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システムやアプリの開発で省人化や効率化を図り、顧客の課題解決につなげる

システム開発、AI開発で企業の課題を解決するプロ

平川拓馬

平川拓馬 ひらかわたくま
平川拓馬 ひらかわたくま

#chapter1

急速に進むAIを活用し、自動車、航空、金融、福祉などさまざまな業界に対応

 「これまで培ってきたシステム開発の経験を生かし、お客さまの課題解決をお手伝いします」と話すのは、「Miaou(ミャウ)」代表の平川拓馬さん。自動化やデータ分析、既存システムへのAIの組み込みなどを通じ、企業の生産性や付加価値の向上を支援しています。

 近年の人手不足を背景に、業務の省人化や省力化につながるシステムへの需要が高まり、AI(人工知能)を活用した開発に携わる機会も多いといいます。その一例が、電話対応を一手に引き受ける「AIオペレーター」です。AIが通話の内容を文字起こしして要約し、メールやSNSで担当者に通知。折り返しの緊急度を判断する機能も備えており、オペレーターの声は老若男女から選択することもできます。

 これ以外にも、自動車の製造現場をはじめ、航空、金融、福祉、教育業界など、幅広い分野のシステム開発に携わってきた平川さん。現在は国内だけでなく、ニュージーランドからの案件も手掛けています。アプリ開発においても、企業向けの業務アプリから一般ユーザー向けのスマートフォンアプリまで、さまざまな要望に対応しています。

 「お客さまからの問い合わせにはできるだけ早く対応するよう努めています。その姿勢に対して、依頼者から『私たちも見習わなければ』と言われることもあります。『こういったものが欲しい』というお客さまの声をもとに、構築すべき仕組みや適切なプログラミング言語を判断し、要望を形にすることを大切にしています」

#chapter2

厳しい就職環境の中で磨いた技術が、現在の仕事に生きる

 平川さんは、高校、大学と情報系の学科で学び、福岡市のシステム会社、株式会社グローバルワークスに入社しました。入社当時は社長を含め4人。リーマンショック下の厳しい経済環境の中、社会人生活をスタートさせました。

 「入社面接では『会社の歯車にはなりません』と、今思えばかなり生意気なことを言っていました。それでも採用していただき、新人の頃から幅広い開発案件に関わらせてもらいました」

 社長からは「いつ会社がなくなっても困らないように、技術力と人脈をつくっておいたほうがいい」と言われ、スキルを磨き、人とのつながりも大切にしてきました。業務を通じて経営者と接する中で独立を志すようになり、社長から「いつでも戻ってきていい」と背中を押され、2017年にフリーランスとして独立。その後、法人化しました。
 「独立し法人化できたのは、グローバルワークスで経験を積み、送り出していただいたおかげです。現在も前職とは案件を通じたつながりが続いています」

 これまで特に力を注いできたのが、高い信頼性と安定性が求められるシステム開発です。中でも航空管制に関わる分野では、社会インフラを支える仕事として、正確性や安全性を常に意識し、強い責任感を持って取り組んできました。

 近年は、AIの導入支援や開発にも注力しています。会議の文字起こしや発言内容を整理・分析するAI議事録システムをはじめ、AI電話オペレーターなど、企業の課題に応じた仕組みを開発。導入前の相談から設計、開発、運用まで一貫して支援しています。

 「AIを導入すること自体が目的ではなく、現場の負担を減らし、業務を円滑にすることが大切です。セキュリティーや運用も含め、それぞれの企業に合った形を考えています」

 前職で培った技術力や人脈は、現在の事業にも生かされ、顧客の要望を多面的に捉える仕事ぶりが評価されて、継続的な依頼につながっています。

#chapter3

体調管理や英語学習など、自社開発のスマートフォン用アプリも展開

 平川さんは自社オリジナルのスマートフォンアプリの開発にも取り組んでいます。中でも偏頭痛に悩む人の体調管理アプリ「みあケア」は累計4千件以上ダウンロードされ、パステル調の画面に気圧や天気が表示されるほか、ストレスの度合いや運動量などを管理できます。

 「気象データに加え、スマートウオッチから呼吸数や心拍数、睡眠時間などのデータを取り、体の調子を見える化。私が偏頭痛に悩んでいたことから開発したのですが、予想以上に使い勝手が良かったため、一般公開することにしました」

 この他にも英語学習アプリも開発。あらかじめ登録した単語をAIが分析し、英作文の問題を瞬時に採点。利用者の語彙力に応じて模範解答をカスタマイズしてくれるほか、ネイティブらしい表現も提案してくれます。このアプリも、ニュージーランドからの案件を受託した平川さんが、自らの勉強のために作成したものだそうです。

 社名の「ミャウ」は、フランス語でネコの鳴き声を意味する言葉。会社のロゴやアプリのアイコンも、平川さんが飼う白ネコと黒ネコをモチーフにしています。
 「独立する際、いつかネコに関するシステムを作りたいと考えていました。パソコンに向かっていると、ひざの上に乗ってくることもあるんですよ」

 今後も幅広い活躍が期待される平川さん。企業との協業などを通じて大規模なシステム開発に携わることを目指すとともに、自社アプリの開発にも力を注ぎ、リリースを通じて自身の技術力を示していきたい考えです。

(取材年月:2026年7月)

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専門家プロフィール

平川拓馬

システム開発、AI開発で企業の課題を解決するプロ

平川拓馬プロ

システム開発

株式会社Miaou

キャリアの早い段階からさまざまなシステム開発に従事。自動車、航空、金融、福祉など、幅広い分野でサポートし、アプリ開発にも対応します。経験と技術で、顧客の要望を形にします。

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