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Mybestpro Interview

下地にこだわる塗り職人

屋根と外壁の傷み具合の診断と塗り替えのプロ

清瀬竜一

事務所の前で、「みつも塗装」代表の清瀬竜一さん
住宅の屋上の傷みを診断する清瀬さん

#chapter1

大切なのは傷み具合の診断と下地作業

 「塗り職人こだわり工房」を掲げる「みつも塗装」は春日市・大野城市の福岡都市圏南部で67年の実績を誇る塗装専門店。代表の清瀬竜一(きよせりゅういち)さんは昭和25年に創業した初代から数えて3代目になります。

 塗装の中でも得意な業務は屋根や外壁の塗り替え。
「家を建ててから随分経つし、そろそろウチも塗り替えた方がいいのかしら?」と気になるような方は、ぜひ清瀬さんに相談してみてください。清瀬さんはまず赤外線カメラなど最新の機器を使って屋根や外壁の傷み具合を診断。肉眼では分からないような小さな雨漏りまでチェックし、その上でパネルは補習程度でいいのか、張り替えが必要なのかなど、どのような対処をするのかを提案してくれます。

 そして、清瀬さんが何よりも大事にしているのが下地工事。
「日頃からお化粧をしている女性の方々はご存知だと思いますが、下地の作り方によってお化粧のノリも変わってきますし、お肌のツヤや張りにも影響します」と清瀬さん。塗装でも材質や状況に合わせた下地工事をしっかりすることで、塗装の仕上がりも良くなるし、何より耐久性が格段に上がるのです。価格だけを基準に施工を依頼した結果、"長期的に見ると結局高くついてしまった"というケースもあるのだとか。地域で67年続いているという実績が、「みつも塗装」の信頼性を証明していると言えるでしょう。

#chapter2

お客様の喜びにやり甲斐を感じ、お客様ファーストの細かい気配りも

 前述の通り、3代目となる清瀬さん。しかし、当初は家業を継ぐなどという意思はまったくなく、大学卒業後はサラリーマンとして器や業務用食器を扱う企業に就職したのだそう。しかし、1年ほどで上司とぶつかってやめてしまい、ぶらぶらしているところを2代目である父親のススメで家業を手伝うことになったのだとか。そこで実際に働いてみて、「お客さんに喜んでもらえて、反応がダイレクトに入ってくることにやり甲斐を感じたんです」と清瀬さんは言います。清瀬さんはそのまま家業に専念し、平成20年には「株式会社みつも塗装」として、代表に就任しました。

 清瀬さんが嫌いなことに、社名の入った営業車を塗料で汚すことがあります。
「塗装業の車だから塗料で汚れていても当たり前、作業服が汚れても当たり前、ではいけないんです。そこまでちゃんとできてこそプロだと思っているので、業界の底上げのつもりでやっています」と清瀬さんは言います。
また、お客様アンケートの一部を見せてもらったのですが、そこでどなたも上げていたのが、工期中の周囲への配慮。事前に近隣に挨拶に回ったり、完成後にもお礼に回ったり。こういった清瀬さんの細かい気配りが「みつも塗装」のスタイルとして、職人さん全員に染み渡っているような気がします。

 他にも「みつも塗装」では瑕疵保険(工事保険)に加入し、万一施工中に施工会社が潰れても、他の施工業者が最後まで面倒を見てくれるという体制をとっています。こういったところにも「みつも塗装」ならではのお客様ファーストの姿勢が感じられます。

「みつも塗装」の職人・スタッフのみなさん(前列左端が清瀬さん)

#chapter3

ボランティア、地域活動、日々の勉強

 その他、清瀬さんは「塗魂ペインターズ」という塗装ボランティア団体に加入して財政破綻した夕張市や震災の被災地などの公共施設や保育園の塗装をボランティアで実施する一方、同団体で技術情報を学ぶ勉強会を催すなどの、横のつながりも大切にしています。
また、地元では大野城市の商工会の理事を務め、イベントなどで地域の方々との交流を図ることも。さらに。メーカーが開催する最新の建材などの講習会にも参加し、社内で情報を共有しています。九州という地方にありながらも常に全国レベルの最先端の提案ができるようにと日々の情報収集も怠らないのです。

(取材年月:2017年4月)

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清瀬竜一

屋根と外壁の傷み具合の診断と塗り替えのプロ

清瀬竜一プロ

職人

株式会社みつも塗装

手遅れになる前に最新の機器を使って屋根と外壁の傷み具合を診断し、下地工事をしっかり行うことでより長持ちする塗り替えを実現。

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