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住宅にあまりお金をかけたくない、または収入は少ないが新築の一戸建てを希望する方のための物件探し

金融知識を生かして家計診断も請け負う不動産コンサルタント

増子博昭

金融知識を生かして家計診断も請け負う不動産コンサルタント 	増子博昭さん
金融知識を生かして家計診断も請け負う不動産コンサルタント 	増子博昭さん

#chapter1

重要な収入源でもある仲介手数料を無料にする戦略で住宅取得の経済的ハードルを下げる

 地元では「ミヤカン」と呼ばれている宇都宮環状道路から脇道に入った住宅街の中にMC住宅情報センターはあります。不動産屋さんというよりはカフェのようなオシャレな店内で待っていてくれたのは代表の増子博昭さん。「いらっしゃいませ」とはきはきした声で迎え入れてくれる姿に過剰な笑顔ややたら低姿勢な様子はなく、それが増子さんの実直さを表しているようでした。

 お父様の会社である「増子建設株式会社」の看板を受け継いだ後、2018年1月に現在のMC住宅情報センターを開業。「新築一戸建ての建売物件であれば仲介手数料を無料にする」という画期的な経営戦略を掲げて注目を集めています。「仲介手数料を無料にしたのは単に顧客獲得のため」だと話す増子さんですが、実際は何十万、場合によっては百万単位に及ぶ、決して安くない手数料をなくすことでお客さまの経済的負担を軽減。「一生に一度の買い物」「夢のマイホーム」などと謳われ、経済的・精神的にプレッシャーのかかる住宅取得のハードルを下げるための企業努力がそこには有ります。「新築の一戸建て住宅を売る場合、不動産業者は売主と買主、両方から手数料を取るのが当たり前になっていますが、うちは売主からしか貰いません。それでは経営が成り立たないと思われるかも知れませんが、人件費や広告費などの経費を抑えることで相殺できています」。看板に偽りなしの営業スタイルには「利益よりも実績」を追及する増子さんの気概が感じられました。

#chapter2

ハウスメーカー信仰が根強い地域性を覆すべく、パワービルダーの安価で優良な物件を斡旋

 パワービルダーとは簡単に言うと建売住宅業者のことですが、初めて家を買う「住宅一次取得者」を主なターゲットにし、一般的に床面積30坪程度の戸建物件を2000万~4000万の価格帯で販売するのが特徴です。「パワービルダーの物件はシンプルでコンパクト。ハウスメーカーで扱うようなスタイリッシュさはないかも知れませんが、住宅の保証書ともいえる『住宅性能表示』を取得していますので安心して購入・居住することができます」と力説する増子さん。実は増子さん、パワービルダーの最大手、飯田ホールディングスのグループ企業「一建設」に10年間勤務した経験を持ちます。同社で宇都宮営業所の営業所長まで務めた自信と実績を生かし、パワービルダー物件の普及に力を入れています。

 「建売住宅というものに抵抗を示すお客さまは少なくありません。それは2005年に起きた『姉葉事件』と呼ばれる耐震偽装問題の影響もあって『どんな風に建てられたのかわからない』という不信や不安を感じるから。でも逆に言うと、この事件をきっかけに国土交通省のチェックがものすごく厳しくなりましたので、今は家を建てる際に構造計算などを偽装することは不可能に近い」と話します。と言いつつも、増子さんはお客さまの安心・安全のため、物件の建築現場に足を運んで自分の目で確かめることもしています。「僕にとって不動産業というのは接客業。お客さまに満足して頂けるために自分にできることはすべてやります」というサービス精神の持ち主でもある増子さん。お客さまの要望があれば物件の見学や打ち合わせの際に送迎もしてくれますし、遠方にも出向きます。時間外や休日の対応も可能。ウソや誤魔化しを嫌う実直さゆえ、通常はお客さまに対して明かさないような業界の裏事情や時には辛口とも思えるアドバイスを授けるなど、自身の経験と知恵を惜しみなく提供しています。

増子博昭さん 打ち合わせ風景

#chapter3

「CFP」資格に裏付けされた金融知識とノウハウで住宅ローンの資金繰りから保険の見直しまで支援

 住宅取得の最たる課題と言っても良いのが資金繰り。非正規雇用の増加や年金問題などに揺れる今のご時世では住宅ローンにまつわる不安は拭い切れないと思いますが、そんな時にも頼もしさを発揮してくれるのが増子さん。増子さんは「世界的に認められたファイナンシャルプランナー」の証しでもある「CFP」の資格取得者で金融コンサルタントの役割も果たしてくれます。

 「住宅ローンと家計のバランスを見るのはもちろんですが、保険の見直しなどのアドバイスもします。お客さまがイメージしやすいよう、具体的な物件を例にあげて説明します」。増子さんの説明はとても丁寧でわかりやすいうえ、相手が何について知りたがっているかを察知してくれる勘の良さも持ち合わせるなど、フレンドリーかつプロフェッショナル。その背景には大学卒業後「接客を極めたい」と飲食業に従事した経験がありました。
 「どういうことにお客さまが不満を持ち、どうすれば満足させられるかを徹底的に学んだことが後の営業マン人生に生かせたと思っています」と胸を張る増子さん。「家を買いたい」と思ったらMC住宅情報センターへ。増子さんが淹れてくれる美味しいコーヒーでリラックスしながら相談できます。

(取材年月:2019年6月)

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専門家プロフィール

増子博昭

金融知識を生かして家計診断も請け負う不動産コンサルタント

増子博昭プロ

不動産コンサルタント

MC住宅情報センター

パワービルダー(建売住宅業者)の中では最大手とされる飯田グループで営業所長をしていた経験と知識をバックボーンに、パワービルダーによる優良な新築の戸建て物件を仲介手数料無料で紹介している。

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