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「秋田で暮らす人の法律問題を解決したい」という強い意志を持つ弁護士

地元に貢献したいという強い思いを持つ法律のプロ

佐藤史明

地元に貢献したいという強い思いを持つ法律のプロ 	佐藤史明さん
佐藤史明さん仕事風景

#chapter1

ある漫画が大好きで法学部を目指した

 「私の父は普通の会社員でしたから、わりと自由な教育で、子どものころは外で元気いっぱいに遊んでいました」と佐藤史明さん。ただ、映画化されたある人気漫画が大好きで、その漫画の中で正義はどちらか、という対立するシーンをわくわくしながら読んでいたそうです。
 「大学の法学部へ入学したものの、弁護士を目指したのは大学生活の途中からでした」と学生時代を振り返ります。ただし、開業した後に親から聞いた話では、子どものころに「将来どんな職業になりたい?」という質問に「弁護士」と答えたことがあったそうです。

 「手に職をつけて自由に正義を追求できる職業に就きたい」と思い始めてから、いよいよ弁護士を目指した佐藤さん。司法試験合格を目指し、大学院の法務研究科へ進学します。「当時は、試験の直前までアルバイトをしながらでしたから、必死に勉強と生活を両立させていました。アルバイトは、主にサービス業中心で、コンビニやレストラン、コーヒーショップなどで、そのときの経験が、いまでは相談者の立場に立って考える基本になったと感じています」と話してくれました。

#chapter2

大好きな秋田で暮らす人の役に立ちたい

 司法試験に合格後、司法修習を終えた佐藤さんは秋田で弁護士登録をする決意をします。
「東京の法律事務所で大きな仕事をするという選択肢もあったのですが、生まれ育ったこの秋田の自然も、食べ物も、美味しいお酒も大好きでしたので。秋田の人の県民性は、おおらかで優しい性格の方が多く、半面なかなか自分の意見を言えない部分もあります。だからうまく解決できない問題もあって、そういうときに力になりたいのです」と佐藤さん。

 2016年に独立し、自分の事務所を構えました。現在の事務所は閑静な住宅街の中にあります。それも、相談者の方がいらしたときに、あまり目立たないように、という配慮から。

 秋田県内は他の地域に比べて弁護士が少ない地域。少しでも秋田の人のために働きたい、という思いが強かったと言います。
「上手くいっているときは当然ですが問題なく生活も仕事も進みますから、トラブルに備えてこうしておこうとは思わないものです。しかし、トラブルが生じてしまってから、あのときこうしておけばよかったと思うこともあります。そんなときでも、トラブルになったときに、どう対応するか?というのが私たちの仕事ですから、もっと気軽にまずは相談してほしいです」

佐藤史明さん取材風景

#chapter3

相談者にとって最適な解決策を考えること

 佐藤さんが取り扱う相談は、離婚・男女問題、交通事故に関すること、相続・遺産分割、借金に関すること、など個人的な相談内容はもちろんこと、企業の顧問弁護士まで多岐にわたります。

「秋田は車社会ですから事故に関することも多いですし、離婚問題なども多いのが実情です。個人の借金などもいろいろな解決の方法があるので、まずは専門家にきちんと正しい状況を話して相談することが重要です。また最近はコロナ禍の影響で、お店の家賃の相談なども多くなっています」と佐藤さん。パワハラ・セクハラなども、秋田は東京の企業に比べてまだその対応は十分ではないそうです。

「だからこそ、身近な弁護士にもっと相談してほしいと思います。難しい状況の中であったとしても、その中から最適な解決策を提案するのが仕事ですから」と力強く話す佐藤さん。

 健康管理のためジムで体を鍛えているという佐藤さんですが、事務所ではやさしい笑顔で相談者の問題に向き合っています。

(取材年月:2020年7月)

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