空き家や不動産の相続問題をトータル的にサポートする専門家
赤山卓也
Mybestpro Interview
空き家や不動産の相続問題をトータル的にサポートする専門家
赤山卓也
#chapter1
「まず最初にいえる事は『赤山事務所・FP・相続・不動産』は、代表である私が、さまざまな資格を取得しているので、業務をトータル的にサポートできるという事です」と語る赤山卓也さん。
大学卒業後、平成28年まで地方公務員として従事していたという異色の経歴を持つ赤山さんですが、自身の経験や資格を生かし、さまざまな相談者への悩みを相手に分かりやすく説明し、丁寧に問題を解決しています。
元々、不動産業界に携わっていなかった赤山さんでしたが、平成26年に祖母の10人兄弟の内、一人が亡くなった時の相続問題がキッカケで、この業界に入る事になりました。その人に子供がいなかったため、相続に関する相続人が30人にも及んだといいます。
この時のトラブルを機に、自ら、問題を解決しようと難関である資格にもチャレンジし、勉強を続けた赤山さんは、結果「不動産売却」まで行えるようになり、この経験を基に「このようなケースで悩んでいる人々の助けになりたい」と考えた末、令和2年に同事務所を設立しました。
事業内容は「相続に関するコンサルティング」や「助成金・補助金のコンサルティングを含む『ライフプラン相談』」「リフォームリノベーションを得意とした『不動産の買取』」そして、住宅ローンに関する「融資コンサルティング」です。
通常、それぞれのプロに依頼をすれば、おのおのに費用がかかってしまいますが、赤山さん自身が、宅建士・ファイナンシャルプランナー・行政書士の難関を突破した専門家であるため、それぞれの役割を担う事が可能であり、総合的にサポートできる点が強みでもあります。
#chapter2
日頃から心掛けているのは、依頼者の目線に常に立ち、物事を解決していくということ。「どんな小さな事でも気軽にご相談ください」と赤山さんはいいます。
事業の一つである「相続手続き支援」では、依頼者が金銭的に余裕のない場合、できる事に関しては依頼者自らに行ってもらい顧客の負担を減らすという方針も取っています。
また「不動産の相続」の場合では、相談に来る人の中には、連絡が取れない相続人がいるケースもあり、そのような場合であっても、その相続人を探し当てるという作業も全て引き受け、連絡は依頼者に行ってもらう事により経費削減になるよう対応しています。
誰もが経験するであろう不動産の相続が絡んでくる問題は、今後もトラブルになる可能性があるといい「事前相談」がトラブル回避に繋がるという考えから「予防接種」のように、あらかじめ対策や準備をしておく事で、労力や余分な費用がかからないと話します。
法律が時代と共に変化し、再建築不可な土地が増えている昨今。そのようなケースでも、同事務所と連携している業者と協力し、その再建築不可の土地でさえ、ソーラーパネルや自然エネルギーを生かした土地として再利用できたという事例もあります。
他にも、住宅ローン返済が困難になってしまった依頼者に対しては、銀行の担保をつけたままでは売れない物件も「任意売却」といった方法で解決するなど、困難な業務であったとしても、金融機関に強いファイナンシャルプランナーでもある赤山さんだからこそ、解決可能だといいます。
事務所を構える和歌山県は総務省が発表した「空き家率」が全国ワースト2位です。平成27年には「空家特別措置法」が制定され、空き家を放置しておくと土地の固定資産税が更地の場合と同じ金額になる他、倒壊の恐れがある場合には、民放上での賠償責任が求められ、行政代執行により強制的に撤去されるなどの罰則が強いられる事になりました。
今後も過疎化によって、この再建築不可の土地に関する問題が、より深刻になってくると赤山さんは考えています。だからこそ、新築の費用を少しでも抑えられるように、空き家の頑丈な部分を生かしたリフォームリノベーションを行う事で費用も大幅に削減できると語ります。
#chapter3
休日は家族みんなで、魚のつかみ取りをしながら川遊びを楽しんだり、庭でバーベキューをして過ごすという赤山さん。体を動かす事が好きで、精神面も鍛えるためにトレーニングを欠かさず、年に1度はフルマラソンに参加しています。
「元々は素人だった私が、自ら学び、経験を積む中で、事業を成功させていく姿を、多くの若い人の独立を促すキッカケになれば嬉しい」と話し、現在も若者の起業に関して積極的にアドバイスしています。そして、その中で若者に夢を与えながら、自身も前進し続けたいといいます。
例えば学歴などのステータスだけではなく「働く事の喜びを伝えていきたい」といい「プロフェッショナルだからこそできる事があるので、今後も、どのような事柄にもチャレンジし、今まで以上の困難にも立ち向かっていきたい」と語ってくれました。
(取材年月:2020年10月)
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Profile
空き家や不動産の相続問題をトータル的にサポートする専門家
赤山卓也プロ
不動産業、行政書士
合同会社赤山事務所・FP・相続・不動産
個人・法人を問わず、宅建士、行政書士、ファイナンシャルプランニング技能士などの国家試験を突破してきた専門家が、不動産の相続問題に取り組み、和歌山県に限らず、他地域からも依頼を受けるようになる。
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