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一人一人に合わせた教材でテーラーメイドの指導方法

子供たちの“なぜ?”に答え「考え方」を教える教育のプロ

竹中浩

子供たちの“なぜ?”に答え「考え方」を教える教育のプロ 	竹中浩さん
各大学の赤本

#chapter1

必要な科目と通塾日時を生徒・保護者と一緒に選択。部活と勉強の両立も可能

 趣味が物理・数学・英語の本を読む事で、自己研鑽のため時間があれば、英国BBCや米国ABCのニュースをPodcastで聴いているという「Dr.竹中英数塾」塾長の竹中浩さん。塾名は自身が工学博士でありDr.には医者という意味もある事から「勉強のお医者さん」という想いも込めて命名しました。

 授業は、一人一人の特性に合わせたテキストを選び、理解力や進度に合わせたテーラーメイドの内容で、塾長が責任指導。アルバイト講師のマニュアル的な指導ではありません。丁寧な指導をするために、1クール最大6名という少人数の環境です。「教育に資本主義的な利益の追求は相いれない」という想いから、その子にとって本当に必要な事柄を選択し、本人の希望や竹中さんのアドバイスで時間や受講科目を決め、可能な限り他の習い事や部活との両立が出来る日時を設定しています。

 対象学年は、小学3年生から高校3年生まで。塾生は定期テスト前には「無料対策授業」も受講できます。兄弟姉妹で通塾する場合は「兄弟割引」や「二人目からの入塾金免除」の特典があります。

 元技術者としての考え方を指導方法に取り入れている竹中さん。わからない事はわかるまで追求するという、研究者としての思考が肌にしみついており「難しい問題も解答を見ずにギブアップするまで必ず解く」という姿勢は学生時代から変わっていません。今でも心の中は現役の技術者です。

 成績優秀者だけではなく、不登校の生徒や部活で忙しい生徒など、幅広い層の生徒を指導。夏期講習期間中も遅い時間帯の授業を設定するなど、部活と勉強が両立できるように生徒の置かれている状況を踏まえてクラス編成を行っています。

 大学入試レベルの問題まで、竹中さん自らが実際に問題を解いて「生きた考え方」を解説。マニュアル通りに解説を見て解法をただ教えるのではなく、正答に至る考え方や着想を専門知識に照らし合わせながら、自ら考え抜いた指導方法で丁寧に生徒に伝えていきます。

 生徒と向き合う際の「生徒が何を必要としているのかを最優先で考え、その期待に応えようとする」姿勢は、生徒たちのみならず親との信頼関係をも強くし、高校受験・大学受験・内申書アップを全力で応援しています。

#chapter2

入試に備え「長文読解」「リスニング」にも力を入れる英語指導

 英語は、単に文法事項を説明してテキストの問題を解くだけではなく、入試で大切な「長文対策」を重視。公立高校入試や大学センター試験で必要となる「リスニング」にも力を入れ、発音から指導をしています。

 問題を解いた時に生徒が理解しているかどうかを判断し、間違えてしまった理由がわかるように、竹中さん自らもセンター試験問題の7~8年分程を解き、生徒の状態を見極める判断材料にしているといいます。

 中学3年の1学期に英語が一番苦手だと言っていた生徒が、京都の公立入試では英語で満点を取ったというエピソードもあり、その結果、嫌いだった英語にも自信がつき上位校普通科のトップ3で入学。卒業時にプレゼントされたマグカップを「今でも大切に使っています」と笑顔で語ってくれました。

 人見知りで勉強にも消極的だった中学2年生の生徒が、竹中さんの指導を受ける事により、今では航空関連の仕事に就くという目標もできました。その生徒が塾を離れてからも海外でのインターンシップに応募する際、その紹介人を頼まれた事もあるそうで、現在も親交が続いています。また生徒が所属する吹奏楽部の定期演奏会にも時間が合えば足を運ぶなど、勉強を教えるだけではなく生徒との触れ合いも大切にしています。

竹中浩さん仕事風景

#chapter3

数学は演習が中心。自ら考え、論理的思考を鍛える授業を展開

 数学は、基本的に「自分で頭を使い考えて解く」ことを目標に、公式・定理・解答方法をただ解説して練習させるだけではなく、演習中心の授業で論理的思考を鍛えていきます。おのおのが問題を解いた後に「考え方」を解説。よりわかりやすく生徒に解き方を伝えるために、高校入試問題をすべて一度は自ら解くという竹中さん。マニュアル的な解き方ではなく、ベースとなる「考え方」や「発想」を自分で問題を解いて考えることによって伝えています。

 英語・数学が主な指導になりますが、理科も中学は全範囲、高校においてはセンター試験レベル以上の物理・化学を中心に指導しており、生物・地学は要相談。「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」のすべてのテキストに目を通し、よりわかりやすく生徒に問題を解くための「考え方」を伝えるために日々、自身も研鑽を積んでいます。

 興味を持った事を「知りたい」という気持ちを大切に、夢や目標を持って学び、わかった事を実感していく事が勉強を好きになる秘訣だと語る竹中さん。勉強はその人の一生の財産となり、正しい勉強方法で一生役に立つ学力を身に着けてほしいと願っています。最後に「基本に忠実に、地道に努力する事が成功アップへの近道です」と語ってくれました。

(取材年月:2019年9月)

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竹中浩

子供たちの“なぜ?”に答え「考え方」を教える教育のプロ

竹中浩プロ

塾経営および学習指導

Dr.竹中英数塾

1クール最大6名の少人数制。マニュアル的な教え方ではなく、一人一人に合わせたテキストを用い、生徒の理解やペースに合わせ、塾長が丁寧に責任指導する。

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