PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

多くの人が悩む巻き爪を独自の技術で矯正する。巻き爪専門だからできる、一度で痛みをなくす施術。

切らない!痛くない!独自の技術で、巻き爪を矯正する専門家

寺建文博

切らない!痛くない!独自の技術で、巻き爪を矯正する専門家 	寺建文博さん
寺建文博さん施術風景

#chapter1

治療を求めていた巻き爪患者への朗報。巻き爪を根本から矯正する専門家

 一説には、十人に一人が悩んでいるという巻き爪。では、どこで治療してもらえるのかとなると、探すのはなかなか難しいのが実情です。埼玉巻き爪矯正院の代表である寺建文博さんは、巻き爪矯正の専門家として、たくさんの人に歩く喜びをもたらしています。

 巻き爪とは、爪の切り方、靴などの選び方や履き方、歩き方などの歩行の習慣、足の変形、さらには遺伝や体重の急な増減などによって発症する症状です。巻き爪がひどくなると、痛みのために歩くことも困難になりますが、実は治療してくれる病院は多くありません。

 巻き爪そのものは病気ではないので、病院で処置するのは、爪が食い込んだことによる化膿や炎症がほとんど。根本原因である爪自体に何かを施すことは少ないので、またぶり返してしまいます。「どこに行けばいいかわからなくなって来ましたという方や、さんざん病院に通ったけれど痛みがひかなくて来ましたという方が多いです」と寺建さんが口にするのも、巻き爪に悩んでいる人が困っている現状を表しています。

 巻き爪の矯正ができるところだと、整体院や整骨院、ネイルサロンが本業の傍らに行っているところがありますが、巻き爪を専門で扱っているところはまだ少ないそうです。寺建さんは、整体院を経営する父親が巻き爪で悩む患者を見て、なんとか自分で治してあげたいと開業した巻き爪の専門院「巻き仙台巻き爪矯正院」で、技術を学び、磨いてきました。そして2019年3月、埼玉巻き爪矯正院を開業します。

#chapter2

ワイヤーを用いない独自の技術で、最初の施術から痛みをなくす。再発防止のアドバイスも。

 寺建さんが施術する巻き爪矯正の特徴は、樹脂製のプレートを用いるところ。医療機関などで行う巻き爪の矯正には、ワイヤーが用いられることが多いのですが、ワイヤー矯正では、爪の先端に穴を開けるため爪を伸ばす必要があることも。また、ワイヤーは点で作用するため、爪が波打ってしまったり、金具を引っ掛けてしまったり、爪の先端部分だけしか矯正されないなどのデメリットも、治療を受けた患者からよく耳にする声だそうです。

 寺建さんが用いる樹脂製のプレートは、爪に合わせて形状を変えたり、テンション(爪に対して働きかける力)を変えたりできるので、より効果的に矯正することができるそうです。切開することもないので施術による痛みはありません。むしろ、「特殊な貼り方でプㇾートを貼るので、9割ぐらいの方が一回目の施術で痛みがなくなります」というから驚きです。

 それができるのも、専用のプレートを、経験を積んだ施術者が、効果が出るように貼るからこそ。巻き爪専門の矯正院で日々経験を積み、父親とともに運営する17店舗の矯正院で膨大な症例と施術の記録があることも、寺建さんの施術を後押ししています。

 巻き爪の矯正は、最初に施術を受けてから月に一度来院してプレートを張り替える必要がありますが、多くは2、3回の通院、重症でも半年ほど通えば終了するそうです。ただし、巻き爪の原因である靴や歩行の習慣などが変わらなければ、再発する可能性もあります。「足の環境改善の必要性を伝えることも使命」と考える寺建さんは、巻き爪の状態から原因を推測し、巻き爪の原因となった足の環境を整えられるようにアドバイスすることも忘れません。

 寺建さんが心がけているのは、「足を満たす、という字のごとく、本当の満足を提供していきたい」ということ。不安そうな顔で来院する患者が“来てよかった”と笑顔で帰っていく姿が、何よりも喜びだと感じています。

寺建文博さん施術風景

#chapter3

多くの巻き爪患者に質の高い施術を提供し、歩行を守ることで社会に貢献する

 寺建さんの父が、整体院のかたわら巻き爪矯正を始め、巻き爪専門の矯正院を開院、その数を増やしてきたことからもわかるように、巻き爪に悩み、治療を求めている人はたくさんいます。寺建さんはこれから、より多くの人たちに巻き爪矯正の施術を行えるよう、埼玉を中心に矯正院を増やしてきたいと考えています。

 さらに、施術を行える技術者を増やしていくことにも力を入れていきます。「技術をきちんと伝えて、スタッフ全員がスキルアップして、満足していただける施術が行えるようにしていきたい」と、巻き爪に悩むたくさんの人に対応することがこれからの目標です。

 寺建さんが巻き爪の矯正に力を入れるのは、巻き爪が歩くことに直結し、歩けるかどうかがさまざまなことに影響を及ぼすからです。「歩けなくなることがロコモにつながったり、病気につながったりする。超高齢化社会の今、巻き爪矯正により医療の負担を少しでも減らし、足元を支えることで社会に貢献できるのではないか」と、仕事の意義を見つめています。

 多くの人が苦しみ、治療を求めて悩んでいる巻き爪。寺建さんの技術がたくさんの人の救いとなり、元気よく歩ける喜びを与えていくことでしょう。

(取材年月:2019年12月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

寺建文博

切らない!痛くない!独自の技術で、巻き爪を矯正する専門家

寺建文博プロ

巻き爪矯正

埼玉巻き爪矯正院

自社開発の特殊な樹脂製の矯正プレートと独自の技術により、最初の施術から患者の痛みの軽減が可能。さらに再発の防止にも努める。高い技術と豊富な経験を誇る、巻き爪矯正の専門家。全国に42院展開中。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ埼玉に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または朝日新聞が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO