PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

プロ視点で既存住宅の価値を見極め、次につなぐお手伝いを

既存住宅の価値を高めるプロ

細矢国昭

細矢国昭 ほそやくにあき
細矢国昭 ほそやくにあき

#chapter1

住宅に関する専門知識と、40年以上にわたり住宅業界で培った経験を生かし活動

 「マイホームがほしいけれど中古住宅はおすすめなの?」「自宅を売りたいけれどニーズはあるのだろうか」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。そんな時、頼りになるのが福島県郡山市にある「註文住宅一山」です。

 「身に付けた専門的な知識と、40年以上にわたり勤めた住宅会社で養った目で建物の状況を的確に判断し、必要に応じてリフォームを行った上で、手に届きやすい価格でご案内しています」

 そう話すのは、宅地建物取引士や福祉住環境コーディネーターなどの資格を持つ代表の細矢国昭さん。妻で一級建築士の順子さんと二人三脚で、既存住宅の仲介業にいそしんでいます。

 「会社員時代は新築販売に携わっていました。でも、せっかく建てた家も年数が経過するにつれて、取り壊されたり、空き家やさら地が増えたりと、町の景観や防犯性に影響が出てくることもあります。何より、お客さまや私にとっても思い入れがある建物ですから残念でなりませんでした」

 何かいい方策はないかと思案する中、細矢さんのもとに連絡が入ります。「25年以上も前に担当したお客さまからでした。年齢を重ねて介護施設に移られたとのことで、お住まいが空き家になっていたんです。『どうすべきか迷っている。知恵を貸してくれないか』とのことでした」

 細矢さんはさっそく現地を確認した上で、売却による資産形成をアドバイス。物件を大々的にPRする前に購入が決まりました。この経験から、「既存住宅を活用することへの意義を感じ、今の事業を始めました」と語ります。

#chapter2

売り手と買い手の双方が得をする既存住宅売買を目指し、保証制度なども活用

 家を売買するにあたっては、「目利きのあるプロにお願いする」。その選択肢があることを知ってほしいと細矢さんは力を込めます。

 「売る方にも買う方にも、得をしていただきたいと思っています。私たちが物件を調査し、現状を見極めた上で、コンディションを整えて価値を高める。そして、お客さまにご納得いただける価格で展開していきます。本来は、解体することになったかもしれないわが家を、必要としている人たちに託すことができます。買う方にとっても、新築よりは予算を抑えることができるので、メリットは大きいと言えるでしょう」

 細矢さんは、住宅改修にも入念に取り組みます。「『こんなに古くても売りものになるのか』といったご心配は無用です。家財の処分や掃除からお手伝いさせていただき、不具合がある構造や内装、設備もきちんと直します。インテリアコーディネーターを介入したリノベーションも行っているので、新築さながらの状態で売り出すことができます。いい物件に仕上げることで、お客さまが想定されていた以上の値段が付けられることもありますし、すぐに成約へと至ることも少なくありません」

 また、買う側に対しても配慮が行き届いています。「中古住宅の場合、どんなにきれいに見えても『欠陥や不備はないの?』と、いろいろ気になることがおありでしょう。私どもでは不安をやわらげるために、住宅性能検査に合格した上で加入する既存住宅瑕疵(かし)保険が付いた物件も手掛けています」

#chapter3

「物件をどうしたらいいのか分からない」、困った時は気軽に相談してほしい

 細矢さんにとってのやりがいは、物件の売り主と買い主、どちらにも喜んでもらうこと。
 「双方にとってベストを尽くすのが私どもの役割です。不動産に関するお悩みを持っている方は多いので、お話を丁寧にお伺いすることを心がけています。抱えておられる問題を一つ一つひもといて、ご満足いただける結果を導き出せた時に、この仕事をやっていて良かったと感じます」

 家族が大切に慈しんできた住まいで、また新たな家族の歴史が始まる。未来につながる提案を行う立場として、これからも知見を深め、業務にまい進していきたいと熱意を見せます。

 「物件の劣化具合や築年数を問わず、さまざまな案件に応じているので、『手持ちの家をどうしたらいいのか分からない』『どのように相続対策すればいいのか』『建物を維持・管理する方法を知りたい』『修繕工事は必要なのか。必要な場合いくらかかるのか』『解体費用を安くする方法は?』などとお困りの際は気軽にお声がけください。まずは売却するべきかどうか一緒に検討し、手放す場合は建物や土地を調べて、販売価格の目安をお伝えします。一から丁寧にご説明させていただきます。不明点があれば遠慮なくご質問ください」

 今後は、不動産に関する事業をさらに拡大していくことも視野に入れているとか。
 「おかげさまで数十年前に出会ったお客さまとのご縁もありますし、リピートしてくださる方もいらっしゃいます。ご相談をお受けする中で、対応できる領域を広げていくことが、お客さまのためにもなると考えています」。ご縁を大切にして、住まいという大きな財産を通じて、豊かで充実した毎日を送れるようサポートする細矢さんの活躍が期待されます。

(取材年月:2021 年11月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

細矢国昭

既存住宅の価値を高めるプロ

細矢国昭プロ

宅地建物取引士

合資会社註文住宅一山

「確かな目」で、既存住宅(中古住宅)を調査し、価値あるものへと昇華。既存住宅を売りたい方と、買いたい方との架け橋になっています。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ福島に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または福島放送が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO