結婚が簡単に出来る婚活のプロ
入倉秀
Mybestpro Interview
結婚が簡単に出来る婚活のプロ
入倉秀
#chapter1
「結婚したいのに、なかなかいい人に巡り合えない」-。そんな悩める男女に、出会いからお付き合い、成婚まで幅広くサポートしているのが「日本地域活性化事業協会」の入倉秀(すぐる)さんです。自らの5年に及ぶ婚活経験を生かし、8年前に婚活団体「山梨恋活コミュニティ」を発足。甲府市西高橋町の「7s café(ななカフェ)」でユニークな婚活イベントを次々に展開しています。
「山梨恋活コミュニティ」のスケジュールは、平日・休日を問わず、連日ぎっしり。比較的大人数の街コンスタイルや、「正社員、公務員、安定収入男子」「次男or婿OK」限定の場合も。また、あるときは「御朱印集め&ドライブ好き男女」「アニメ・まんが好き」の参加者を募るなど多種多様。いずれも食事代程度の料金で気軽に参加できるのが特徴で、フリートーク中心に交流を深めていきます。その様子を温かく見守りながら、入倉さんは「『コミュニティ』と名付けたように、何度でもイベントに参加して楽しんでほしい。結婚できない人は圧倒的に異性と付き合う経験が少ない人たちです。積極的に恋愛する中で、彼ら自身が成長していってほしいです」と願っています。
同会はイベントやお見合い情報だけでなく、登録者のプロフィールもインターネット上に無料で公開しています。もちろん氏名や住所、顔写真など個人が特定できる情報は掲載していません。その代わり、職業のジャンル、おおよその年収、世代などの基本情報に加え、「人生で一番感動したことや経験は?」「恋愛・結婚で一番大切だと思う事は?」など、その人の思考や経験がうかがえる情報を45項目にわたり紹介しています。その意図について、入倉さんは「手軽にスマホでも見られるし、家族と情報を共有して話し合うきっかけにもなります」と説明。さらに「顔写真を見てしまうと、それだけで判断しがち。相手の趣味や嗜好(しこう)、考え方などにしっかり目を向けてもらえるようなプロフィール構成にしています」。
#chapter2
ソフトな語り口で、周囲の信頼も厚い入倉さんですが、かつては「話せない、外見が悪い、つまらない―のモテない三重苦にさいなまれた」と言います。高校時代はラグビーに没頭し、大学・大学院では機械システム工学を専攻。卒業後は県内の機械製造メーカーに就職という理系特有の男性ばかりの環境でした。やがて「結婚したい」と、数多くのお見合いや合コンに臨んだものの、「お金がかかるばかりで、なかなか成果が出なくて。これは自分で事業を始めるしかないと考えました」
世にある婚活イベントなどを研究。試行錯誤する中、経済的な負担をかけず、独身者がプレッシャーを感じないで参加できる婚活スタイルをつくり上げてきました。「主催者に婚活経験がないと、上から目線で押し付けになることもあります。その点、立ち上げ当初は、私自身も婚活中だったので、参加者と同じ目線で活動できたことが大きかったと思います」。
#chapter3
入倉さんは結婚相談所も運営しています。そこで独身者の悩みを聞いて思うのは、「理想は高くないと言いながら、妄想にとらわれ、どういう人を求めているのか見失っている人が見受けられます。その理想と現実のギャップを埋めるのが私の仕事。結婚は縁とタイミングなので、待っていても、出会わなければ絶対に結婚できません」ときっぱり。積極的に外に出て、まずは「付き合ってみる」ことを勧めています。
県内13市町村と提携した婚活イベントは、実施2年目で登録者数1000人を突破。県内で最大規模の婚活グループになっています。子どもの結婚を案じる親世代向けセミナーも主催するなど活動の幅も広がり、「林業を営む男性と結婚したい」と、わざわざ東京から相談に来る女性もいるそう。入倉さんは「今年は200組以上のカップル誕生を見込んでいます。年間2000組が結婚すれば、県人口の自然減(出生数<死亡数)が止まる計算になります。いずれは1年で2000組のカップル誕生を実現させ、地域に貢献したいですね」と力強く語ります。
(取材年月:2019年5月)
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結婚が簡単に出来る婚活のプロ
入倉秀プロ
婚活
一般社団法人 日本地域活性化事業協会 婚活団体 山梨恋活コミュニティ 入倉結婚相談所
毎日のようにお見合い・婚活イベント・恋愛相談など結婚活動支援を行っています。独身の子を持つ親御さんの個別対応も無料で実施しています。
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