域のファストフード店やレストランと協力し、現在発行している「エリアタイアップサービス券」の原型でもある、お客さまを紹介し合うタイアップサービス券の制作と仕組みを構築。さまざまな経験を積む中で、ますます独立への思いが強まりました」

 前職で販売促進や求人広告を手掛ける中で、クリエイティブの面白さに触れ、2016年に「レヴクリエイト」を設立。「現実はとにかく忙しい毎日だった」と、創業からの10年を振り返ります。

 「群馬の皆さんを元気づけたい一心で、ここまで歩んできました。苦労は続きますが、『地域経済を担うお客さまを支えたい』という気持ちは、創業時から変わりません」

小田桐潤 おだぎりじゅん

#chapter3

新規開業の看板制作に特別な思い。厳しい時代だからこそ販促で顧客を支えたい

 仕事への姿勢について、「どの案件にも全力で取り組みますが、特に新しく開業するお客さまの看板やチラシを作るときは、特別な思いがあります」と小田桐さん。看板を掲げる瞬間に立ち会うと、自らも高揚感に包まれると話します。

 「その後、気になって店の前を通ることもよくあります。開店後にぎわっている様子を見ると、自分のことのようにうれしくなります。お店で、チラシを手にしている人を見かけるのも励みになりますね。10年以上交流が続いているお客さまも少なくありません」

 一方、課題は顧客への思い入れが強くなりすぎること。経営者としてはまだ発展途上だと分析します。

 「皆さん、物価高などの厳しい状況の中で頑張っているので、出来る限り応援したくなります。先日、親しい飲食店経営者と話したところ、8月の売上が夏休みにもかかわらず、芳しくなかったそうです。さらに大変な思いをなさっている方もいるのではないでしょうか。だからこそ、必要な販促活動を続けることが大切だと思います。これからもエリアタイアップサービス券の発行や、チラシ、ホームページ、AI関連事業など、さまざまなプロモーションの手法を届けていきたいと考えています」

 今後も広告やIT、AI関連サービスなど、地元のニーズに寄り添った新たな提案を続けていくのが目標です。

 「一人一人の経営者と向き合い、売り上げに貢献できる存在でありたいです。共に群馬のためにできることを語り合えたら何よりです」

(取材年月:2026年9月)

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専門家プロフィール

小田桐潤

紙の制作物からデジタルまで、地域の集客を支える広告のプロ

小田桐潤プロ

地域経済活性化プロデューサー

レヴクリエイト合同会社

前橋市や高崎市など地域を絞り飲食店などで使えるクーポン券を企画・制作。AI(人工知能)検索を意識したLLMO(大規模言語モデル最適化)対策にも取り組み、紙の制作物とデジタルの両面から集客を支援します。

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