渋谷幸雄プロのご紹介
営利栽培農家とともに青森県の農業を支えます(1/3)

種苗業界は情報が命です
顧客の多くは農家で、その専門性を頼りに「さまざまな相談が寄せられます」と語るのは、渋谷種苗店代表取締役の渋谷幸雄さん。顧客の多くが農家ということは、種苗を販売することはもちろん、その育て方や成果がどう現れるのかという一連の流れを理解しているかが問われます。しかも、それは種苗メーカーが提供する資料・データだけでなく、青森県のどこの地域に、いつ種をまき(または植栽し)どのように育てれば、どんな結果が期待できるのかというピンポイントの疑問や質問に答えることが要求されます。渋谷さんは、青森県内各地域の農家に協力をお願いし、その経過や結果を自らデータ化しています。しかも単年では十分ではなく、数年を経てこそ確実な情報として利用できるという、とても息の長い辛抱強さが求められます。
病害についても神経質でなければなりません。外国で発生したものであっても無関係とはいえず、もしもの対策は無駄になってこそ価値につながります。県内の、どこで、どのような症状があったのか、それに対する有効手段はどのようなことなのか。農協や保健所など、関係機関と情報交換しながら拡張を押さえるために奔走します。また、抑えるだけではなく、なぜ発生したのかを検証し、対抗する有効手段を確立させ品種改良にも協力する、それも種苗店の大事な仕事だと話す渋谷さん。売る・育てるばかりでなく、病害に対するセーフガードにもなり、対抗策も講じなければならないのです。
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