「お墓ディレクター1級資格」を持つ、頼れるお墓のプロ本村秀昭

「お墓ディレクター1級資格」を持つ、頼れるお墓のプロ

本村秀昭

幅広い知識で、後悔のない正しいスタイルを提案

長崎市の中心部からすぐの場所にあってロケーションも抜群、充実ある施設と評判の「公益社団法人西部霊苑」。50年近くの歴史を持つこの、霊園で代表理事を務める本村秀昭さんは、「お墓ディレクター1級」の資格者でもあります。
　お墓ディレクターとは、お墓に関する幅広い知識・教養を兼ね備えた人に与えられる、「一般社団法人日本石材産業協会認定」の資格。検定試験では、お墓の種類や形状、歴史、文化、石材の種類や加工法、墓地や埋葬に関する法律、供養に関する知識など、幅広い知識が問われます。現在、長崎県で活躍するお墓ディレクターは有数、しかも本村さんは1級資格者というとても希少な存在です。

　もともと本村さんは、大学の経済学部出身で大手ゼネコンに就職して現場を取り仕切り、その後家業を継いで建設会社の代表としてリーダーシップを発揮していました。そんな中で、「西部霊苑」が社団法人から公益社団法人へと移行する際に尽力したことで、代表理事として白羽の矢が立ちます。「指名されたからには誠心誠意取り組む」と、お墓ディレクターの資格試験にもチャレンジして、2級、1級と、見事合格を果たしています。
　「お墓のことって、なかなかわからないですよね。なぜ、お墓を建てるのか、建てなければならないのか…。ちゃんとした情報をお伝えしたい、ちゃんとお墓のお世話をするのが義務だと思って、一生懸命勉強しました」と本村さん。責任感が強く、仕事熱心な姿勢が窺がえます。

気持ちを汲み取りながら、お墓づくりのすべてに関わって

「当苑は、『墓所の造成から暮石工事まで携わる』という、珍しい形態をとっている霊園です。お墓の世話まで受け持ち、私がお客様と1対1でお話しをさせていただいています」と語る本村さん。一般的に霊園は、墓石については石屋さんを介して建ててもらうという流れで、基本的には関わらないという進め方なのだとか。しかし、「西部霊苑」では全面的に関わりながらニーズに応えていくというスタイルを、設立当初から続けているそうです。そのため本村さんは、お墓ディレクター1級資格者としてのスキルを活かしながら、積極的に異業種の方たちとも交流を図り、さまざまな情報を収集しています。経営者の方たちと親交を深めたり、本などからお墓に関する情報を引き出したりして、時代にふさわしいニーズに応えられるよう努力を重ねています。京都など、県外で開催されるお墓の勉強会にも頻繁に通っているそうです。

　「お身内の方が亡くなって、お通夜、お葬式と済まされて、お墓を建てる。そこが一つの区切りになるのではないでしょうか。悲しみをどう癒すかという『グリーフケア』という方法がありますよね。お墓を建てることによって、悲しみが癒されていく、つまりグリーフケアの効果があるものだと感じています。私は、そうしたお手伝いができる、とてもいい仕事をさせていただいていると思うんです」。

好環境の理想的な霊園を明日へとつないでいくために

「今の時代、墓地をこんな住宅街の近くに造るということは、現実的に不可能な言ってもいいくらい、そんなメリットのある場所だと思います。長崎のお墓は昔から、ほとんどが高台の坂や階段の上にありますからね」と本村さんは話します。「しかも、こちらはすべてのお墓が日当たりが良い東南向き。お客様がお墓を選ばれる時に重要視されるのが、『自宅からの距離とアクセスの良さ』と『墓地自体の雰囲気』が大半です。一日中明るくて、女性の方一人でお参りに来られても心配ありません。駐車場も車を横付けできてもおかしくないくらいの、立地と設備を設けています」。本村さんは、今なお理想の霊園を追求し続けています。

　また、それぞれの家庭のライフスタイルの変化に合わせた対応にも余念がありません。「長い年月の間には、お墓を管理していくのが難しくなるご家庭もあるかと思います。納骨堂でよろしければ移っていただいて、永代でご供養させていただくことも可能です」と話す本村さん。前職の建設業で培ったスキルを活かして自ら設計、納骨堂を建設しています。

　さらに本村さんは、培ってきた豊富な知識をアウトプットしていきたいと、お墓のことや終活のことをテーマにしたセミナーを定期的に開催しています。予約次第では、個人的にさまざまな相談に対応してもらうことも可能だそうです。お墓ディレクター1級資格者といっしょに、大切な将来のことを考えてみませんか。

（取材：2020年6月）

お墓ディレクター1級資格者がいる霊園

幅広い知識で、後悔のない正しいスタイルを提案

気持ちを汲み取りながら、お墓づくりのすべてに関わって

好環境の理想的な霊園を明日へとつないでいくために

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