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地元の頼れる相談役として、ご依頼者の力になりたい

幅広いお悩みを粘り強く解決に導く法律のプロ

小野智映子

小野智映子 おのちえこ
小野智映子 おのちえこ

#chapter1

アットホームなサロン風のオフィスで安心して相談を

 JR妹尾駅から徒歩8分の住宅街にあるマンションに事務所(岡山県岡山市南区東畦)を構える弁護士の小野智映子さん。ロマンティックな家具やインテリアグリーンに囲まれた室内は、友人宅を訪れたようなアットホームな雰囲気で、緊張感がほぐれます。個人調停や会社の破産など、民事・家事から刑事事件に至るまで、あらゆる分野の事件を幅広く扱う敏腕女性弁護士ながら、明るく朗らかな小野さんはとても話しやすい印象です。

 「さまざまな問題を抱えて、初めて法律事務所を訪れる依頼者の方は、皆さん不安と緊張感でいっぱいだと思います。町中と違い、人目などが気にならない郊外の利点を生かして、リラックスできる雰囲気を心がけています」とほほ笑む小野さん。事務所には個室の相談室が設けられ、安心してプライベートな話をじっくり聞いてもらうことができます。

 依頼者は、近隣の妹尾、茶屋町、早島エリアを中心に、倉敷市、玉野市、赤磐市など遠隔地からも訪れるそう。「岡山生まれ、岡山育ちの私が、地元の相談役としてお役に立ちたいと日々尽力しております」と小野さん。これまで扱ってきた分野は、交通事故や労働問題、消費者被害、債務整理、医療過誤、税務関連事件の裁判など多岐にわたり、昨今多い離婚や男女問題に関しても、女性弁護士ということで男女双方の依頼者から「女性の気持ちがわかってもらえる」と相談が増えているそうです。「心がけているのは、依頼者の話を細部までしっかりとヒアリングし、その方が求める最善の解決法を提示し、互いに納得できる解決策を一緒に目指していくことです」と信念を語ります。

#chapter2

綿密な作業と粘り強さが身上。末永く信頼される弁護士を目指して

 生まれ育った土地、岡山県岡山市南区東畦に事務所を開設した小野さん。祖母の代から山陽新聞の販売所を営んできた場所です。新聞に囲まれて育ったせいか文章を書くのが好きで、最初に日記を書いたのは1歳8カ月の時だったとか。「保育園の時に親子日記というものがあったのですが、周囲の子らがお絵かきや粘土に熱中する中、私は日記を書くことに夢中になり、年間6冊も書いたのだそうです」と振り返ります。その後4~5歳の頃から1人で書き始め、今も日記は続いているそうです。

 文学少女の小野さんは、県内有数の進学校から東京大学文科Ⅰ類に進み、社会保障法を専門とする岩村正彦ゼミに所属。介護保険や雇用、年金などの理解を深めた後、政治学を学んだそうです。「就職に関しては、かなり悩みました。自分が何をしたいのかが定まらなくて。茶道・裏千家や着付けの稽古を熱心にしていましたので、お茶の先生になろうかと思ったことも」。一時は食品メーカーを志望したものの、法務関係の部署を打診されると自分のやりたいこととは違う気がして二の足を踏んでしまったといいます。

 そんな時、法曹界に進んだ先輩や志している友人の話を耳にし、次第に自分も弁護士を目指そうという思いが強くなったといいます。決心し、卒業後に岡山に帰郷して家業を手伝いながら司法試験を受験。「弁護士への道のりはかなり厳しかったですが、諦めることなくがんばり抜きました」。そのコツコツ粘り強く取り組む姿勢は、論理をていねいに積み重ねて資料や事実の裏付け作業を進めていく、小野さんの訴訟の手法にも通じています。

小野智映子 おのちえこ

#chapter3

オリジナルかつ現代的な運用手法で、立証の難しい事件も解決に

 扱う案件によっては、とても事実関係が複雑で、裁判所に対する準備資料も膨大になることが多い訴訟。その反面、立証が難しく、周辺的な事実を積み重ねることであぶり出していかなければならない局面もあるのだといいます。「修習ののちすぐ独立し、コピー取りから資料作成まで自分自身ですべて一からやってきたため、緻密で説得力のある訴訟書面の作成には自信があります」と胸を張ります。

 「難しい事案を処理する過程で、基本に徹して丁寧に取り組むのはもちろんですが、裁判の運用の手法も時代と共に変化してきています。そうした新しい運用の仕方を積極的に取り入れ、オリジナルな見立てによる訴訟対応も得意としています」。また、扱う事件の内容によっては、同ビルに事務所を開設する実弟の小野陽祐公認会計士・税理士ほか、司法書士など関係機関に連携もしているそうです。「ご自身が今抱えている問題をどこに相談すればよいかわからない場合も、とりあえず気軽に相談にいらしてください」とにこやかに呼びかけます。

 面談や書面を基本としているものの、事前の予約や互いの連絡については、メールや電話など、依頼者にとって便利な方法で応じているのだそう。「お会いして細かい内容までしっかりお聞きしながら、親身に、真剣にご依頼人の将来にわたって関わっていきたいと思っています。しつこく、粘り強く取り組んで、立証の難しい事件も解決に導いていくのが私のストロングポイント。末永くご信頼いただきたいと思っています」。そう話す小野さんの心強いことばと表情が印象的でした。

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幅広いお悩みを粘り強く解決に導く法律のプロ

小野智映子プロ

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小野智映子法律事務所

地元の相談役として、個人から法人まで幅広い分野の事件について説得的な準備書面を作成。粘り強く取り組みます。オリジナルな見立てや現代的な運用手法による細やかな訴訟対応で、解決に導きます。

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