立地、資金、外観、空間のバランスがカギ。〝住宅のコンシェルジュ〟が後悔しない家づくりをかなえます（1/3）

家づくりの本当のゴールは〝建てる〟ではなく〝快適に暮らす〟

　多くの人にとって、一生で最も大きな買い物であるマイホーム。土地探しやハウスメーカー選び、住宅プランの打ち合わせ、ローンの手続きなどやるべきことは山積み。仕事や家事をこなしながら進めるのは大変です。
　そんなとき頼りになるのが、「デザインサポーターズ」の今要さんです。35年にわたり大手ハウスメーカーで営業と住宅デザイン、コンサルティングを手がけ、2021年に独立。青森県の家づくりに精通した住宅総合プランナーであり、デザイナー。いわば〝住宅のコンシェルジュ〟です。

　「土地にお金をかけすぎて建物の予算が足りない、建物に凝りすぎてインテリアを妥協せざるを得ないといったケースをたくさん見てきました。〝建てる〟ではなく〝快適に暮らす〟のが真のゴール。土地からインテリアまで、資金も含めてトータルで考えるのが、納得いく家づくりのポイントだと思います」と今さん。

　「保険各社の商品からお客さまに合わせてプランを提案するコンシェルジュサービスがありますが、私の仕事はその住宅版」と話し、「デザインサポーターズ」という屋号に込めた思いを明かしてくれました。

　「家づくりでは、施主の趣味や好みなどを作り手は反映したいと考えます。一方、プランニング中のお客さまが『間取りがイマイチだけどうまく伝えられない…』とモヤモヤしているケースもある。逆にメーカー側では、良いプランが提案できず悩んでいる場合もある。各社の長所とお客さまのご希望をマッチングさせ、最高のマイホームをかなえるお手伝いがしたい。同時に、デザインの力で住宅業者の困りごとを解決するお手伝いもしたい。だから〝サポーターズ〟としました」

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【次ページ】細部からニーズを読み取る観察眼。手描きにこだわり、打ち合わせ中にデザインを仕上げるスピード感

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