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佐伯重和プロのご紹介
見守り、失敗を受け止め「できること」を増やすことで、笑顔に満ちた人生を(2/3)
「お互いに支え合うことで社会は成り立っている」と感じたことがきっかけに
現在の道に進むまで、広告マーケティング業界に約30年身を置いていた佐伯さん。当時は、視覚障がいがある人とエレベーターで一緒になっても、どう声を掛けていいか分からず、最初はあいさつもできなかったと振り返ります。
「同じマンションの住人さんだったのに、情けないですよね。ある時、その方が区民プールに通っていると聞いて『すごいな』と驚きました。理由は、『できない』と思い込んでいたからです。私にもできないことはあり、人それぞれ範囲が違うだけ。お互いに支え合うことで社会は成り立っていると気づいたことで、自然に話しかけられるようになりました」
その後、49歳で子どもを授かったことで現職につながる転機を迎えることに。「私も妻も高齢だったので、お産や生まれてくる子どもに与える影響について知りました。“障がい”をより一層身近に捉えるようになり、自立を後押ししたいという気持ちを強くしたことから、施設を立ち上げることにしました」
佐伯さんは2019年に開業。事業を営む上では、前職で培った洞察力とマネジメント力、そして43歳から始めたトライアスロンの自己管理能力も役に立っているとか。
「若い利用者さんが多いため、私の方が先に引退することになるでしょう。みなさんが生涯にわたって不安なく暮らしていけるように、基盤を作っていく必要があります。先々を見据えて準備することは、目標を設定し、練習を重ねて完走するトライアスロンと通ずるものがあるんです」
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