女性が住み心地の良い空間を提案するプロ
福田綾子
Mybestpro Interview
女性が住み心地の良い空間を提案するプロ
福田綾子
#chapter1
チェリーピンクのカラーに覆われた建築設計事務所「浪漫ワークス」。新築・リフォームの設計やプランニングはもちろん、新築物件のコンサルティングや施工管理などのハウジング部門、太陽光発電をはじめ自然エネルギーを利用した家づくりなど、幅広く活動しています。代表の福田綾子さんは、経営コンサルタントや工務店の営業など、様々な分野に渡って経験を重ねてきたという、多彩な才能と経歴を持つ実力者。「浪漫ワークス」を立ち上げて現在4年目、女性ならではの視点とフレッシュな感覚を駆使した活躍で、時には大村の地を飛び出しながらフットワーク良く駆け回っています。
福田さんたちが目指すのは、女性・主婦目線に立った家づくり。「男性・ご主人主導で行われがちな建築設計ですが、家事や子育てを担う主婦をはじめ、女性こそが最も家とふれあう時間が長いんです」と、女性と家づくりの正しい関係のあり方を福田さんは力説します。「家を建てるのは、決して安い買い物ではありません。できあがった家の善し悪しで生活の質やスタイルも当然変わっていきます。子育てや家事、住み心地なども踏まえて、より良いライフスタイルの提案ができることを第一に考えています」。経験豊富で女性ならではの目線を持つ福田さんだからこそ、適切で快適な空間の提案ができると言えるでしょう。すぐに打ち解け、何でも話せるような雰囲気づくりも、納得のいった家づくり実現の一助となっているようです。「経験やスキルもまだまだなんですが」と笑う福田さんですが、物腰やわらかなコミュニケーションスキル、そして的確な判断とディレクションは、これまで積み重ねてきた彼女の深いキャリアが成せる技だと言えるでしょう。
#chapter2
家づくりにおいて「浪漫ワークス」が大きく注目しているのは、「家事動線」「収納力」「ランニングコスト」の3点。いずれも女性にとって関心が高いポイントだと考えられます。アフターフォローもしっかり行い、女性ならではの細やかな気遣いで、充実したサポート体制を心がけています。お客様と身近に接し、家が完成した後もより良い連携が取れていると好評だそうです。
シングルマザーや働く女性のため、より深く掘り下げた“女性のためのマイホーム”にも取り組む福田さん。「家自体が財産にもなり、賃貸よりも安心で実用的な場合も多いです」と話します。また、住宅ローンの相談や無理のない資金計画、保険の取次にも積極的に関わっています。「私たちの家づくりは、既存の規格を提案するのではなく、全てオーダーメイドで行います。身の丈に合わせて、現実的かつ夢のある家をつくれば、きっと人生が楽しくなるはずです」と話します。夢づくりとライフスタイルをデザインする活動は、まさに“ロマンあふれる仕事”だと言えます。
#chapter3
設立から4年を経て、その取り組みやアプローチが少しずつ認知されてきたという「浪漫ワークス」。「やっとひとつ目の山場を乗り越えたと思っています」と安堵の声を上げながらも、実は次のスタートを切る準備も着々と進めています。「やりたいことは、まだいくつかあるんです」と自信たっぷりの笑顔を見せます。「女性目線」のコンセプトはそのままに、現在の業態だけにとらわれない事業展開を画策しているとのこと。もちろん、これまでの活動においても、歩みを止めることはありません。「図面の打ち合わせをはじめて、家の完成までには半年以上の期間が必要で、建てた後も関係性は終わりません」。アフターフォローやメンテナンスを行いながら、お客様との付き合いは長く続いていきます。「何かあったら、すぐ連絡をいただけるような人間関係と安心感を提供できれば」と、福田さんは優しく微笑みながら、しっかりとした口調で話します。
「『設計事務所』ではなく『ワークス』という名前を採用したのは、仕事の幅を制限したくなかったから。様々な角度から発信できるような“チカラ”になっていきたいですね」。常に新しい目標を持ち日々発展を続ける福田さんと「浪漫ワークス」。そのロマンに満ちた挑戦に今後も目が離せません。
(取材年月:2019年1月)
リンクをコピーしました
Profile
女性が住み心地の良い空間を提案するプロ
福田綾子プロ
建築家
株式会社 浪漫ワークス
新築・リフォームを問わず、個人住宅向けプランの最大の特徴は、機能性を重視した間取りプランニングです。社長が女性ということもあって、主婦目線での生活動線を徹底的に検討いたします。
\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /
掲載専門家について
マイベストプロ長崎に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または長崎文化放送が取材しています。[→審査基準]