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角田圭雄プロのご紹介
MBA取得の医師が導く、医療に関わるすべてのステークホルダーの幸せを考える病院経営(2/3)
全国の医療機関と連携し、非アルコール性脂肪肝疾患の臨床研究をリード
もともと、角田さんの専門分野は肝疾患で、特に「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD:ナッフルディー)」の臨床研究に長年にわたり力を注いでいます。NAFLDとは、飲酒しなくても肝臓に中性脂肪がたまる状態で、悪化すると肝機能が低下する「非アルコール性脂肪肝炎(NASH:ナッシュ)」になります。さらに進行すると、肝臓が線維化して硬くなる肝硬変や肝がんに至る危険性があります。
「NAFLDは、C型肝炎などと比べると日本ではあまりよく知られていません。世界で約10億人、国内で約2000万人の患者さんがいると言われ、近年患者数は増加しています」。現在、特効薬が確立されておらず、角田さんが大学病院など国内25の施設と共同で研究チーム(JSG-NAFLD)を立ち上げました。大学病院や製薬会社と連携し、大規模なデータ収集や医学的なアドバイスなどを行い、新薬開発の治験をサポートしています。
「東アジアには、NAFLDになりやすい遺伝子型を持っている人が多いというわれわれの研究結果もあります。アジアやアメリカなど海外の大学や病院とも共同研究を進めているところです」と角田さん。
NAFLDは、肥満や生活習慣病とも深い関わりがあります。「テレワークが普及したことで運動不足となり、肥満や糖尿病がますます悪化する人が増えています。専門医同士が連携し、肝硬変や肝がんなど深刻な状態になる前に、リスクが高い人を早期発見し、治療につなぐ体制を構築する計画もあります」
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