向中野圭太プロのご紹介
相続不動産や空き家の有効活用を促進し、活力のあるまちづくりに貢献(1/3)
空き家や相続登記を放置すると思わぬリスクも。早めの対応が肝要
青森県十和田市を中心に、上北郡、三沢市エリアで、土地・建物の売買仲介や買い取りを行っている「ユアーズ」の代表・向中野圭太さん。特に力を入れているのが、空き家や相続不動産への対策です。
「働き口が少ない地方では、若者が就職のために都心部に出てそのまま戻って来ず、手つかずの遊休不動産が増えつつあるという現状があります。無人のままで手入れが行き届いていない家屋は、防犯や景観の面で地域に悪影響を与えますし、『特定空き家』に指定されると、固定資産税の減額措置が受けられなくなってしまいます」
2022年の総務省の調査によると、青森県は全国2位の人口減少率となっています。今後さらに空き家が増加すると、地域の活力も衰退するのではと、向中野さんは危惧しています。
「先祖代々受け継いできたからと誰が住むわけでもない実家などを、そのままにしておくことはおすすめできません。売却や賃貸物件として新たな人に活用してもらったり、大きな遊休地なら県外資本の企業を誘致したり、空き家や空き地を次の担い手に託し、まちづくりにつなげていくという考え方に転換しましょう」
すぐには手放す決心がつかないといった場合は、有料で室内の換気や簡単な清掃、庭の除草などの管理も請け負っています。
また、2024年度から相続登記が義務化され、罰則が伴うことも注意が必要だと言います。
「調べてみると、登記簿が数世代も前のままというケースも多いんです。きちんと名義を変更しておかないと、望むタイミングで売りに出せないこともありますので、早めに済ませるのが賢明です」
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