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完全マンツーマンで個々に合わせて算数・数学を指導、子どもの自己肯定感をアップ

子と親の自己肯定感をアップさせる算数・数学指導のプロ

上原徹也

GPSグループ STEAM能開ゼミの上原徹也先生が、完全マンツーマンで指導。子と親の自己肯定感もアップ
かつて落ちこぼれだった上原先生が、「こんな先生がいてくれたら」を再現したさんすう数学教室

#chapter1

算数・数学に興味と自信が持てる授業を展開し、兄弟姉妹・保護者も同席可能

 「多くの小学校や中学校は集団授業です。ついていけない子どもが補習のために塾へ通っても、塾も学校と同じ集団授業。やはりついていけない子どもがいます」と語るのは、「GPSグループ STEAM能開ゼミ」の代表で、講師を務める上原徹也さん。

 「塾の個別指導は生徒5~6人を並行して見ることが多く、家庭教師はマンツーマンですが自宅学習のせいか気が散ってしまう。当方の『さんすう数学教室』は、完全マンツーマンで一人一人に合わせてきめ細やかに指導。教室は実家の空手道場を生かし、学校っぽくない塾っぽくない雰囲気も好評です」

 自己肯定感のアップを重視し、初日にはインド式掛け算を教えるなど、まずは算数・数学に興味と自信を持ってもらうそう。
 「授業では、公式を物語風に分かりやすく解説するほか、スポーツが得意なら技の練習のように教えるなど、子どもの特性に合わせて指導。特に算数・数学は答えより、答えへ至る道筋の理解が大事です。だからルート案内のようにその道順を私がナビゲートし、一つ一つ“分かる、できる”を増やした後、例題や類似問題にチャレンジ。できたら大いにほめます」

 兄弟姉妹、保護者が教室に同席できるのもユニーク。親は学習を見守ることができ、子どもは安心感からリラックスして勉強ができます。授業後、親も教育の悩みを相談しやすいと喜ばれています。
 「中学生が主体の”高校受験総合(全試験科目対応)塾”が多い中、当塾は『年少~小学生』に力を注ぐ”理数専門塾”を目指し、都心部への移転も計画中です。算数・数学に苦手意識があれば、この熱血講師に気軽にお声掛けください」

#chapter2

かつては落ちこぼれで、「こんな先生がいてくれたら」を自身の教室を再現

 上原さんは、北関東の大学に進学し工学を学びましたが、話し上手で、人と関わることに向いていると助言され、商売人をめざすことに。
 「当時は漫才ブーム。標準語に臆することなく、オモロい関西弁(正確には大阪弁)を操る関西人に魅了され、『“商い”を学ぶにはここや!』と一路関西へ。京都の大学・大学院で学び直し、“起業家(商売人)”として、複数の事業に携わってきました。高齢の親を見守るため2019年に沖縄へ帰郷しました」

 子どもが大好きなので新事業は「子どもの可能性を引き出し伸ばせる“何か”」を熟考の末、「イノベーションを起こし、沖縄を背負って立つ人材育成」をコンセプトに掲げ、大手学習教室のオーナー兼講師として新たなキャリアをスタートしました。しかし、従来のプリントを解く方法では成果が出にくいと感じて試行錯誤。2023年4月から現在の完全マンツーマンのスタイルに変えました。

 「算数・数学の塾講師の多くは、理系のエリートです。私も理系の大学に進みましたが、小中学生の頃は先生と相性が悪く苦手でした。だから、できない子どもたちの気持ちがよく分かるんですよね。『こんな先生がいてくれたら』を再現したのが、現在の教室です」
 
 また、関西“商売人”の経験から、「どないしたらもっと喜んでくれはるやろか」と、顧客のニーズを満たすサービスの提供を常に考えてきました。
 「授業がつまらないのも、宿題をしてこないのも、一概に子どものせいではなく、大人のせい。子どもたちの『分からない』を根本から解決し、満足させたいです」

ロボットプログラミング教室、武信会キッズカラテ教室もあり

#chapter3

子どもは可能性の塊。親も自己肯定感を高め、成長を見守ることが大切

 “理数専門塾”のもう一つの柱として、「ロボットプログラミング教室」も開設しています。ロボット製作を通じて、プログラミングの基礎である数学や物理について楽しく学べます。同伴した父親の方が夢中になることもあるとか。

 「当塾の受講生は、『武信会キッズカラテ教室』にも無料で通えます。子どもの運動不足やストレス解消はもちろん、礼儀や集中力、忍耐力を養い、相手のことを考える『利他の心』や、逆境を乗り越える『折れない強い心』も育めますよ」

 さらに、上原さんは保護者にも寄り添い、教育や子育ての悩みに対応しています。
 「子どもたちはパパやママが大好きで、親の考え方や見方、価値観まで何でも真似ます。だから、子どもの自己肯定感を高めるためには、親自身も高める必要があります。自己肯定とは、自分のいいところだけではなく、ダメなところ、出来ないところ、足りないところを否定せず、『それが今の私だから』とありのままを受け入れること。その上で『私は私、子どもは子ども。私は子どもの選択を応援し、その生き方を尊重する。大丈夫!私も子どももきっとうまくいく』と思ってほしいですね」

 自分に自信が持てない時は、自分をぎゅっと抱きしめるとよいそう。そして、我が子も抱きしめてほしいと呼び掛けます。
 「愛情やぬくもりが伝わり、『親はいつでも自分の味方。頑張ろう』と思うからです。子どもは可能性の塊。背中の大きな羽で、大空を自由に飛べます。一緒にお子さまの成長を見守れたら幸いです」

(取材年月:2023年11月)

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上原徹也

子と親の自己肯定感をアップさせる算数・数学指導のプロ

上原徹也プロ

算数・数学講師

GPSグループ STEAM能開ゼミ

子ども一人一人の理解度や特性に合わせ、完全マンツーマンで指導。親子の自己肯定感をアップさせ、算数・数学を得意にさせる。教室に親が入室可など独自の工夫も。対面やメールで、親からの学習相談も気軽に応じる。

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